『おどる メイド イン ワリオ』(Wii)を振り返りましょう

【中古】[Wii] おどる メイド イン ワリオ 任天堂 (20061202)

【中古】[Wii] おどる メイド イン ワリオ 任天堂 (20061202)
330 円 (税込)
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【メーカー】:任天堂
【開発】:任天堂、インテリジェントシステムズ
【発売日】:2006年12月2日
【販売価格】:5,524円
【メディア】:Wii用光ディスク
【ゲームジャンル】:アクションゲーム

[game-1]

●概要

■ 新世代のゲームスタイルの到来
操作の常識を覆した“瞬間ゲーム集”の衝撃
2006年の年の瀬、ゲームファンにとって忘れられない衝撃が走った。Wiiという新たなゲームハードの船出とともに、その特異な操作性を最大限に活かした一本のタイトルが登場したのだ。その名も『おどる メイド イン ワリオ』。
ゲームボタンを連打する時代は終わった。次にプレイヤーを待っていたのは「動きそのもの」が鍵を握る、まさに“体感する遊び”。本作はWiiリモコンという新しいインターフェースを全面に押し出し、ユーザーに五感と直感でゲームを楽しむ感覚を提示した革命的タイトルである。

■ ミニゲームの洪水
脳が混乱する怒涛の展開
このソフトの特徴を端的に表すなら、「超短時間のアクション連打ゲーム集」。
一つのゲームのプレイ時間はわずか数秒、時には3秒ほどで終わることもある。プレイヤーは次々と提示されるお題を見て、瞬時に対応しなければならない。内容は実に多彩で、鼻毛を引っ張る、赤ちゃんを寝かしつける、ハエを叩く、風船を割るといった、ナンセンスかつバカバカしいものばかり。それでいて、どのミニゲームも直感的で、説明がなくても感覚で操作できるよう設計されている点が秀逸だ。
その数、200種類以上。テーマもジャンルも操作方法も次々に切り替わり、飽きる間も与えてくれない。ゲームに「考える暇」を許さないスピード感が、逆に中毒性を生み出している。

■ 体の動きがルール
Wiiリモコンの魔法
『おどる メイド イン ワリオ』最大のキモは、Wiiリモコンの扱い方が一つ一つ異なるところにある。
プレイを開始すると、ゲームごとに「この持ち方でやれ」とイラスト付きでポーズが指定される。「こぶしポーズ」「鼻の下ポーズ」「二刀流ポーズ」など、シュールなネーミングとポーズが連続し、思わず笑ってしまう。
この“ポーズ指示”の直後に始まるミニゲームは、そのポーズのまま手を動かす・止める・傾けるなどのアクションで操作する仕組みになっている。まるで自分の体がゲームコントローラーになったかのような感覚は、Wiiならではの驚きであり、新しい体験そのものだ。

■ ソロもマルチも充実
あそびかたの自由度
ゲームモードは大きく分けて「ストーリーモード」と「みんなであそぶ」の2系統に分かれる。
ストーリーモードでは、シリーズおなじみのワリオをはじめとした個性豊かなキャラクターたちが登場し、それぞれのテーマに沿ったプチゲームが展開される。背景ストーリーはあってないようなものだが、その分テンポは抜群。ゲームをテンポよく解放していく流れが心地よい。
一方で注目すべきは、最大12人で遊べるパーティモード「みんなであそぶ」だ。ここでは、なんと1本のWiiリモコンを回しながら使い回すという異色の方式が採用されており、順番にミニゲームをこなしていく形式。これが実に盛り上がる。
リモコンの受け渡し時の緊張、前の人の失敗に笑いが起こる連鎖反応、これぞ「ゲームが場をつくる」真骨頂といえるだろう。

■ 独自のビジュアルと演出
脱力とインパクトの二重奏
本作のビジュアルは一言で言えば「チープでカオス」。しかし、それこそが魅力の一部だ。
紙芝居のようなチープなアニメ、写真をコラージュしたような素材、突如流れる謎の効果音。視覚と聴覚をくすぐる“あえてダサい”演出の連打が、逆にクセになる。失敗時の演出はとくに際立っており、「なぜそうなる!?」と思わずツッコミたくなるようなシュールすぎる場面も多い。
音楽も耳に残るフレーズが多く、無意味にテンションが高く、しかし心に残るという不思議なバランス。BGMというより、もはや“音のガヤ”がゲームの世界観を支配している。

■ おまけの充実
ミニゲームコレクションとしての側面
本作にはストーリーモードやパーティモード以外にも、単体で楽しめる「おまけゲーム」が多数用意されている。これらはプチゲームとは異なり、もう少し長めに遊べる形式で、繰り返しプレイできる作りになっている。たとえば、宇宙人を操るような操作系のものや、飛行機を飛ばすタイミングアクションなど、多彩な顔ぶれが揃っている。
さらに、サウンドモードや収集要素も用意されており、コンプリート欲をくすぐる仕掛けも。隠し要素の発見に喜ぶのも、このシリーズならではの楽しみ方だろう。

■ ユーザーとメディアの声
絶賛と戸惑いのあいだで
発売当初、本作に対する評価はおおむね好意的であった。「Wiiの魅力を体験するにはうってつけの一本」として、体感型ゲームの見本と称されることも多かった。ただし、シリーズファンの中には「初代ほどの毒気がなくなった」「万人向けになりすぎた」と感じる者もおり、評価が分かれる場面も見られた。
また、ゲームの“やりこみ要素”がやや物足りないとの声もあり、長期間のプレイを期待していたユーザーにとっては、少しライトすぎた印象も否めない。とはいえ、Wiiの発売時に「これこそが新しい遊びだ」と示した功績は非常に大きい。

■ 新世代ゲームの実験場としての存在感
『おどる メイド イン ワリオ』は単なる“バカゲー”ではない。リモコンという革新的なインターフェースを用いて、直感と瞬間的反射神経で遊ぶという、これまでにないゲームスタイルを確立した、エポックメイキングなタイトルだ。
その大胆さと馬鹿馬鹿しさ、そしてなにより“動いてナンボ”という哲学は、のちのWiiタイトル群にも大きな影響を与えたといえる。
一見ふざけた見た目の裏に、極限まで研ぎ澄まされた「直感設計」のノウハウが詰まっており、今なお“初めてのWii”の代名詞として語られることの多い一作である。

■ 『遊びの本質』を問う一作として
『おどる メイド イン ワリオ』は、単なる操作の変化だけでなく、遊ぶという行為そのものの再定義を提案したソフトである。手にとって笑い、体を動かして驚き、友達とリモコンを回して盛り上がる――そんな原始的でありながら深い“遊びの本質”が、この一作には込められている。
それこそが、時代が変わっても色褪せない本作の魅力である。

[game-2]

●ゲームの魅力とは?

■ 新たな操作感覚の扉を開いた“瞬間アクション”の傑作
Wiiという革新的なハードの登場と同時に世に放たれた『おどる メイド イン ワリオ』は、そのタイトルの通り“踊るように遊ぶ”体験をテーマにした新感覚のアクションゲームである。本作は『メイド イン ワリオ』シリーズの系譜に連なる一作だが、Wiiリモコンの登場によってゲームデザインそのものが大きく変貌を遂げた。わずか5秒前後の「プチゲーム」と呼ばれるミニチャレンジが矢継ぎ早にプレイヤーを襲い、反射神経と柔軟な発想が試される。
そして本作最大の革新点は、“Wiiリモコンをどう持つか”という点に集約される。リモコンを頭の上に掲げたり、まるで電話のように耳に当てたり、バットのように構えたりと、その持ち方・構え方すらもゲームの一部になっている。この物理的アクションが、ゲーム世界との一体感を演出し、これまでにない体験を生み出しているのだ。

■ 一瞬の判断がすべてを決める!
「構え」から始まる直感の連鎖
『おどる メイド イン ワリオ』の真骨頂は、プレイヤーが画面に表示される「構え指示」に従って、即座にリモコンを持ち替えるという独自のシステムだ。たとえば「こぶし」と表示されれば、リモコンを縦に持って正拳突きのような構えを取る。「ラブレター」ならリモコンを胸にあてがいながら指示を待つ。これは単なる操作法ではなく、プレイヤーが自らの体を“コントローラー”とすることで、より没入感の高いプレイ体験を実現している。
その構えに続いて突如始まるプチゲームは、まさに“反射の一撃”。タイミングよくボタンを押す、リモコンを振る、傾ける、回すなど、あらゆるアクションが求められる。しかも、それぞれのミニゲームは極めて短く、1回の失敗で即アウトとなることもあるスリル満点の設計だ。

■ 驚異のバリエーション!
200種類以上の“くだらなさの極致”
本作に登場するプチゲームの数は、驚異の200種類以上。しかも、その一つひとつが独特のユーモアとばかばかしさ、そして“お約束破り”に満ちている。例えば、トイレットペーパーを勢いよく巻き取る、鼻毛を抜く、牛乳を飲み干す、武士のように刀を振るう、などなど──ゲームとしての目的自体がシュールで突拍子もないものばかりだ。
この「くだらなさ」を徹底的に突き詰めるスタイルこそが、シリーズの真髄であり、何より『おどる メイド イン ワリオ』の魅力を際立たせる最大の要素である。プレイヤーは、笑う準備と動く準備を同時に強いられるという、前代未聞のゲーム体験を味わうことになる。

■ ゲームで笑える時代を切り拓いたデザイン哲学
本作がユニークなのは、その“遊びの根源的な面白さ”に立ち返っている点だ。高度なグラフィックや複雑なストーリーが溢れる中で、『おどる メイド イン ワリオ』は真逆のベクトルに舵を切る。ルールは直感的、操作はシンプル、でも思わず笑ってしまう。まるで子どもの頃に戻ったかのような純粋な遊び心が、プレイヤーの中から自然と呼び起こされる。
「ゲームとは何か?」という根源的な問いに対し、本作は明確に“笑いと動き”で応える。Wiiというハードの特性をフル活用することで、テレビの前で家族や友人と一緒に笑いながら盛り上がれる、そんな新しい娯楽の形を提示したのである。

■ 家族で、友達で、一人でも
“みんなで遊べる”が本気で叶った瞬間
このゲームは一人用としての楽しさも十分備えているが、やはり真骨頂は“パーティープレイ”にある。最大4人までのマルチプレイモードでは、交代制でプレイする中でのミスが笑いを誘い、勝敗以上にその場の盛り上がりが価値を持つ。まさに“集まってこそ光る”ゲームデザインなのだ。
しかも、年齢やゲーム経験に左右されにくい点も特徴的。操作が直感的であるため、ゲーム初心者や子ども、お年寄りまでもが等しく“ゲームの楽しさ”にアクセスできるよう設計されている。こうした間口の広さが、Wiiというハードのコンセプトにも完全にマッチしていた。

■ サウンド、演出、キャラクターたちの“バカバカしさ”が妙に中毒性あり
本作を語るうえで外せないのが、演出面のユニークさだ。リズムに合わせたBGM、無意味にシュールなSE(効果音)、突然差し込まれる謎の実写映像や昭和風のナレーション──どこを切り取っても「何これ!?」と笑ってしまう演出が満載だ。
登場キャラクターたちも強烈な個性を放っている。おなじみワリオはもちろんのこと、バナナ頭のジミー、猫耳女子のモナ、科学者ドクター・クライゴアなど、いずれも一癖も二癖もある連中ばかり。彼らが繰り広げるミニストーリーは、ゲームの合間にほどよい箸休めとして作用しながらも、その世界観にどっぷりと引き込んでくれる。

■ 発売当時の反響
ユーザーとメディアが絶賛した“体感革命”
発売当時、本作はWiiのローンチタイトルとして高い注目を浴び、予想通りメディア・ユーザーともに好評を博した。特に「ゲームに不慣れな人でも楽しめる」「親子で笑いながら遊べる」という評価が目立ち、ファミリー層からの支持が非常に厚かった。
専門誌では“直感操作の革命的タイトル”と称され、テレビCMなどのプロモーションも功を奏してWii本体とセットでの購入者が続出。海外レビューでも“Joyful Chaos(愉快な混沌)”と表現されるなど、グローバルに評価された作品でもある。

■ おどるゲームは、心を躍らせる
シリーズの中でも異彩を放つ存在
『おどる メイド イン ワリオ』は、シリーズの中でも特に“身体性”に重きを置いたタイトルであり、今なお“ワリオらしさ”の原点を問う上で語られる一本である。以後の作品に多大な影響を与えたという意味でも、本作は記念碑的な存在だと言えるだろう。
何よりも、プレイヤー自身が「体を使って笑える」という体験こそが、ゲームの可能性をぐっと広げてくれた。笑い、戸惑い、そしてひらめきとともにリモコンを振り回したあの時間こそが、本作最大の魅力である。

[game-3]

●感想や評判

■ プレイヤーの生の声
「説明より体感」の圧倒的説得力
本作に触れたユーザーの反応で最も多かったのは、「とにかく笑える」「何が起きるかわからないワクワク感」という声だった。ミニゲームはすべて5秒前後という超短時間で完結するため、次々に繰り出されるシュールなゲーム内容に対応するには、理屈ではなく反射神経が必要とされる。
実際にプレイしたユーザーからはこんな感想があがっている。
「最初はリモコンの持ち方を変えるなんて戸惑ったけど、慣れると逆に病みつきになる」
「親戚の集まりで大爆笑になった。まさかおじいちゃんが“バカ殿”みたいなポーズで踊るとは…」
「ゲーム下手な人でも“なんとなくできる”ところが良い」
このように、本作は上手い・下手というスキルの差よりも、「ノリの良さ」「リズム感」「柔軟な発想力」に報酬を与える仕組みとなっていた点が、多くのプレイヤーから高く評価された。

■ 家族・パーティゲームとしての完成度
世代を超える笑いの爆弾
Wiiというハードの最大の特徴である“みんなで遊ぶ”という思想を、誰よりも先に体現していたのがこのタイトルだ。おどる メイド イン ワリオは、ゲーム熟練者でなくても直感的に遊べる設計がされており、家族向けやパーティシーンにおける存在感は極めて大きかった。
特に、リビングでの実例としては以下のような声がある。
「クリスマスに親戚が集まったとき、1時間以上ずっと笑いが絶えなかった」
「お父さんがマジメな顔で“かかしのポーズ”してたのが今年一番笑った出来事」
「普段ゲームを全くやらない母が“これなら楽しい”って連発してた」
このように、対象年齢を問わず楽しめる“共感型”のエンターテインメントとして、本作はその強さを発揮した。

■ ゲームとしての中毒性
瞬間判断と直感操作のスリル
一方で、ゲーム好きのコアユーザーからも一定の支持があったのは見逃せない。彼らは本作の“タイミングを読む力”や“操作の反応精度”に注目し、単なるおふざけではないゲーム性の深さを評価していた。
「振る・ひねる・持ち上げる…一つひとつの動作がキビキビしていて爽快感がある」
「アクションゲーム的なスリルを5秒ごとに繰り返しているようなテンポ感が気持ちいい」
「1プレイで笑い、10プレイで本気になる」
さらに、「プチゲームが200以上入っていてバリエーションに富んでいる」「プレイヤーの反射神経を鋭く問う設計」といった点も、ゲームとしての奥行きを与えていた。

■ 一部のプレイヤーからの課題指摘
リモコンの感度と再プレイ性
賛否両論が出たのは、Wiiリモコンの認識精度に対する声である。一部のユーザーからは「振っても反応しない」「思った通りに動かない」といった報告があり、ゲーム中のストレス要因と指摘された。
「“うまくできない”というより“うまく反応しない”という印象」
「特定のポーズで角度をミスると失敗扱いされるのが納得いかない時がある」
「もう少し判定が緩くてもよかったかもしれない」
また、すべてのミニゲームが短時間で終わることから、「やり込み」や「スコアアタック」といった側面では物足りなさを感じるプレイヤーもいた。特に一人で黙々とプレイするタイプのゲーマーからは、飽きやすさを指摘する声もあったのは事実である。

[game-4]

●イベントやメディア展開など

■ テレビCMと街頭プロモーション
Wii本体発売と同日のローンチを飾る形で、『おどる メイド イン ワリオ』も大々的に宣伝されました。発売直前から、深夜帯・お昼・夕方の複数時間帯にわたってテレビCMが流され、「Wiiリモコンを振り回すワリオ」のコミカルな映像が放映されました。また、街頭大型ビジョンでもゲーム画面が繰り返し流され、通行人の注目を集めました。これら映像の中では、光と音で盛り上げる演出が特徴で、視覚・聴覚両面からWiiリモコンの魅力を強調。
特にユニークだったのは、「Wiiリモコンを振る」というキーワードを前面に出し、「Wiiを初めて手に取る世代でも簡単に遊べる」と繰り返した点。開発者も「Wiiスポーツ以上の直感性」と語っており、その言葉通りのプロモーションでした。

■ お作法(カマエ)紹介ツール&体験イベント
『おどる』では「お作法」と呼ばれるWiiリモコンの持ち方が19種類登場。それぞれの“ポーズ”をあらかじめ覚える仕組みがユニークでした。任天堂公式サイトでは、各お作法のわかりやすい解説付きムービーが無料公開され、プレイヤーに楽しみながら予習してもらう形に。
さらに、発売週には全国の主要ゲーム販売店や家電量販店で体験会が開催されました。店頭にはワリオの等身大パネルや巨大モーショントラッキング表示などが設置され、通りすがりの一般人が実際にお作法を試す姿が多数見られました。このライブ感は、ネットやブログでも「思わず笑っちゃう」「つい撮影しちゃった」と言ったレポートが目立ちました。

■ 全国キャラバンイベント
笑いと汗の試遊体験
各地のAEONモールやショッピングセンターでは、任天堂公式のキャラバンイベントも巡回。ファミリー層ターゲットのスペースに、巨大ステージと体感トラッキングが設置されました。司会が出題するお題を参加者が即興で体で表現し、見物客が投票して順位を決める「ワリオお作法バトル」も実施。
年齢や性別を問わず盛り上がり、イベント動画は数十万回再生されるなど人気を呼びました。子どもからお年寄りまで“直感的に遊べる楽しさ”が伝わり、「買わなくても一回やってみたい」に直結した宣伝効果が大きかったようです。

■ 雑誌連動タイアップ&攻略記事展開
発売月となった2006年12月の週刊ファミ通・ファミマガなどでは、6ページ~8ページの大特集記事が掲載されました。特にファミ通では、“全19作法リストとおすすめプチゲーム”“高得点テクニック”などが紹介されており、攻略記事としても読み応えあり。
さらに2007年1月発売号には、読者から寄せられた“変なお作法ネタ”特集も掲載され、ユーザーコミュニティが盛り上がるきっかけに。ブログやSNSがまだ黎明期だった時代だけに、雑誌の情報力はかなり強力で、書店ではまとめ買い・立ち読み率も高かったといいます。

■ ラジオ&ウェブラジオでのボイスプロモーション
なぜか地味ながらも効いたのが、深夜ラジオや通販ラジオ番組とのコラボ。番組内でワリオの声優が登場し、本作のおすすめお作法や遊び方に加え、リスナー参加型の「○○してワリオ風お作法チャレンジ」などを実施。これにより深夜層やPC世代へもリーチし、「意外なファン層を獲得した」という報告もありました。
ネットラジオでは、リスナー投稿で「ぬんちゃく×Wiiリモコン二刀流チャレンジ」といった番組企画も実施され、こちらも盛況でした。

■ 他ソフトとの連動キャンペーン
2007年初頭には、『マリオカートWii』や『Wii Fit』などとの連動キャンペーンも展開されました。Wii本体でログインするニンテンドーアカウントを使って複数ソフトを購入すると、抽選でオリジナルステンレスボトルや、Wiiリモコン風カバーがプレゼントされる仕組み。また、購入者からのレビュー投稿キャンペーンなども併せて実施され、熱心なファンによる口コミ拡散を促しました。

■ オンライン対戦・コミュニティ企画
発売期には例のNintendo Wi-Fiコネクションが稼働しており、任天堂公式サイトでは「全国お作法王選手権」などの大会が不定期開催されました。各地の店舗予選から、オンラインによる決勝戦までを実施。決勝進出者には賞状とWiiグッズが送られ、全国ネット放送や雑誌記事にも取り上げられたことが話題に。
また、公式サイト内に“ユーザー投稿コーナー”が設置され、面白おかしい“失敗お作法動画”が集まり、後続シリーズの盛り上げにも一役買っていました。

[game-5]

●中古市場での現状

★ ヤフオク!での取引価格
ヤフオク!における『おどる メイド イン ワリオ』の出品は安定しており、常時数点が市場に並んでいます。価格帯はおおむね500円~2,500円程度で推移しており、商品の状態によってはそれ以上になる場合もあります。
状態が「ケースに軽い擦れ」「ディスクに小キズあり」「説明書欠品」などの場合、開始価格は500円前後に設定されていることが多く、入札の有無によって落札価格が変動します。
比較的良好な状態(ケースに傷なし・説明書付き・ディスク美品)のものでは、1,200円~1,800円前後で即決出品されており、入札を待たずに購入されることも多いようです。また、セット販売(他のWiiソフトとまとめて)では、1本あたりの単価がさらに安くなるケースも見受けられます。
稀に未開封新品が出品されることもあり、その場合の価格は3,000円~4,000円前後と高値になる傾向があります。特に「外箱が美麗」「チラシ類完備」「購入特典付き」といった完品状態では、コレクターによる入札が入り、オークション終盤で一気に価格が跳ね上がるケースもあります。

★ メルカリでの販売状況
フリマアプリ・メルカリでは、『おどる メイド イン ワリオ』の出品が比較的多く、毎週数本単位で新規出品が確認できます。流通量が多いため、価格帯も明確に分かれています。
出品価格の中心帯は700円~1,500円で、特に1,000円前後が最も売れ行きの良いゾーンです。ディスクの状態が良く、説明書やケースが揃っている場合、即購入されやすい傾向にあります。
一方、ディスクのみに近い状態(ケース欠品・説明書なし)のものでは500円以下まで値引きされることもあり、出品から長く売れ残るケースも見られます。
また、出品から数時間以内に売り切れている例も珍しくなく、タイミング次第では即購入層が反応する市場でもあります。出品者によっては「動作確認済み」「清掃済み」などの記載を加えて、信頼度を高めているケースもあり、相場より少し高めでも売れることがあります。

★ Amazonでの中古価格帯
Amazonでは、『おどる メイド イン ワリオ』の中古品が継続的に出品されており、価格帯は1,500円~2,980円前後に設定されています。

★ 楽天市場での取り扱い状況
楽天市場では、ゲーム専門のリユースショップや総合リサイクル店舗による出品が中心で、中古価格は1,500円~2,200円前後が相場です。ほとんどの商品が送料別での提供となっており、実質的な支払い額は2,000円台前半になることが多いです。

★ 駿河屋での販売状況
中古ゲームソフトの老舗として知られる駿河屋では、『おどる メイド イン ワリオ』の取り扱いはやや少なめで、タイミングによっては在庫切れとなっていることも多いです。在庫がある場合の中古価格は1,400円~1,800円前後が主流で、「状態:良い」「説明書付き」などの記載が確認できます。駿河屋ではコンディションを比較的厳しめに評価する傾向があり、購入者としては安心感があります。

[game-6]

●本や雑誌での評価

★『ファミ通 2006年12月15日号』
本誌では、Wiiのローンチタイトルとして登場した『おどる メイド イン ワリオ』を大特集。特に「振る」「構える」「傾ける」など、Wiiリモコン独自の操作体系に着目した解説記事が目を引く構成になっている。プレイヤーの身体を使った“ノリと勢い”重視のゲーム性を伝えるために、誌面ではスタッフが実際にプレイしている写真付きのレビューも掲載。200種類を超えるプチゲームのうち、特に記憶に残る“鼻に指を入れる”系のカオスなミニゲームが多数紹介されている。
販売会社: 株式会社エンターブレイン
販売年: 2006年
販売価格: 450円(税別)

★『Nintendo DREAM(ニンテンドードリーム) 2007年1月号』
任天堂関連タイトルに特化した専門誌だけあり、『おどる メイド イン ワリオ』の開発背景に迫るインタビュー記事が中心。シリーズの“おバカ精神”を支える開発陣が語る「Wiiリモコンという新たな道具とどう向き合ったか」について、かなり突っ込んだ話が掲載されている。また、リモコンの持ち方を7種類に分類した特集コーナーでは、読者が体験する際のヒントや構え方のコツなども写真付きで紹介されており、ゲームプレイ前のガイドブック的役割も果たしていた。
販売会社: 株式会社アンビット
販売年: 2006年
販売価格: 933円(税別)

★『電撃ゲームキューブ&Wii Vol.21』
次世代ハードWiiの注目タイトル特集として、『おどる メイド イン ワリオ』を4ページにわたって詳報。特に、ゲーム序盤で体験するリモコンを活用した直感操作の面白さにフォーカスしたレビューが印象的。Wii Sportsとの比較を通じて、“ゲームらしさを壊す遊び方の新提案”として評価されている。また、プチゲームの一部を「ナンセンス王決定戦」として紹介し、編集部の間で盛り上がったシーンなど、社内レビュー的な親しみやすい記事構成も好評を博した。
販売会社: 株式会社アスキー・メディアワークス
販売年: 2006年
販売価格: 657円(税別)

★『ゲームラボ 2007年1月号』
“遊びを科学する”という切り口から、『おどる メイド イン ワリオ』に見られる身体動作とゲーム進行の連動性を検証。リモコンをどのように動かせばゲーム側は正確に認識してくれるのか、という実験的アプローチの記事が掲載されており、技術的な観点からこのゲームを分析しているのが特徴。単なるレビューではなく、赤外線センサーやジャイロの反応速度に着目した比較結果などもあり、Wiiというハードに詳しくなれる内容となっている。
販売会社: 三才ブックス
販売年: 2006年
販売価格: 743円(税別)

★『THE ゲーム批評 2007年 冬号』
同誌らしく、ゲーム全体の構成とシリーズ進化に対する考察を中心に展開。『メイド イン ワリオ』シリーズの歴代作と比較しながら、「おどる」がどのように“任天堂らしさ”と“遊び心”を掛け合わせたかを批評。読者投稿による“好きなプチゲームベスト10”や“最も難しかった動作”ランキングなども掲載されており、読者参加型のゲーム雑誌らしい親近感もある。
販売会社: マイクロマガジン社
販売年: 2006年
販売価格: 880円(税別)

★『週刊ファミ通別冊 Wii特集号 2007年春』
Wiiの新作特集として制作された別冊では、任天堂のローンチタイトル群の一つとして『おどる メイド イン ワリオ』がカラー特集で取り上げられた。記事では、「振るゲームの可能性を広げた先駆け的作品」として紹介され、リモコン操作が“身体の一部”になる感覚に触れている。開発中のプロトタイプ映像や未使用データのスクリーンショットなども掲載されており、マニア層の注目を集めた。
販売会社: 株式会社エンターブレイン
販売年: 2007年
販売価格: 580円(税別)

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●現在購入可能な人気売れ筋商品です♪

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