
【中古】Xbox360 真・三國無双4 Empires
【メーカー】:コーエー
【開発】:コーエー
【発売日】:2005年12月22日
【販売価格】:7,800円
【メディア】:DVD-ROM
【ゲームジャンル】:アクションゲーム
●概要
■ 英雄たちの戦場を一枚に凝縮
2005年の年末、次世代機Xbox 360の登場とともに、コーエーはその性能を活かしたタイトルの一つとして『真・三國無双4 Special』を世に送り出した。本作は、PlayStation 2で展開されていた『真・三國無双4』と、その拡張版である『猛将伝』の要素を一つにまとめ、ハードのパワーを活用して再構築されたワンディスクパッケージである。その中身は一見、”集大成”というにふさわしい構成でありながらも、ファンの間ではある種の“惜しさ”を伴って語られることも多い。
■ グラフィックと演出の進化
次世代機の力を実感
本作最大の進化点は、グラフィック処理能力の飛躍にある。Xbox 360の性能を活かし、PS2版とは段違いのビジュアルを実現。テクスチャの精細化、陰影処理の向上、ワイドスクリーンに対応したUIレイアウトなど、まさに「一歩先の無双」を体感できる設計となっている。
これまで処理落ちや“ステルス兵士”(プレイヤーから見えない距離で敵が突然出現する現象)に悩まされていたユーザーも、本作ではよりスムーズなアクションを楽しむことができる。戦場にはかつてないほどの敵兵が群がり、プレイヤーはまさに「一騎当千」の感覚を肌で味わえる。
■ 追加モード「外伝」「修羅」の魅力
『Special』版には、拡張版『猛将伝』で新たに加えられた2つの特別なモードが収録されている。一つは「外伝モード」。これは既存の武将たちが本編とは異なる形で活躍する、いわば“もしも”の物語を描いたものだ。史実とは異なる展開で描かれるストーリーに、キャラクターの新たな一面が垣間見えるのが魅力である。
もう一つは「修羅モード」。こちらは極限まで高められた難易度のなか、プレイヤーが戦場を生き抜くサバイバル的な体験を味わえる特別なモードだ。アイテム収集やスコアアタック的な楽しみもあり、戦いの中で自分の限界に挑む快感がある。
■ 二つの主要モードの欠落がもたらす“物足りなさ”
とはいえ、この『Special』には明確な欠点も存在する。PS2版『猛将伝』で高い評価を得ていた「立志モード」と「エディットモード」が本作には含まれていないのだ。
立志モードは一人の無名の兵士として始まり、武勲を重ねて将軍へと成長していくという、いわば武将育成RPGとも言える奥深いコンテンツだった。物語の展開や育成要素の多様性に富んでおり、多くのユーザーから好評を博していた。
また、エディットモードもまた、プレイヤーが自由に武将を作成し、自分だけの英雄を戦場に立たせられるユニークな要素であり、創造の自由がゲームの魅力を広げていた。これらが削除されてしまったことで、「集大成」としての完成度に一抹の寂しさを感じるプレイヤーは少なくない。
■ ワンディスク化の功罪
Xbox 360版は1枚のディスクに本編と拡張要素を詰め込んでいることがセールスポイントである一方、前述の通りいくつかのモードが未収録となっている。これは容量や開発工数の関係で仕方ない面もあったかもしれないが、既存のファンにとっては「完全版」とは言いがたい点が否めない。
特に立志・エディット両モードがないことに対して、「手抜きではないか」「単なる統合ソフトに過ぎない」とする声もあった。ただ、それを補って余りある快適性や処理性能、ビジュアルの美麗さは、Xbox 360というハードの力を感じさせる部分でもある。
■ 操作性・戦闘バランスの再調整
本作では敵AIの調整や、各武将のアクション性能にも一定の改良が加えられている。PS2版において、やや単調に感じられていた一部の武将の攻撃モーションも、本作ではより自然かつスピーディに変化している。
また、攻撃を繋げやすくなっていたり、無双ゲージの蓄積速度が調整されていたりと、戦場での駆け引きがよりスリリングに。難易度バランスも「イージーでは物足りず、ハードではやりごたえがある」といった具合に、ユーザーの腕前に応じた楽しみ方ができるようチューニングされている。
■ Xbox Live未対応による制約
本作はXbox 360対応タイトルであるが、Xbox Liveに対応したオンライン対戦やランキング機能などは未実装である。当時の技術的制限や市場の整備状況を鑑みれば無理のない選択ではあるものの、現代のユーザー視点で見れば「惜しい」の一言に尽きる。
オンライン要素があれば、外伝モードで他プレイヤーと共闘したり、修羅モードでスコアを競ったりと、さらに遊びの幅が広がっていたであろう。
■ 美しさとスピードの融合、だが惜しさも残る“特別版”
『真・三國無双4 Special』は、グラフィックの強化と処理能力の向上によって、アクションゲームとしての快適さを大幅に向上させた作品である。Xbox 360という新しい土俵で無双シリーズの可能性を示したという意味で、本作の意義は非常に大きい。
しかしながら、モード削除によるボリュームダウン感は否定できず、“究極の決定版”と呼ぶにはやや届かない印象も残る。それでも、純粋に戦場での爽快感や、群がる敵をなぎ倒すカタルシスを求めるプレイヤーにとっては、確かな満足を得られる一作であることに違いはない。
●ゲームの魅力とは?
■ 大軍を相手に一騎当千!
究極進化した無双アクションの爽快感
『真・三國無双』シリーズが長年にわたって愛され続けている理由は、なんといっても「一人で敵軍を薙ぎ倒す快感」に尽きる。『Special』版では、この基本的なゲーム体験が次世代機の力によってさらに昇華された。
まず、画面に表示される敵兵の数が大幅に増加。PS2版で課題となっていた「ステルス現象」(突然敵が目の前に出現する現象)は、Xbox 360の高処理能力によって大きく改善され、まるで本物の戦場に身を投じたかのような緊張感と迫力が実現されている。敵兵の群れを武将一人でなぎ倒すその手応えには、言葉では語り尽くせない達成感がある。
■ グラフィック強化で臨場感倍増!
武将たちの存在感も際立つ
360版最大の魅力のひとつは、画質の飛躍的な向上だ。キャラクターの肌や衣装の質感、戦場の地形表現、光と影の演出に至るまで、あらゆる面で大幅にブラッシュアップされている。
特に注目すべきは、武将たちの表情やモーションの精細化。趙雲や関羽、曹操などの名だたる英雄たちが、血肉を持った“人間”として戦場を駆ける姿には、シリーズファンなら誰もが心を打たれるはず。名台詞のボイスとともに繰り出す必殺技は、まるで英雄譚の1ページを彩るような演出になっている。
■ 戦術も戦略も自由自在!
やり込み要素満載のモード群
この『Special』には、通常のストーリーモードだけでなく、さまざまなやり込みモードが追加されていることも大きな魅力だ。
特に人気を博したのが「立志モード」。このモードでは、無名の兵士からスタートし、武功を重ねて名将へと出世していくという成り上がりの物語が楽しめる。プレイヤーの行動によって能力が成長し、進むルートや評価が変化するため、プレイするたびに新しい物語が生まれる。
また、「修羅モード」では高難度の連戦に挑むことができ、腕に覚えのあるプレイヤーにとっては絶好の挑戦の場となる。緊迫感あふれるバトルの連続に、手汗が止まらないスリルを味わえる。
■ プレイヤーの分身を育て上げろ!
充実のエディット武将システム
『Special』では、オリジナルキャラを作成できる「エディットモード」も搭載されている。顔、衣装、武器、戦闘スタイルなどを細かく設定でき、自分だけの無双武将を作る楽しみがある。
このエディットキャラは「立志モード」と連動して使用可能であり、単なるアバターにとどまらず、自分だけの物語を戦場に刻むことができる。まさにロールプレイング的な没入感がこのモードを支えている。
■ 圧倒的な読み込み速度
処理の安定性でストレスフリー
PS2版では、処理落ちや長めのロード時間がややストレスになる場面もあった。しかし『Special』では、ハード性能の恩恵により、ロード時間は短縮され、戦場での動きも滑らかに。
大量の敵が画面を埋め尽くしても処理が止まることは少なく、爽快なアクションが途切れずに楽しめる。これにより、テンポよく次の戦闘に臨める設計となっており、ゲームプレイの没入感を損なわない。
●感想や評判
■ プレイヤーの生の声
「次世代機で蘇った真・三國無双」
実際にプレイしたユーザーの多くは、まず第一に「処理落ちの激減」に驚いていた。PlayStation 2版では、敵が多く出現する場面やエフェクトが重なるタイミングで動作が重くなることが頻繁にあったが、本作ではそれがほとんど解消され、スムーズなゲームプレイが可能になった。
また、エフェクトの派手さやキャラクターの質感、戦場の臨場感など、グラフィックの向上による没入感の高さも評価ポイントだった。
プレイヤーの主な意見:
「敵がワラワラ出てきてこそ無双、まさにその理想形が体現されている」
「グラフィックが綺麗になって立志モードに没頭できた」
「修羅モードの緊張感が病みつきになる」
ただし、一部のファンからは「既に4や猛将伝をやり込んでいたため新鮮味が薄い」という声もあり、新規ユーザーとリピーターで評価に差が出ている印象もある。
■ メディアの採点と雑誌レビュー
「丁寧な調整と進化を実感」
ゲーム雑誌各誌においても、本作は好意的な評価を受けている。とくに処理能力の向上により、敵キャラの表示数が大幅に増加し、戦場のスケール感が一段とアップした点は多くの誌面で絶賛された。
★『ファミ通』の評価
『ファミ通』では、40点満点中「32点」というスコアを獲得。「4と猛将伝の内容をワンディスクに収めたお得感」「次世代機としての表現力」を高く評価しつつ、「革新性に乏しい」という批判的なコメントも記載されていた。
★『Xbox Magazine Japan』のレビュー
Xbox専門誌ではよりポジティブな反応が多く、特に「無双シリーズ初心者への導入としてベスト」との評価がなされていた。高フレームレート、広い画面構成、快適なレスポンスがXbox 360ユーザーに合っているという分析も興味深い。
■ PS2版とXbox 360版の違い
プレイヤーとメディアが揃って評価したのは、やはり「処理の最適化」だった。PS2版において難点だった「ステルス兵」(処理落ちで画面に表示されない敵兵)が、360版ではほぼ解消されている。
また、ハイビジョン出力対応となり、視認性が大幅に改善。キャラクターの動きや武器のエフェクトがはっきりと表示されることで、アクションの手応えが格段に向上したとの報告も多数ある。
エディット武将に関しても、「作ったキャラで立志モードを攻略していく流れが病みつきになる」といった声が多く見られ、育成と攻略の両輪を楽しめる仕様が評価されている。
■ 攻略性とやり込み要素の深さ
『Special』の特徴のひとつに「立志モード」と「修羅モード」の存在がある。とくに立志モードは、ひとりの無名武将が戦場で名を上げていくという育成型の流れがあり、プレイヤーの没入感を誘った。
修羅モードでは、一定の条件下で敵を撃破しながら進むことが求められ、難易度の高さも相まって上級者向けのチャレンジコンテンツとして人気が高い。敵AIの行動パターンも強化されており、単調に敵を倒すだけのゲームとは一線を画しているとの見解もある。
また、収録キャラも豊富で、個々の武将に応じた戦い方ができることから、「好きなキャラにこだわってプレイする」スタイルも根強い。
●イベントやメディア展開など
■ 店頭プロモーション
非売品ポスター&体験試遊会
量販店では非売品のB2ポスターが配布され、Xbox 360本体およびソフトの店頭が「黄×緑」の統一色で彩られました 。また、各地のショッピングモールや家電量販店では体験コーナーが設置され、HD高画質の大画面で“無双”の爽快感を体感する機会を提供。ユーザーアンケートを通じて感触のフィードバックが集まり、後日のダイレクトマーケティングに活かされたとされています。
■ ゲーム誌&メディアとのタイアップ
多数のゲーム雑誌で大型広告や特集が組まれ、さらに開発者インタビューや隠し要素紹介など、読み物としての価値も高めました。初回購入特典として、誌面ではXbox 360版に追加された“修羅”や“外伝”モードの攻略チャートが独占掲載され、読者の注目を集めました。
■ 東京ゲームショウなど展示会での露出
コーエーブースでは、Xbox 360版『Special』の専用ステージが組まれ、試遊プレイのデモンストレーションやミニトークを実施。来場者には記念ステッカーやビジュアルパンフレットを配布し、当日の人だかりは他作品と比べてもひけを取らないほどの注目ぶりでした。
■ オンラインキャンペーン
メールマガジン&公式サイト
GameCity公式サイトでは特設ページを用意し、プレイアブル武将や新モードを紹介するムービートレーラーを配信。さらに、メールマガジン会員には週替わりで「Xbox 360移植版の魅力」や開発秘話を配信し、発売日までのエンゲージメントを高めました。
■ コーエーネット「RentaNet」との連携販促
当時スタートしたゲームレンタルサービスRentaNetでは、発売当初よりXbox 360版『Special』がレンタル対象に。PS2版を未プレイのライトユーザーを、気軽な試遊体験から本購入へと促すクロスプロモーションが展開されました。
●中古市場での現状
★ ヤフオク!での取引価格
ヤフオク!では『真・三國無双4 Special』の中古ソフトが1,500円~3,800円前後で出品・落札されています。
状態が「ケースに傷あり」「説明書欠品」などの場合は1,500円前後からスタート。
比較的状態の良いものでは即決2,800円~3,500円で出品されている例が見受けられます。
出品数は常に数点程度と少数ながら安定しており、コレクター層による入札もあるため、終了直前で値が跳ね上がる傾向も。
また、未開封の新品が稀に出品されており、その場合は4,000円前後の値が付くこともあります。外箱の状態や付属のチラシなど、細かなコンディションが価格に影響する点が特徴です。
★ メルカリでの販売状況
フリマアプリのメルカリでは、比較的流通数が多く、出品価格は1,800円~3,200円前後が中心帯です。
最も多いのは2,000円~2,500円の価格帯で、数日以内に売れている実績が豊富。
説明書付き・ディスク美品であれば3,000円近くでの販売も成立しており、出品後数時間で売り切れることも。
ケースやディスクにやや使用感があるものは1,800円以下に値下げされる傾向があり、価格競争がやや激しめ。
★ Amazonでの販売価格
Amazonでは、マーケットプレイスを通じて『真・三國無双4 Special』が常時出品されています。中古品の価格帯は2,980円~4,280円前後。
★ 楽天市場での取り扱い状況
楽天市場では、ゲーム専門店やリユースショップのオンライン店舗が出品しており、価格帯は3,000円~3,500円前後が中心。
★ 駿河屋での販売状況
中古ゲームの定番ショップ・駿河屋でも『真・三國無双4 Special』は安定して取り扱いがあります。価格は2,700円~3,300円前後が主流。
●本や雑誌での評価
★『ファミ通 Xbox 360 2006年2月号』
内容の概要:
Xbox360専用タイトルとしてリリースされた『真・三國無双4 Special』の発売を受けて、本誌では10ページにわたる特集が組まれた。特に注目されたのは、PlayStation 2版『無印』および『猛将伝』の要素を一つにまとめた「統合パッケージ」である点。グラフィックのハイビジョン最適化、処理落ち軽減の実装、敵の出現数増加による“戦場の密度”の変化について、技術面・体感面双方から詳細なレビューが行われている。また、開発者インタビューでは「Xbox360ならではの無双感」をどのように追求したかが語られている。
販売会社: 株式会社エンターブレイン
販売年: 2006年
販売価格: 690円(税別)
★『電撃Xbox 2006年3月号』
内容の概要:
本誌では、次世代機ローンチタイトルの一角を担った『真・三國無双4 Special』のゲームプレイ体験にフォーカスした特集を掲載。特に「立志モード」の遊び方を徹底解説し、オリジナル武将の成長ルート、兵科選択、シナリオ分岐の魅力について図解付きで紹介している。プレイヤーの自由度が高まったことや、新たに調整されたAI挙動によって生まれる戦局の緊張感に関する言及も多く、熟練者にも新鮮な体験を提供すると評価されていた。
販売会社: 株式会社メディアワークス
販売年: 2006年
販売価格: 750円(税別)
★『週刊ファミ通 2006年1月6日号』
内容の概要:
Xbox360の本格始動を特集する中で、『真・三國無双4 Special』は「新時代の無双シリーズ」として大々的に取り上げられた。誌面では全キャラクターの変更点、新武器の性能比較、モードごとの詳細なプレイガイドが組まれており、初心者向けのQ&Aコーナーや裏技の掲載も。なかでも、“処理落ちが消えた無双”というキャッチコピーがインパクトを持って紹介され、家庭用ゲームにおけるフレームレートの重要性を語る一節は、当時の技術転換期を象徴していた。
販売会社: 株式会社エンターブレイン
販売年: 2006年
販売価格: 370円(税別)
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