『大乱闘スマッシュブラザーズDX』（ゲームキューブ）を振り返りましょう

【中古】GC 大乱闘スマッシュブラザーズDX

1,883 円 (税込)

    大乱闘スマッシュブラザーズDX の詳細メーカー: 任天堂機種名: ゲームキューブジャンル: アクション品番: DOLPGALJ カナ: ダイラントウスマッスマブラザーズデラックス発売日: 2001/11/21 関連商品リンク : ゲームキューブ任天堂　

【メーカー】：任天堂
【開発】：任天堂、ハル研究所
【発売日】：2001年11月21日
【販売価格】：6,800円
【メディア】：光ディスク
【ゲームジャンル】：アクションゲーム

[game-1]

目次です♪

●概要
●ゲームの魅力とは？
●感想や評判
●イベントやメディア展開など
●中古市場での現状
●本や雑誌での評価
●現在購入可能な人気売れ筋商品です♪
その他のアニメを振り返る♪

●概要

■ 伝説へと進化した戦いの舞台
2001年11月21日、任天堂が放ったゲームキューブ用タイトル『大乱闘スマッシュブラザーズDX（デラックス）』は、前作『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』から飛躍的な進化を遂げた続編であり、シリーズを象徴する“金字塔”とも呼ぶべき作品だ。

■ ニンテンドーキャラクターが再集結、さらに強力な布陣に
前作でも話題を集めた「夢の共演」は、今作でさらに豪華になっている。『マリオ』『ゼルダ』『メトロイド』『カービィ』『ポケモン』といった任天堂の名作タイトルのキャラクターたちに加え、新たに参戦したのは『ファイアーエムブレム』からマルスとロイ、『アイスクライマー』のデュオ、『ゲーム&ウォッチ』のMr.ゲーム&ウォッチなど、コアなゲーマーも唸る人選となった。
キャラクターの総数は25名にまで拡大。最初から選べる14人に加え、条件を満たすことで解放される11人の隠しキャラクターが存在し、プレイヤーは多彩なプレイスタイルを模索する楽しみを味わうことができる。

■ 登場キャラクター
マリオ
ドクターマリオ
ルイージ
クッパ
ピーチ
ヨッシー
ドンキーコング
キャプテン・ファルコン
ガノンドロフ
フォックス
ファルコ
ネス
アイスクライマー
カービィ
サムス
ゼルダ
リンク
こどもリンク
ピカチュウ
ピチュー
プリン
ミュウツー
Mr.ゲーム&ウォッチ
マルス
ロイ

■ システムの拡張と操作性の洗練
『DX』における最大の進化のひとつは、操作系統の強化だ。各キャラクターには4種類の必殺技が用意され、Bボタンとスティックの方向入力によって多彩な攻撃を繰り出すことが可能となっている。これにより、キャラクターごとの個性や戦略性が大きく向上し、ただの殴り合いではない駆け引きの深さが加わった。
さらに、空中制御や緊急回避、メテオスマッシュ、シールドキャンセルなど、競技性を高めるテクニカルなアクションも導入されており、初心者から上級者まで幅広く楽しめる設計となっている。

■ 新たなステージが戦いをさらに熱くする
今作で用意されたステージは29種類。初代と比べて約3倍という圧倒的なボリュームだ。おなじみの「ピーチ城上空」や「プププランド」に加え、「フォーサイド」「ブリンスタ深部」「ビッグブルー」など、新たな舞台はどれも各シリーズの世界観を忠実に再現しながら、戦いの舞台として緻密にデザインされている。
環境ギミックも多彩で、移動する足場、壊れる地形、攻撃してくる背景キャラなど、バトルに変化と戦略をもたらす要素が散りばめられている。

■ アドベンチャーとイベント戦、遊びの幅が広がるモード群
本作には、対戦以外の楽しみ方も豊富に用意されている。
アドベンチャーモードでは、ステージクリア型のゲームを進めながら、任天堂世界を探索する形式となっている。横スクロールで進みながら敵を倒し、ゴールを目指すという設計は、アクションゲームの楽しさとスマブラならではの演出を融合させた新鮮な体験を提供する。
イベント戦モードは特定の条件付きバトルをクリアしていく形式で、ユニークなシチュエーションと難度が魅力。任天堂の知識を活かせば有利に進められるなど、ファン向けの“お遊び”要素も含まれている。
百人組み手では、次々と現れる敵をなぎ倒す耐久モードが採用されており、スピードとテクニックの両方が問われる。己の腕を試す上級者向けのコンテンツである。

■ フィギュアコレクションという新たな収集要素
『スマブラDX』で初登場した「コレクション」システムは、任天堂キャラのフィギュアを集めるやり込み要素だ。対戦やアドベンチャー、ガチャ機能を通じて入手可能なこれらのフィギュアは、キャラクター、アイテム、ステージギミックなど、膨大な種類が存在する。
それぞれのフィギュアには詳細な解説が添えられており、任天堂の歴史や作品背景を知る資料的な側面も持ち合わせている。「ファンアイテムとしてのスマブラ」という面を象徴する要素といえるだろう。

■ 魅力的なビジュアルとサウンドの進化
グラフィック面では、ゲームキューブの性能を存分に活かし、キャラモデリングは格段に美麗に。光と影の表現、エフェクトの派手さ、背景のディテールに至るまで、前作を完全に凌駕している。
また、音楽はシリーズお馴染みのメドレー形式を踏襲しつつ、原曲のアレンジが非常に高品質。ファミコン時代の名曲が現代風に生まれ変わることで、懐かしさと新鮮さを同時に味わえる構成となっている。

■ 国内唯一のミリオンヒット達成
『スマブラDX』は、日本国内においてゲームキューブ専用ソフトとして唯一、150万本以上の売上を記録したタイトルでもある。競技性の高さ、任天堂オールスターの魅力、そして圧倒的な完成度が相まって、世代を問わずプレイヤーの心を掴んだ。
家庭用ゲーム機におけるパーティゲーム、かつ真剣勝負の格闘アクションという二面性を持ったこの作品は、幅広い層に受け入れられるに足る「万能さ」を備えていた。

■ eスポーツ的な要素と、のちの影響
発売から数年後、スマブラDXは世界各地で対戦大会が開かれるようになり、やがて「eスポーツタイトル」としての側面を確立する。高度な操作テクニック、フレーム単位の精度が求められるゲーム性は、格闘ゲームファンにも認められるレベルにまで昇華された。
また、のちに登場する『スマブラX』『スマブラ for 3DS/Wii U』『スマブラSP』といった続編のベースは、この『DX』で確立された仕様を基本として構築されている点も注目すべきだ。つまり、本作はシリーズの「完成型」にして「出発点」でもあるのだ。

■ スマブラという名の祝祭、その完成形
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』は、ただの続編という枠に収まらない作品である。初代で芽生えた“任天堂キャラ総登場のお祭り感”を深化させ、ゲームとしてのクオリティとファンアイテムとしての充実度を高次元で両立させた奇跡の一本。
シリーズの中でも、最も完成された競技性と爽快感を備えた一作として、いまなお多くのファンに愛され、プレイされ続けている。それはまさに、「すべてのゲームファンに捧げる夢の舞台」と言えるだろう。

[game-2]

●ゲームの魅力とは？

■ 25人が繰り広げるクロスオーバーの祭典
『スマブラDX』の最大の特徴は、何と言っても任天堂の歴史に名を刻むキャラクターたちが、同じフィールドで拳を交える夢のような共演です。前作から大幅に人数が増え、今回はマリオ、リンク、サムス、カービィ、ピカチュウに加え、新たにピーチ、ロイ、ファルコ、ガノンドロフなど総勢25人が参戦。ゲームごとの操作感覚や技の再現度も高く、それぞれの原作を知るプレイヤーにはたまらない演出が随所に散りばめられています。

■ 遊び尽くせないボリュームとやり込み要素
対戦モードだけでなく、ソロプレイのモードも豊富に用意されており、その中でも「アドベンチャー」「イベント戦」「ターゲットを壊せ！」などは大きな人気を集めました。特に「アドベンチャー」は横スクロールアクション風の構成で、通常の格闘とは異なる趣向で楽しめる設計となっています。
さらに「フィギュア収集」という新たな要素が加わり、任天堂キャラの立体モデルを集めて眺めるというコレクション性の高い遊びも導入。ゲーム内のポイントやランダムガチャ的な入手手段などが相まって、コレクター魂を刺激します。

■ アニメーションと演出が生み出す臨場感
ビジュアル面での進化も『DX』の魅力の一つ。ゲームキューブの性能を活かし、キャラクターの動きや表情、ステージ背景の緻密な作り込みは、従来のスマブラから一線を画すものとなりました。
キャラクターごとの勝利ポーズ、効果音、ステージの崩壊演出など、細部へのこだわりが非常に高く、プレイヤーの目と耳を一瞬たりとも飽きさせません。特にファイアーエムブレムやゼルダの伝説のキャラたちの技演出は、原作愛に満ち溢れています。

■ 初心者からガチ勢までを飲み込む奥深い操作性
本作の操作性は「誰でも遊べる」「でも極めると奥が深い」という点で絶妙なバランスを保っています。ジャンプ、攻撃、必殺技、回避、ガードといった基本的な操作はシンプルながら、状況判断や相手の動きを読む駆け引きの妙が求められるため、対人戦では思わず息を呑む攻防が生まれます。
競技性の高さから、後に本作は世界中でeスポーツ大会の中心タイトルとなり、十年以上にわたり世界中のプレイヤーに愛される「競技ゲーム」としての側面も持つようになりました。

■ 圧倒的なBGMとステージ演出の統合美
『スマブラDX』の評価を語るうえで欠かせないのが、ゲーム音楽の力です。各シリーズの名曲をリミックス・再録し、プレイ中に流れるBGMが場面に劇的な臨場感を与えます。特に『ファイアーエムブレム』の重厚なオーケストラ調のBGMや、『ポケモンスタジアム』の疾走感あるトラックは、戦いを一層ドラマティックなものにしています。
また、ステージの種類もバラエティ豊か。空中、地上、可動式など、ギミックの違いによって戦略性も大きく変わり、どのステージを選んでも新鮮な感覚でプレイできる点も大きなポイントです。

■ 家族でも友人でも、誰とでも楽しめる設計
『スマブラDX』は、4人までの同時プレイに対応しており、兄弟・友人・カップルなど、幅広い層で盛り上がることができます。複雑すぎないルール、パーティーゲーム的な側面を持ちつつも、勝負の緊張感があるため、ゲーム初心者から熟練者までが同じ土俵で楽しめるのです。
この「誰でも参加できる間口の広さ」と「極めると高い技術が求められる奥深さ」が、家庭用ゲームとしての理想的なバランスを実現しています。

■ ミリオンセラーの貫録
発売後の売上は国内150万本超を記録し、ゲームキューブ時代の代表作としての地位を確立。特に国内ではGC唯一のミリオンソフトとして注目され、スマブラシリーズの人気を決定づける一作となりました。
メディアやレビューサイトでも高評価が続出し、特に「グラフィックの向上」「ゲームバランス」「コンテンツ量」の三点は、多くの批評家から称賛されました。加えて、世界各国でeスポーツの競技タイトルとしても採用され、数々のプロプレイヤーや大会シーンを生み出した点でも歴史的意義のある作品です。

[game-3]

●感想や評判

■ ゲーマーたちの熱視線
まさに“祭り”と呼ぶにふさわしい盛り上がり
プレイヤーの第一声は、驚きと喜びが交錯するものだった。特に「初代の遊びやすさを残しつつ、驚くほど奥深い対戦が実現している」との声が多く、格闘ゲーム初心者から熟練者までが満足できる絶妙な調整に賛辞が集まった。
「マリオがリンクにパンチを繰り出し、カービィがピカチュウをコピーする。この混沌こそがスマブラの真骨頂」と語るファンも多く、誰もが自分の“推しキャラ”で競い合いながら、気づけば何時間もバトルに没頭していた。
また、新たに加わったファイターたちも注目を浴びた。『ファイアーエムブレム』シリーズからのマルスとロイは、海外ユーザーにとって“未知の英雄”でありながら、その剣術の華麗さと強さで一気に人気キャラへと上り詰めた。

■ 見た目も手触りも別格
グラフィックと演出に驚嘆
前作と比較して、ビジュアル面はまさに劇的な進化を遂げた。キャラクターの表情や動きがより滑らかになり、背景のディテールやステージギミックも緻密に作り込まれている。「まるでフィギュアが命を得て動き出したかのよう」と評したプレイヤーも。
また、ヒット時の演出やエフェクト、ステージの破壊的なギミックなど、細部にわたる演出強化がゲーム全体のテンションを底上げし、プレイヤーは視覚でも快感を覚える仕様となっていた。

■ コンテンツの密度が圧巻
やり込み派も唸るボリューム感
スマブラDXの魅力は、単なる対戦だけにとどまらない。アドベンチャーモード、ターゲットを壊せ、百人組み手、イベント戦、ホームランコンテストといった多彩なモードが用意され、シングルプレイでも飽きさせない工夫が凝らされていた。
なかでも話題を集めたのが「フィギュアコレクション」。任天堂作品の膨大なキャラクターたちの情報がフィギュアという形で網羅され、収集要素としてだけでなく“任天堂の歴史図鑑”のような価値も持っていた。

■ 競技性の進化
eスポーツの種としての土壌がここに
この作品は、のちのスマブラシリーズに続く“競技スマブラ”の礎を築いた存在でもある。空中制御やキャンセル技、ガードキャンセルなど、上級者同士の駆け引きが白熱し、いわゆる“ガチ勢”からも高い評価を獲得した。
特に「フォックス」や「シーク」など、一部キャラクターの高速かつテクニカルな動きは、熟練プレイヤーの腕の見せどころとなり、全国各地で非公式の大会が勃発するほどの盛り上がりを見せた。

■ メディアの反応
驚きと期待を超えた完成度に賛辞の嵐
ゲーム専門誌や各種メディアのレビューもおおむね好評だった。『ファミ通』では40点中39点という高得点を記録し、「ゲームキューブの可能性を最大限に引き出したキラータイトル」として大きく取り上げられた。
他のゲームメディアでも「任天堂オールスターの究極形」「グラフィック、操作性、音楽、あらゆる面で次元が違う」といった評価が並び、発売当初から“神ゲー”の呼び声が高かった。

■ 一般層の温度感
親しみやすさと懐かしさの融合
ファン層の裾野が広いのもこの作品の特長だ。子どもたちにとっては、カービィやピカチュウで遊ぶ楽しいアクションゲーム。一方で大人世代には、リンクやサムス、キャプテン・ファルコンといった懐かしのキャラが顔を揃える夢の競演でもあった。
また、操作が比較的シンプルなため、ゲームが得意でない人でも気軽にプレイできる点も評価され、「友達や家族とワイワイ遊べる理想のパーティゲーム」として、年末年始の家庭には必須の一本となった。

■ 海外での受け止め方
グローバル人気への足がかりに
スマブラDXは国内だけでなく、北米や欧州でも高い人気を誇った。特に北米では「Super Smash Bros. Melee」として展開され、英語圏でも数々のイベントやトーナメントが開催された。
とりわけeスポーツとしての人気が爆発的に高まり、アメリカ西海岸を中心に“プロスマブラ”のシーンが形成された。スマブラDXはその後10年以上にわたって競技タイトルとして愛され続け、EVO（格闘ゲーム世界大会）でも正式種目に選ばれたことがある。

[game-4]

●イベントやメディア展開など

■ 開発発表とE3／スペースワールドでの先行公開
全世界注目のゲームショウでの初公開
スマブラDXの存在は、前作スマブラ（N64）が大ヒットした直後の1999年、次作構想が進行していた中で、2001年のE3（5月17～19日）で初お披露目されました。当時、E3は世界中のファンとメディアの注目の的で、任天堂は「GameCubeの進化を示す代表作」として本作を全面に押し立て、極めて戦略的にプッシュしていました。
さらに8月には、任天堂独自の大型イベント「スペースワールド2001」にて再びデモプレイ出展。ここでは“プレイアブル試遊台”が設置され、来場者による初の大会形式トーナメントも開催されました。優勝者にはGameCube本体とスマブラDXソフトが贈呈されるスペシャル特典付で、来場者の注目を大いに惹きつけました。

■ 「速報スマブラ拳!!」─公式サイトでの連続情報公開
桜井政博直筆コラムとキャラ紹介
任天堂公式サイトで、ディレクターの桜井政博氏が連載形式でコメントやスクリーンショットを発信した「速報スマブラ拳!!」（仮称）は、キャラ紹介や技の解説、開発裏話などを交えながら、発売当日までの長期にわたって継続更新されました。これにより公式ファンサイト的役割を果たし、コア層からライト層まで幅広く関心を維持。
その内容としては、開発中から既定のキャラクターを選んだ理由（ルイージやガノンドロフの登場演出など）や技の調整の裏話、開発スタッフの姿勢が語られ、現場のリアルな声が伝播していきました。

■ 雑誌・新聞・映像で展開された告知戦略
ファミ通、電撃、ゲーム雑誌にて大規模露出
2001年7月～10月にかけて、主要ゲーム雑誌（ファミ通／週刊ファミコン通信、電撃GAME MAGAZINE 等）は、スマブラDXの特集記事や評価レビューを組織的に掲載。ファミ通の発売前評価は満点の37／40を記録しプラチナム殿堂入りし、雑誌読者層に大きな期待感を醸成しました。
劇場用映像広告
さらに、劇場版『ポケモン 4EVER』などの上映前予告CMとしてゲーム映像を大規模に配信。任天堂の他タイトルとの連携によるシネマ向けプロモーションも印象的でした。

■ 初週販売好調と首位快走キャンペーン
GameCubeキラータイトルとしての立ち位置確立
日本国内におけるGameCube本体発売（9月14日）から約２ヶ月後、スマブラDXは発売週に35万8,525本を売り上げ、日本でのGCソフトとしては“最速・最強のスタート”を記録。「GCを買うならスマブラ」という図式が確立され、瞬く間に「初代キラータイトル」の象徴となりました。
ミリオンセール達成とPlayer’s Choice参加
発売2ヶ月後には100万本突破を達成した本作は、“Player’s Choice”ライン入りで廉価再販も実施。これも宣伝戦略の一環で、「買いやすさ」を加速させる後押しとなりました。

■ メディアミックス展開と公式関連商品
オーケストラ・コンサートCDのリリース
発売翌年（2002年）、任天堂は“スマブラDXオーケストラ・コンサート”を実施。その音源は『Dairantou Smash Brothers DX Orchestra Concert』としてCD化。海外向けにも『Smashing… Live!』のタイトルでNintendo Power購読特典などとして配布されました。ファン層に音楽的にも深く訴求する展開でした。
公式ガイドブック、攻略本の出版
小学館・公式監修による「任天堂公式ガイドブックDX」、その他書籍など計数タイトルが相次いで出版。ゲーム攻略情報はもちろん、スタッフインタビューや裏話なども収録され、ファンコミュニティの支持を広げました（画像参照）。
グッズ・ノベルティ戦略
2001年末から2002年始にかけて、「スマブラDXムービーディスク」やコレクタブルグッズなどが発売され、試遊会参加者やサイト登録者向けに限定配布されるなど、ファン育成を意識した展開になっていました。

■ 店頭試遊会＋大会イベントの全国展開
カジュアルかつ競技寄りの二刀流イベント
全国の家電量販店や専門店で、試遊台＋大会が同時開催されました。試遊・体験ができるブースと、タイム制・ストック制などで争う小規模対戦大会がセットで、子ども～若者に受けました。景品には専用グッズやオリジナルフィギュアが配られた記録があるほか、熱心な参加者の間では“初めてスマブラを対人でやった思い出”との声も聞かれます（後の競技シーンへの布石、と見られる面も）。
任天堂公式プレミアムファイト大会
スペースワールドと連動した公式大会「Premium Fight」は、2001年8月25～27日の開催と伝えられており、これが世界初のスマブラDX競技会だったとされます。開発関係者も観戦に訪れ、「対戦文化」を公的後援の下で広げる試みでした。

[game-5]

●中古市場での現状

★ ヤフオク！での取引価格
ヤフオク！では、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の中古品が2,000円から7,000円前後で取引されています。出品のバリエーションは多く、状態や付属品の有無、さらには「新品未開封」といった希少価値の高い出品も確認されています。
例えば、2025年6月以降の代表的な出品内容は以下のとおりです。
ディスク単体（ケース・説明書なし）：2,120円で入札あり
ケース付き（説明書なし）：3,580円で即決
完品・美品（ケース＋説明書完備）：5,400円で落札
新品未開封（パッケージ日焼けあり）：9,800円で入札6件
また、プレイ用として購入される場合、状態が多少悪くても2,500円程度での落札例があり、価格よりも「動作確認済み」であることが重視される傾向にあります。

★ メルカリでの販売状況
メルカリにおいても『スマブラDX』は人気商品の一つとなっており、常に数十件以上の出品が存在しています。出品価格は比較的安価なものからプレミア価格のものまで幅があり、相場は2,500円～6,500円程度です。
実際の取引例には以下のような傾向があります。
ディスクのみ：2,200円～2,700円で即売れ
ケース付き・説明書なし：3,000円～4,000円
完品・状態良好：5,200円～6,300円
新品未開封：出品はごく稀だが、12,000円超の提示例もあり
メルカリの特徴として、商品の状態に対する説明が詳細で、写真付きで傷の有無やディスク裏面の状態まで記載されているものが多く、購入者の安心感に繋がっています。

★ Amazonでの価格
Amazonのマーケットプレイスでは、『スマブラDX』の中古価格が安定しており、相場は3,800円～6,000円前後となっています。出品商品には「中古-可」「中古-良い」「中古-非常に良い」といったコンディションが明示されており、購入者の目安になっています。

★ 楽天市場での価格
楽天市場では、ゲーム専門店や中古ショップが出店していることから、状態説明がやや詳しく、価格も安定しています。中古商品の相場は4,000円～6,000円程度で、楽天ポイントが使えるメリットもあります。

★ 駿河屋での価格
駿河屋では、『スマブラDX』は常に一定数が在庫されており、ゲームキューブソフトの中でも屈指の人気タイトルとして取り扱われています。状態によってランク分けされており、明確な価格帯が設定されています。

[game-6]

●本や雑誌での評価

★『ファミ通 2001年12月7日号』
内容の概要:
年末商戦に向けた注目タイトルとして、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』が特集ページに登場。前作『スマブラ64』との違いを中心に、グラフィックの進化やキャラクターのモーション、コンボシステムの改良点について詳しく解説。全キャラクターの出現条件や、アドベンチャーモードの攻略法も掲載されており、攻略ファン必携の内容となっている。巻末には開発チームへの簡易インタビューも掲載。
販売会社: 株式会社エンターブレイン
販売年: 2001年
販売価格: 390円（税別）

★『Nintendoスターログ 2001年冬号』
内容の概要:
任天堂ゲーム専門の季刊誌である本誌では、『スマブラDX』を巻頭特集として取り上げ、ディレクター桜井政博氏の開発コメントや、キャラクター誕生秘話など裏側に迫った内容が満載。特にピチューやロイといった新参戦キャラの選出経緯や、ファンから寄せられた参戦希望キャラのアンケート結果などが貴重な資料となっている。
販売会社: メディアファクトリー
販売年: 2001年
販売価格: 680円（税別）

★『ニンテンドードリーム 2002年1月号』
内容の概要:
『スマブラDX』発売直後の号であり、読者レビューや対戦テクニック、アイテムの使用法についての実践ガイドが掲載。初心者と上級者の視点からゲームバランスを分析し、初心者向けには「マリオとカービィから始めよう」特集、熟練者向けには「メテオスマッシュの極意」などの技術記事が充実している。
販売会社: 株式会社アンビット
販売年: 2001年
販売価格: 933円（税別）

★『電撃GC 2002年2月号』
内容の概要:
ゲームキューブ専門誌である本誌では、2001年を代表するタイトルとして『スマブラDX』を総括。全国の読者から寄せられた好きなキャラクターランキングや、最も使いやすいファイターの統計などを掲載し、データをもとにした戦術考察も盛り込まれている。特に「ネスを使いこなすための20のポイント」特集が話題となった。
販売会社: メディアワークス
販売年: 2002年
販売価格: 580円（税別）

★『ファミ通Cube 2002年1月号』
内容の概要:
『スマブラDX』を中心とした2001年末特集号。プレイヤー別おすすめキャラ診断や、フィギュアコレクションの全リストが圧巻。おまけとして「隠しステージ出現条件一覧表」のポスターが付属。ゲームキューブ初心者にも優しい操作解説コーナーがあり、当時家庭用ゲーム機に不慣れだった新規層にも支持された。
販売会社: 株式会社アスキー（のちのエンターブレイン）
販売年: 2001年
販売価格: 450円（税別）

★『ザ・プレイステーション別冊 GC特集号』
内容の概要:
珍しい異色コラボの別冊号で、任天堂機特集として発刊されたGC特集号。『スマブラDX』の対戦ゲームとしての分析がメインで、他機種格闘ゲームとの比較論を通じて、スマブラシリーズの独自性と完成度の高さを強調。「2D格ゲーと3Dアクションの融合系」としての分類に新たな視点を与えた批評記事が掲載。
販売会社: メディアワークス
販売年: 2002年
販売価格: 600円（税別）

[game-7]

●現在購入可能な人気売れ筋商品です♪

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

6,890 円 (税込) 送料込

楽天ブックス

評価 4.59

任天堂 Nintendo Switchダイラントウスマッシュブラザーズスペシャル発売日：2018年12月07日予約締切日：2018年12月05日プレーヤー人数：1〜8人 CERO区分：全年齢対象 HACーPーAAABA JAN：4902370540734 ゲーム Nintendo Switch 格闘・アクション対戦格闘アクション

【中古】Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ　SPECIAL

5,374 円 (税込)

ネットオフ楽天市場支店

評価 4.52

    大乱闘スマッシュブラザーズ　SPECIAL の詳細メーカー: 任天堂機種名: Nintendo　Switch ジャンル: アクション品番: HACPAAABA カナ: ダイラントウスマッシュブラザーズスペシャル発売日: 2018/12/07 関連商品リンク : Nintendo　Switch 任天堂

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Nintendo Switchソフト【ポスト投函】

6,554 円 (税込) 送料込

らいぶshop

評価 4.65

Nintendo Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL JAN:4902370540734 『Nintendo Switchソフト』仕様ジャンルアクション販売形態パッケージ版 amiibo対応○ オンライン対応 CEROCERO「A」全年齢対象プレイ人数 TVモード1〜8 人テーブルモード1〜8 人携帯モード1 人..

【新品】大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Nintendo Switch ソフト任天堂 HAC-P-AAABA※レターパック全国送料無料【即日発送、土、..

6,556 円 (税込) 送料込

モバイル販売

評価 4.5

発売日：2018年12月7日 ※特に記載の無い特典等はお付けできません。 ■商品名：大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Nintendo Switch ■メーカー: 任天堂 ■ジャンル：アクション ■対応機種：Nintendo Switch ■型番：HAC-P-AAABA すべてがスマブラ史上最大規模！！マリオ、ピ..

任天堂大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL【Switch】 HACPAAABA [HACPAAABA]

6,830 円 (税込)

エディオン　楽天市場店

評価 4.46

[任天堂大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL【Switch】 HACPAAABA [HACPAAABA]] の商品説明●マリオ、ピカチュウ、リンク、カービィなどのおなじみのキャラクターたちがお互いをふっとばし合う対戦アクションゲーム「スマブラ」の最新作がNintendo Switchに登場!●今回のスマ..