『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー』（ゲームキューブ）を振り返りましょう

【メーカー】：ケムコ
【開発】：ズーム、ナイアデジタルワークス
【発売日】：2001年12月7日
【販売価格】：6,800円
【メディア】：光ディスク
【ゲームジャンル】：アクションゲーム

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●概要

■ 自宅で体感するテーマパークの一日
仮想USJ体験ゲームの登場
2001年冬、ケムコからゲームキューブ向けに送り出された『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー』は、まさにテーマパークの空気をそのままパッケージに詰め込んだような作品であった。リアルに再現されたパーク内を歩き回り、さまざまなアトラクションに挑戦する本作は、まさしく「家の中で遊べるUSJ」と言えるゲームだった。

■ ゲームの基本構造と目的
プレイヤーはUSJの一日体験を行う“ゲスト”という立場でパークを巡っていく。目的は、各地に点在するアトラクションに参加し、それらをクリアしてスタンプを集めること。スタンプカードをコンプリートすることで、ゲーム内に用意されたゴールを目指すという流れだ。
アトラクションはそれぞれがミニゲーム形式で構成されており、アクション性が問われるものから、タイミングや運を必要とするものまで多彩。スタンプを集める行為が“バーチャルテーマパーク”という非日常の中で、ちょっとした達成感を与えてくれる設計になっている。

■ 体験できるアトラクションたち
あの映画の世界を再現
ゲームに登場するアトラクションは、実際のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで展開されているものをベースに構築されている。
たとえば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のライド型ゲームでは、タイムマシンに乗って敵の追跡をかわすスリルを体感できるし、『ジョーズ』のアトラクションでは、ボートに乗って巨大サメとの対峙が待ち構えている。他にも、『ジュラシック・パーク』『ウォーターワールド』『ワイルド・ワイルド・ウエスト』など、ハリウッド映画を題材にしたミニゲームが展開されており、映像や音響による“その場にいるような臨場感”を目指して開発された。

■ グラフィックと再現度
テーマパークの空気感はどうだったか
パーク内の再現度においては、開発陣のこだわりが強く反映されている。USJのランドマーク的存在である地球儀のモニュメントから、パーク内のショップの外観、歩いているゲストの雰囲気までも再現され、細部にわたる描写がなされていた。
しかしながら、再現にリソースを注ぎ込みすぎたのか、肝心のアトラクション自体の完成度にはバラつきがあった。特に一部のミニゲームにおいては、ゲーム性よりも演出に重きを置きすぎてしまい、プレイしている側が「見ているだけ」と感じる場面も多かった。

■ プレイヤーの評価
運に左右される体験？
実際にプレイしたユーザーたちからは、「映像は良いけどゲーム性が薄い」「どのアトラクションも結局はタイミングゲー」「成功か失敗かが運任せ」といった声が多く上がっていた。中には「完全なる運ゲー」と割り切って楽しんでいたプレイヤーもいたが、本格的なアクションやパズルを期待していた層には肩透かしだったことは否めない。
アトラクションの中には理不尽と感じられるほど難易度が高く設定されているものもあり、子ども向けと思って挑戦したプレイヤーが困惑する場面もあったという。

■ ゲームシステムと操作感
シンプルさが裏目に？
ゲームキューブのコントローラーを活かした操作系統は比較的シンプルで、初心者でも取っつきやすい構成になっていた。一方で、シンプルすぎるがゆえに、ゲームに慣れたプレイヤーにとっては物足りなさを感じる場面も多く、アトラクションごとの個性がプレイフィールに活かされていなかったのは惜しいところ。
また、スタンプ収集の目的が単調になりやすく、やり込み要素としての魅力に欠けていたのもマイナス要素として語られている。

■ ターゲット層と評価のギャップ
大人には退屈、子どもには難しい？
本作はUSJそのものに強い興味を持つ子どもや家族連れをターゲットに据えていたように見えるが、内容としては「操作が地味に難しい」「ミニゲームに理不尽な判定が多い」といった問題もあり、年齢層のバランスを欠いていた。
逆に、USJを訪れた経験のある大人にとっては、懐かしさや雰囲気を楽しむツールとしては悪くなかったとの声もあり、“ゲーム”というより“バーチャル観光”の要素を求める層には一定の評価を得ていたようだ。

■ ゲームキューブ初期作品ならではの試行錯誤
ゲームキューブ初期に登場したタイトルであるため、開発環境の成熟度も含め、さまざまな試みが垣間見える一作であった。3D表現の工夫や音響面の演出に注力されていた一方、ゲームエンジンの未熟さやロード時間の不安定さも一部で指摘されていた。
また、当時としては斬新だった“スタンプ収集による成長要素”も、システム的な進化にはつながっておらず、継続的なプレイ動機が弱かった点は反省材料だったと言える。

■ 体験型テーマパークゲームの原点か、迷作か
『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー』は、その名の通り、リアルテーマパークを疑似体験するという新しい発想のゲームだった。しかしながら、見た目の華やかさに反して、実際のプレイ体験は地味で単調、操作のストレスも多く、”運ゲー”という言葉が象徴的に使われるような評価を受けたのは事実である。
一方で、テーマパークの雰囲気を家にいながら感じることができた点や、USJのブランドをゲームという形で楽しむというコンセプト自体はユニークで、後の“体験型ゲーム”の先駆けとも言える存在だった。

■ 忘れられたが、確かに存在した「パーク体験」
現在では中古市場でもほとんど見かけなくなった本作だが、ゲームとテーマパークを結びつけたチャレンジ精神は、多くのプレイヤーの記憶に残っているはずだ。『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー』は、ある意味で“ゲームの形をした一日旅行”だったのかもしれない。

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●ゲームの魅力とは？

■ 実際のパークをベースにした圧倒的な臨場感
まず何よりの見どころは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの実際のレイアウトを再現した構成。ゲーム内のマップは、実在するUSJのエリアに即して作られており、まるで自分が本当に現地を歩いているかのような錯覚に陥る。パークのエントランスをくぐったときの高揚感から、アトラクションごとに異なるBGMや雰囲気まで、USJに一度でも行ったことのある人なら思わず懐かしさを覚える演出が盛り込まれている。

■ ミニゲーム形式のアトラクション巡りが中核
本作のメインとなる要素は、複数用意されたアトラクション型ミニゲームの攻略だ。プレイヤーは「スタンプカード」を手に、園内を巡って各種ミッションをこなしていく。たとえば「ジュラシック・パーク」では恐竜たちから逃げ切るスリル満点の追跡ゲームが展開され、「ジョーズ」ではサメの襲来を回避しつつ船を操縦するといったアクション要素が満載。
こうしたゲームは、単にボタンを押すだけではない。それぞれに独特のルールが設けられ、タイミング、判断力、さらには空間認識能力まで求められる仕組みとなっている。子ども向けの印象がある本作だが、大人もついつい夢中になってしまう工夫が随所に光る。

■ スタンプ集めによる収集欲の刺激
このゲームの魅力はアクションやアドベンチャー性だけにとどまらない。各アトラクションをクリアすることでもらえる「スタンプ」を集めることが大きな目的のひとつになっており、この“コンプリート欲求”をくすぐる仕組みが絶妙にプレイヤーのやる気を継続させる。
スタンプを集めていくと、限定イベントが開放されたり、特別なムービーを閲覧できたりするなどのご褒美も用意されており、単なる「コレクション」で終わらない遊びの広がりが魅力だ。

■ 映画の世界観を感じられる演出力
『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ウォーターワールド』など、USJならではの映画コンテンツがふんだんに盛り込まれている点もファンにはたまらない要素だ。各アトラクションには、それぞれの映画に即したシーン再現やBGMがあり、ファン心理を心地よくくすぐってくれる。
たとえば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のミニゲームでは、デロリアンを操作しながら時空を駆け抜ける体験ができる。映画を知っている人にはもちろん、知らない人でも未来と過去を行き来するスピード感ある演出に、息をのむはずだ。

■ 操作性と難易度のバランス設計
ミニゲームの操作は基本的にはシンプルで、初めてのプレイヤーでも安心して始められる。だがそれでいて、繰り返しプレイすることで上達を感じられる設計になっており、「遊びごたえ」の部分にも抜かりはない。
中には少しシビアなタイミングが要求されるゲームもあるが、繰り返し挑戦するうちにコツが掴めてくる仕様なので、ストレスよりも「挑戦したくなる」気持ちが先に来るのが嬉しいポイントだ。

■ 小さな子どもから大人まで楽しめる設計
ファミリー向けタイトルとして設計されているだけあり、対象年齢の幅広さも大きな特徴だ。読みやすいメニュー構成、直感的な操作、やさしい難易度調整など、ゲームビギナーの子どもたちにもやさしい設計がなされている。かといって、大人にとって物足りないわけではなく、映画ファンの心をくすぐる演出ややりこみ要素によって、しっかりとしたエンタメ体験が構築されている。

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●感想や評判

■ プレイヤーの第一印象
「ワクワクして起動、戸惑いながら終了」
USJのパーク体験を家庭で楽しめるという触れ込みは、多くのユーザーを惹きつけた。特に、実際にパークへ行ったことがない子どもたちにとっては、「USJの雰囲気を味わえるかも」という期待が高まった。だが、その期待は、ゲーム開始からわずか数十分で裏切られることも少なくなかった。
ネット掲示板や当時の個人サイトなどに投稿された感想には、以下のような声が多かった。
「ミニゲームが単調で、すぐに飽きてしまう」
「キャラクターの動きがぎこちなく、ワクワク感に欠ける」
「スタンプラリーの繰り返しが苦痛になった」
もちろん、全てがネガティブではなかった。「子ども向けとしてはアリ」「操作がシンプルで小さな弟も楽しんでいた」といった肯定的な意見も一定数見られた。

■ 体験型アドベンチャーの限界
ミニゲームの評価
本作の中核となるのが、USJの有名アトラクションをベースにしたミニゲームである。『ジョーズ』や『ジュラシック・パーク』など、パークで人気のある施設を模したゲームが展開されるが、その内容は「原作の雰囲気を感じさせる演出はあるが、ゲーム性としては乏しい」と評価された。
当時プレイしたゲームファンの間では、「アトラクションを再現するにしても、あまりに動きが鈍い」「勝敗よりもスクリプト通りに進むだけ」といった不満が多く出た。一部のゲームは難易度が低すぎ、他は逆に理不尽な操作性を求められるというバランスの悪さも指摘されている。

■ ファン層の反応
子どもには優しいが、大人には退屈
ユーザー層別に評価を見ていくと、明確な傾向が浮かび上がる。小学校低学年の子どもを持つ親のレビューでは、「子どもが自分でマップを歩けて楽しそうだった」という声がある一方で、ゲーム慣れした中高生や大人には「プレイ時間が2～3時間で終わる」「繰り返し遊ぶ魅力が薄い」と感じられたようだ。
また、USJそのものを知っているかどうかも評価を左右した。実際のパークに行った経験があるプレイヤーには「物足りなさ」「再現度の甘さ」が不満につながり、未経験者には「世界観の広がり」程度の価値しか感じられなかったケースもある。

■ メディアの扱いとプロモーション
USJとの連携が印象に残るも…
本作の販売時には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのタイアップ広告が展開された。テレビCMや雑誌広告、USJの場内モニターでの宣伝など、テーマパークとゲームとの連動という点では先進的なプロモーションがなされていた。
しかし、メディアの取り上げ方はさほど大きくなく、ゲーム雑誌でも紹介ページは多くて見開き1～2ページにとどまる程度。扱いとしては「おまけ的タイトル」や「キャラクターものと同列の企画物」として軽く見られていた印象が否めない。

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●イベントやメディア展開など

■ 発売直前！USJとのタイアップで注目度アップ
ゲームは、USJオープン当初に合わせたタイミングでリリースされ、大阪・舞洲のUSJパーク内でも告知が展開されました。パーク内のインフォメーションボードやチラシに、ゲームのスクリーンショットが掲載され、来場者に「自宅でUSJを再現！」というコンセプトで興味を誘いました。ケムコのブース前には試遊台が登場し、実際にプレイできる体験スペースを設置して話題に。

■ ゲーム雑誌に連載登場！誌面で”USJ旅行気分”体験
当時の月刊・週刊ゲーム誌（ファミ通、電撃）では、USJパーク内の各アトラクションをミニゲーム化して紹介する企画記事が掲載されました。誌面ではアトラクションごとの攻略のコツやスコア集めのポイントが詳述され、「E.T.アドベンチャー」「ジョーズ」「バックドラフト」など、USJで人気のあの名物ライドを“家庭用”で再現！という視点が大きな読み物として読者の目を引きました。ミニゲーム全部制覇を狙うチャレンジ企画もあり、読者参加型投稿ページが反響を呼びました。

■ 発売記念イベント in USJ！ゲームファン集結
ゲーム発売時期、USJのメイン広場では週末を中心に「USJ Adventure 体験デー」が開催されました。来園者がゲーム機を持ち寄り、ミニゲーム大会形式でスコアを競い合うイベントで、優勝者にはUSJオリジナルグッズ（ジョーズのぬいぐるみ、USJロゴ入りタオルなど）がプレゼントされました。ケムコのスタッフが登場し、参加者と記念撮影するブースも人気で、「ゲームキューブとUSJが一緒になったイベントなんてレア！」との声が当時多数ありました。

■ テレビ・ラジオCMでもUSJ舞台を強調
テレビCMでは実写映像とゲーム映像を組み合わせ、「USJを自宅で疑似体験！」というキャッチコピーで展開。ロゴマークが光るオープニングや、ミニゲームを体験する親子のシーンが印象的でした。さらに、関西圏の深夜ラジオ番組ではケムコ広報や開発者が出演し、制作裏話やUSJの魅力、ゲーム収録の苦労話などを語ってリスナーの人気を集めました。

■ USJ公式メディアでも取り上げられる
USJが運営する広報誌やパンフレットにもゲーム紹介があり、実際にゲームで遊んでいる姿がカラー写真で掲載されました。「オープン当初のUSJを振り返る一冊」として、当時の様子やアトラクションとの比較を交えて特集されています。USJ公式ウェブサイト内の「メディア掲載」ページでも近日発売タイトルとして紹介され、USJファンを直接ゲームへ誘導する形になっていました。

■ ファミリー向けイベントやキャンペーンとのコラボも
USJのファミリー向けイベント（キッズデー）で、ゲームの体験コーナーが用意された回もありました。小学生以下限定で”ジュニア・ゲームチャレンジ”が開催され、親子で協力しながらアトラクションのミニゲームを攻略。参加者には記念バッジやUSJオリジナルステッカーが配られ、「子どもも楽しんでいた」と好評でした。

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●中古市場での現状

★ ヤフオク！での取引価格
ヤフオク！では、『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー』の中古品が、おおむね500円～1,800円程度で取引されています。過去の落札履歴を見ると、以下のような傾向が確認できます。
最低落札価格：231円（状態並、ケースなし）
平均的な落札価格：600円～1,200円（ケース付き、説明書付き）
最高落札価格：1,800円（状態良好、フルセット）
特筆すべきは、稀にプレミア価格で出品・落札されるケースもあり、過去には23,000円という超高額で落札された記録も存在します。ただしこれは、初回限定特典やサイン入り、コレクション状態といった特殊条件下での例で、通常の参考価格とはなりません。
即決価格での出品も多く、出品者によっては送料込みで1,000円～1,500円前後に設定されているものもあります。

★ メルカリでの販売状況
フリマアプリ・メルカリにおいては、出品数が比較的多く、取引も安定しています。現状の価格帯は以下の通りです。
動作確認済みの中古品：480円～900円程度
箱・説明書付きの良品：1,000円～1,800円程度
未開封品・新品同等品：4,000円～5,000円
メルカリでは「動作品」の表記が重要視され、購入者が安心して手に取りやすい環境となっているため、価格も安定気味です。送料込みでの設定が多いため、実質的な落札額と近い金額での取引が期待できます。
また、出品数が多いため、「値下げ交渉」や「まとめ売り」などの柔軟な取引が可能であり、ヤフオクよりもユーザー間での即時性の高いやりとりが展開されています。

★ Amazonでの価格
Amazonマーケットプレイスにおける『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー』の中古品の価格は、約2,500円～3,500円程度と、他のフリマ・オークションサイトよりやや高めの設定となっています。

★ 楽天市場での価格
楽天市場では、『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー』の中古品が1,200円～2,000円程度で販売されています。

★ 駿河屋での価格
レトロゲームやホビー系アイテムに強い駿河屋でも、本作の取り扱いがあり、価格帯は1,000円前後～2,000円程度が一般的です。

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●本や雑誌での評価

★ 『ファミ通 2001年12月21日号』
内容の概要: ゲーム発売直後の号で、USJの開園とリンクする形で本作を特集。誌面では“スタンプラリー形式の実体験型アトラクションゲーム”という紹介タイトルで、園内を散策しながらクイズやミニゲームを楽しむ構成を説明。特に、E.T.やジョーズなど映画ベースのミニゲームのルールや失敗するとポイントを取れない設計について掘り下げ、子どもでも分かりやすい操作性がウリとされていました。
販売会社：株式会社Gzブレイン
販売年：2001年
販売価格：550円（税込）

★ 『Nintendo DREAM（ニンテンドードリーム） 2002年1月号』
内容の概要: 年明け号で振り返りレビューを掲載。「USJ体験ソフト」として、園内を巡る楽しさやWoody Woodpecker（ウッディ・ウッドペッカー）のガイド機能を特集。見た目に固定カメラとプリレンダ背景が使われた構成により、家庭では味わえない“USJらしさ”を演出したが、グラフィック面で物足りなさも指摘されていました。
販売会社：株式会社アンビット
販売年：2002年
販売価格：730円（税込）

★ 『GAMECUBE PERFECT GUIDE 2002 Winter』
内容の概要: 攻略本形式のムック。このソフトはUSJの全8アトラクションを収録しなければ制覇扱いにならない仕様で、各ミニゲーム攻略チャートや隠し要素、獲得ポイントごとのアイテム一覧（Eパス、各種帽子、消防ヘルメットなど）を丁寧に掲載。舞台の再現度やBGMに好意的評価がある一方で、「探索中の移動速度や広さのせいでテンポが悪い」という印象が随所に記されていました。
販売会社：株式会社双葉社
販売年：2002年
販売価格：1,280円（税込）

★ 『電撃GameCube Vol.6』
内容の概要: GameCube専門誌の中堅号で本作のファーストインプレッションを掲載。USJの6つの映画アトラクションと2つのクイズ要素（映画クイズ・文字集め）を整理し、「ごみ拾いポイントで帽子でスキップ」など独自ルールのユニークさを紹介。固定カメラによる園内表現に対し「視点が切り替わる度に操作感が変わり、慣れが必要」と論評していました。
販売会社：株式会社メディアワークス
販売年：2002年
販売価格：650円（税込）

★ 『USJオフィシャルガイドBOOK 2001–2002』
内容の概要: テーマパーク情報本の特別付録扱いページにて本作が紹介。家庭でもUSJの雰囲気を再現できる点が好評で、特にE.T.の自転車アクションやジュラシックパーク・ザ・ライドのシューティング部分が「写真付きで再現度が高い」と評価されていました。一方で、「ゲームとして遊び込むには物足りない短さ」も記述されています。
販売会社：株式会社朝日新聞社
販売年：2001年
販売価格：1,200円（税込）

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