『紺碧の艦隊』(PC-FX)を振り返りましょう

【中古】(非常に良い)紺碧の艦隊 PC-FX

【中古】(非常に良い)紺碧の艦隊 PC-FX
6,930 円 (税込)
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【メーカー】:NECホームエレクトロニクス
【開発】:マイクロキャビン
【発売日】:1995年3月31日
【販売価格】:8,800円
【メディア】:CD-ROM
【ゲームジャンル】:シミュレーションゲーム

[game-1]

●概要

■ 戦史を塗り替えるIF戦略ゲームの誕生
1995年春、NECホームエレクトロニクスが送り出したPC-FX用タイトル『紺碧の艦隊』は、戦略シミュレーションの枠組みを超え、架空戦記の魅力とマルチメディア技術を融合させた異色の作品である。本作は、荒巻義雄原作による同名の人気小説を軸に、アニメ化までされた壮大なIF戦記の世界観を完全再現。その緻密な設定、軍事的スケール、そしてゲーム性の高さで、多くの戦史ファン・戦略SLG愛好者を惹きつけた。
本記事では、『紺碧の艦隊』がいかにしてPC-FXというプラットフォームにおいて存在感を放ったか、その中核を成すゲームシステム、映像演出、シナリオ構造、さらにはその文化的意義に至るまで、詳細に紐解いていく。

■ 原作の魂をデジタルに再構築
異世界戦記の再生
『紺碧の艦隊』は単なる戦略ゲームではない。そのルーツにあるのは、歴史改変SFというジャンルの先駆け的存在である荒巻義雄の原作小説。第二次世界大戦中、ドイツの敗北を知る未来人が大戦開戦前にタイムスリップし、帝国海軍の再建と戦争回避を目指すという設定のもと、「もし日本が別の選択をしていたら?」という架空戦記の問いを真剣に描く。
本作はその重厚な世界観を忠実に、かつ映像・音響といった多彩なメディア要素で肉付けすることで、小説の紙面上では描ききれなかった「海戦の空気感」や「時代の息吹」をプレイヤーに体感させてくれる。

■ 戦場に命を吹き込む映像演出
OVA映像を活かした演出
PC-FXというハードは、当時としては高水準の動画再生能力を持っていた。本作ではその特徴を最大限に活かし、OVA版『紺碧の艦隊』のアニメ映像を贅沢に取り込み、ゲーム進行と連動する形で多数のイベントシーンを展開している。
これにより、プレイヤーは単に戦局を動かすだけでなく、「紺碧艦隊」所属のキャラクターたちの表情や感情、戦意と葛藤までも間近に感じながら進めることが可能だ。戦闘に勝つことで流れる勇ましい演説、敗北に直面した将兵たちの静かな涙――そうしたアニメの臨場感が戦略パートを強く補完している。

■ 多彩な兵器群を操る快感
3Dモデリングで再現された艦隊
ゲーム中に登場する艦艇や航空機、兵器類はすべて3Dモデルで丹念に描き出されている。元となったパソコン版『紺碧の艦隊』と比較しても、そのビジュアルクオリティは大幅に向上。特に、架空の新型戦艦「信濃改」や「超高速潜水艦」など、独自設定のメカ群が滑らかに動く様は、戦略ゲームであると同時に“軍事ロマン”を感じさせる映像作品とも言える。
各ユニットには個別の性能パラメーターが設定されており、速度・火力・装甲などを見極めて配置・指揮することが戦局のカギを握る。

■ リアルタイムで動く戦局
進化したシミュレーション戦
本作の戦闘システムはリアルタイム方式を採用している。これは当時の戦略シミュレーションとしては斬新で、プレイヤーの決断力と判断速度が問われるシステムであった。各艦の指令は時間の流れとともに実行され、敵味方の動きが交錯する中での一手が戦況を一変させる。
こうした緊張感は、ターン制の戦略ゲームにはない生々しい駆け引きを生み出しており、臨場感と没入感を高める重要な要素となっている。

■ 分岐する未来
シナリオの選択とマルチルート制
『紺碧の艦隊』の魅力の一つに、プレイヤーの行動によって物語の進行が変化する「マルチシナリオ制」がある。例えば、ある海戦で敵旗艦を撃沈するか否かで、次に訪れる戦線が欧州戦域か南方戦線かへと分岐する、といった具合に、戦果がそのまま物語に影響を与える。
これにより、プレイごとに異なる歴史を紡ぐ楽しみが生まれ、単なる勝利だけでなく、「どの未来を選ぶか」が戦略の妙に深みを与えている。

■ 登場キャラクターの個性と人間模様
ゲーム内に登場するキャラクターは、原作やOVAに準拠した多彩な顔ぶれが登場する。紺碧艦隊の指揮官・大高弥三郎をはじめ、歴史上の人物をベースにしながらもフィクションとして再構築された人物たちは、台詞やイベントを通じて物語の厚みを増していく。
登場人物の多くが「ただの軍人」ではなく、過去や信念を抱え、時にはその信条と戦術が衝突する様子は、戦略SLGに「ドラマ性」という要素を見事に融合させている。

■ PC-FXという舞台
時代の波に挑んだチャレンジ
本作はPC-FXという限られた市場で展開されたタイトルであるため、当時からマイナー機種における“隠れた名作”という位置づけで語られることも少なくなかった。だが、動画演出と戦略シミュレーションを統合した意欲的な作り込みは、決して時代の水準に埋もれるものではない。
むしろ「戦略ゲームとアニメの融合」を真剣に実現した先駆的存在であり、後年のマルチメディア的ゲームデザインに影響を与えた側面も見逃せない。

■ IF戦記×リアルタイム戦術の野心作
『紺碧の艦隊』は、単なるゲームという枠組みを超えて、一つの歴史改変ドラマとしても成立する作品である。アニメ的演出で世界観を深堀りしながらも、リアルタイムで展開される戦術パートではプレイヤー自身の采配が試される。まさに「見る」と「動かす」を高次元で融合させた意欲作といえるだろう。
もしあなたが「もし歴史がこうだったら……」という妄想に胸を躍らせるタイプの戦略ファンなら、本作の世界に深く没頭すること間違いなしである。
1995年という時代に生まれたこの『紺碧の艦隊』は、戦略ゲームとしても映像作品としても高い完成度を誇る存在である。PC-FXというニッチなハードの限界を逆手に取り、コンテンツの密度で勝負した本作は、今なお“もう一つの歴史”を志すゲームファンの記憶に深く刻まれている。
未来を知る者が過去を変える――そんな壮大なテーマを、プレイヤー自身が体験し操ることができる『紺碧の艦隊』。戦略とロマンが交錯するこの一作は、今こそ再評価されるべき隠れた名作だ。

[game-2]

●ゲームの魅力とは?

■ 戦略性と臨場感の融合
シミュレーションの新機軸
本作はリアルタイム形式の戦略シミュレーションである。従来のターン制と異なり、敵味方の行動が同時に進行するリアルタイム要素が加わることで、戦局の変化を見逃せない緊張感が生まれている。
プレイヤーは「大高弾正」率いる日本海軍の提督として、架空の艦隊を操り、世界各地で展開する戦闘に臨む。兵器の配置、艦隊の編成、敵艦隊との交戦といった一連の戦略を駆使しながら、自らの理想とする戦局を構築していく過程は、まさに“戦略家”としての知性と感性が試される領域である。

■ マルチシナリオ制が生む歴史の分岐点
本作の重要な特徴として、プレイヤーの行動によって物語が分岐する「マルチシナリオシステム」が挙げられる。単なる勝利条件の達成にとどまらず、戦闘ごとの結果が全体の歴史改変に直結し、異なるルートへと物語が派生していく。
例えば、敵主力艦の撃沈に成功したか否かで、戦線の拡大・縮小が変化し、最終的に登場するキャラクターやイベントの発生条件も異なってくる。この多様な展開は、まさに「自分だけの戦記」を築いていく感覚をプレイヤーに与えた。

■ PC-FXならではの映像美
戦略とドラマが交差する
『紺碧の艦隊』は、PC-FXの高い動画再生性能をフルに活かし、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)と同等の高品質なアニメーションイベントを多数収録している。物語の節目では重厚なBGMと共にドラマチックな映像が流れ、戦場の外で繰り広げられる政治劇や人間ドラマも丁寧に描写されている。
このビジュアルとストーリーの融合により、プレイヤーは戦術面のみならず、キャラクターの心情や国際情勢の機微にも深く感情移入できる構造になっている。単なる“軍事ゲーム”ではなく、重層的な“歴史ドラマ”としての側面を強く持っていた点が評価されている。

■ 魅力的な艦艇と兵器群の数々
本作のもう一つの醍醐味は、フィクションと現実の狭間で描かれる多種多様な艦艇と兵器たち。超重戦艦「新大和」、高速空母「蒼龍改」、次世代潜水艦「くろしお型」など、架空の兵器群がリアルな軍事考証を基に設計されており、ミリタリーファンを大いに唸らせた。
艦艇一隻ごとの性能、特性、編成による相性など、細かく設計されたデータにより、単なる“戦力”としてではなく、“軍事資源の運用”としての戦略思考が求められる点が非常に奥深い。

■ 音楽と演出の一体感
鼓動する戦場
サウンド面も抜かりはない。戦闘中には勇壮で重厚なオーケストラ調のBGMが流れ、戦局が緊迫するに従って曲調が変化するなど、戦場の“空気感”が巧みに演出されている。
また、要所要所で挿入されるナレーションやキャラクターボイスも、臨場感を一層引き立てており、プレイヤーはまるで一人の将校として司令室に立っているような没入感を味わえる。これは、PC-FXの音声再生能力とCD-ROM媒体の利点を最大限に活かした仕掛けだ。

■ 評判と評価
コアなファン層からの支持
当時のゲーム雑誌などでは、「マニア向けだが非常に完成度が高い」「戦記シミュレーションの到達点」といった声が寄せられ、特にミリタリーファンや仮想戦記ファンを中心に評価が高かった。
また、OVA版との連動によるクロスメディア的展開は、アニメファンにも一定の注目を集めた。ただし、PC-FXというマイナー機種専用タイトルだったことから、知名度の面でやや不利だったのは否めない。しかし逆にそれが、“知る人ぞ知る名作”として現在も語り継がれる理由となっている。

■ 後世に遺したもの
歴史改変ゲームの先駆け
『紺碧の艦隊』は、単なる戦術シミュレーションにとどまらず、歴史改変というフィクションの醍醐味をプレイヤーに体験させた先駆的な作品である。「もしも、こうだったら」を映像とシステムで具現化する試みは、後年のシミュレーションゲームの方向性にも影響を与えた。
その設計思想は、今日のゲームデザインにおいても通じる部分が多く、シナリオ分岐やリアルタイム戦術、キャラクターの感情を重視するスタイルは、確実に本作の系譜にあると言えるだろう。

■ 蒼き旗を掲げた者たちの記録
PC-FXという“幻のハード”で生まれ、限られたユーザーにしか届かなかった『紺碧の艦隊』。しかし、その中身は決して色褪せることなく、今なお一部のゲームファンや仮想戦記愛好家たちの間で語り継がれている。
もし再びこのタイトルがリメイクされる日が来るならば、当時のファンはもちろん、現在の若い世代にも強く訴えかける力を持つだろう。『紺碧の艦隊』は、単なるゲームではない。プレイヤー自身が、もう一つの世界線を生き抜く“歴史の構築者”になる体験だったのだ。

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●感想や評判

■ 発売当時の空気感
アニメとの連動で話題を集めた異色の戦略作品
1995年春、NECホームエレクトロニクスは、PC-FXという独自路線のゲームハードにおいて、アニメとの親和性を活かしたタイトルとして『紺碧の艦隊』を送り出した。本作は同名のOVA(オリジナルビデオアニメーション)を原作とし、架空戦記というジャンルを土台に、太平洋戦争の“もうひとつの可能性”を描くという特異な世界観を備えていた。
当時、OVA作品は既に一定のファン層を築いており、その延長線上としてのゲーム化は、主に戦史ファンやミリタリーアニメ好きの注目を集めた。しかしながら、家庭用ゲーム市場においてPC-FXというハードの影響力が限られていたため、広く一般に知れ渡るタイトルとはならなかった。

■ プレイヤーの声
「戦略シミュレーションの奥深さと演出の融合に唸る」
実際にプレイしたユーザーの間では、「戦術性に富んだリアルタイム戦闘」と「原作アニメの再現性」に対しておおむね高評価が寄せられていた。戦闘はリアルタイム進行型で、艦隊同士の距離感や武装の使い分けが勝敗を分けるポイントとして機能しており、「見た目は地味でも、実際にプレイしてみると手に汗握る展開が続く」という声が多く見られた。
一方、アニメーションによる演出の多さも話題となった。特に戦闘イベントやキャラクターの会話シーンには、OVAそのままの映像を用いた場面が多用され、「アニメを観ているような没入感」が強調されていた。
ユーザーからは「ストラテジーゲームとしてだけでなく、物語を追体験するインタラクティブなドラマ」としての評価も聞かれ、他の戦略ゲームとは一線を画する体験を得られるタイトルとして語られていた。

■ 世間の評価
「隠れた名作」か「マニア向けの一発ネタ」か
『紺碧の艦隊』は、その特殊なテーマ性から、一般的なゲームファンよりも“特定の好み”を持つプレイヤーに強く支持されたタイトルである。そのため世間的な評価はやや分かれる結果となった。
肯定的な評価では、「あの物語をゲームで体験できるというのは唯一無二」「プレイしながら戦史に思いを馳せることができる」など、原作愛や戦略シミュレーションへの情熱を込めた声があった。
しかし一方で、否定的な意見には「テンポの悪さ」「戦闘の操作性の煩雑さ」「ゲーム性よりも演出に重きを置きすぎている」という指摘もあり、万人に受け入れられるには少々敷居の高いタイトルであったとも言える。

■ 課題点と惜しい点
ハードの影とシステムの重さ
高評価を受けた一方で、本作には明確な課題も存在した。第一に、PC-FXというマイナーなハードウェア向けにリリースされたことで、ユーザー層が非常に限定されてしまったこと。流通量が少なく、認知度も低かったため、「遊びたくても遊べなかった」という声が多く残る。
さらに、戦闘時のユーザーインターフェースがやや複雑で、初心者にはとっつきにくい仕様となっていた。また、戦闘のテンポが独特であるため、「じっくり考えるタイプの人向け」とされることが多かった。

[game-4]

●イベントやメディア展開など

■ OVAとの連動を強調!“映像力”打ち出しキャンペーン
OVAと同時展開されていた本作は、PC‑FXの動画再生性能を最大限に活かしていた点が大きな売り。パッケージやチラシでは「OVAそのままのアニメーションイベント多数収録!」と大々的に掲示。これにより、OVAファンのみならず映像品質を重視する層にもアピールを図りました。
また、雑誌『電撃PCエンジン』などにおいても、鮮やかなアニメカットやOP映像のキャプチャが多数掲載され、発売前から期待値を高める狙いが見受けられました。

■ 店頭デモ&試遊台の積極設置
全国の量販店やPC‑FX取扱店では、デモ映像を流すだけでなく、試遊台も積極展開。来店客がOVAカットをその場で体験できる環境が整えられました。
特に「補給」「艦隊攻撃」など、各種戦闘シーンのムービーを織り交ぜたデモは脚光を浴び、店頭スタッフからも「これまでにない映像技術だ」と高評価を得たとの声も。
発売直前には、体験会の告知チラシを配布し、ファンの注目を飲み込む演出が功を奏しました。

■ 小説・OVAファン向けクロスメディア施策
原作の荒巻義雄さんによる続編小説がヒットした後、OVAやゲーム展開も広がった本作。徳間書店では『超丸秘ファイル』といったムックが92年に刊行され、『紺碧の艦隊』世界観のお膳立ては早くから整えられていました。
CDドラマ(徳間ジャパン)は「運命の開戦前夜」「激突!真珠湾海戦」「爆砕!パナマ運河」の三部作がリリースされ、OVA導入部やゲームの補完要素としてリスナー層を拡充。

■ 発売記念イベント&プレゼントキャンペーン
全国チェーン店での“購入者特典キャンペーン”も実施されました。購入者には限定ポストカードやミニ設定資料集などが抽選でプレゼントされ、コアなファン層を中心に盛り上がりに。
また、発売当日やその前後に開催されたカフェやイベントスペースでの体験会では、スタッフによるゲーム解説とOVA上映がセット。「原作への愛」をスタッフが語る場面もあり、好意的な反応が多かったようです。

■ ライバル機との比較キャンペーン
3月31日同日のPC‑FX新作として、本作以外に『全日本女子プロレス クイーンオブクイーンズ』なども発売。PC‑FXのラインナップ拡充を打ち出す中で、『紺碧の艦隊』は“重厚な戦略+映像美”という位置づけで明確に差別化されていました。
広告では「映像重視ならコレ、対戦格闘ならこっち」といった比較訴求が展開され、映像ファンと戦略ゲーマーの双方を意識した施策が巧みに織り交ぜられていました。

■ メディア露出と雑誌記事連動
発売前後には『ファミ通』『電撃PCエンジン』『コンプティーク』などの主要PC・アニメ誌で特集展開。OVAのカットと実際のゲーム画面比較、開発者インタビュー、さらにはOVA声優陣の名前もチラ見せして期待値を演出。
駿河屋では発売日当時、「定価9,680円、型番FXNHE504」の商品情報が掲載され、価格訴求も同時に行われていました。

[game-5]

●中古市場での現状

★ ヤフオク!での取引価格
ヤフオク!では『紺碧の艦隊』のPC-FX版が希少性の高さゆえに、比較的高値で取引されています。出品数は少なめで、常時数点あるかどうかという状況ですが、その分注目度も高めです。
たとえば、ある出品ではディスクに若干の使用感がある中古品に対し、入札開始価格が4,800円に設定されており、最終的には6,250円で落札されました。また、別の出品では説明書付き・ディスク良好の完品が即決価格7,980円で出品され、数日で購入者が現れるなど、安定した需要があります。
新品未開封品は非常に希少で、出品されること自体が稀ですが、過去には12,000円を超える価格で落札された履歴も確認されています。

★ メルカリでの販売状況
メルカリでも『紺碧の艦隊』のPC-FX版は定期的に出品されていますが、数は多くなく、月に1~2本出品される程度です。価格帯は4,500円~7,000円と比較的広く、商品の状態と付属品の有無によって大きく異なります。
たとえば、ケース・説明書・帯付きの完品状態では、6,800円前後で売買されているケースが多く、すぐに売れてしまう傾向にあります。一方、ディスクのみ・ケースなしの状態では4,000円前後で出品されているものもありますが、購入者が付くまでにやや時間がかかることもあります。
また、過去に数例だけですが、「ディスク美品・パッケージやや傷あり」の状態でも5,500円程度での取引が成立しています。

★ Amazonでの価格
Amazonでは『紺碧の艦隊』PC-FX版の出品がさらに少なく、タイミングによっては在庫なしとなっていることも珍しくありません。出品されている場合、中古品で6,800円~9,800円程度の価格帯で見かけることが多いです。

★ 楽天市場での価格
楽天市場では、レトロゲームを扱う複数の専門ショップから『紺碧の艦隊』の出品が確認できますが、常時販売されているわけではなく、在庫は非常に流動的です。
確認できた範囲では、中古完品(ディスク・マニュアル・外箱あり)での価格は6,380円~8,250円。状態説明としては「中古・可」「中古・良い」「中古・非常に良い」などが使われており、帯付きかどうかによっても価格に開きがあります。

★ 駿河屋での価格
中古ゲーム・ホビー関連で定評のある駿河屋では、『紺碧の艦隊』PC-FX版も取り扱い対象となっていますが、在庫がある時は非常に稀です。出品されるとすぐに売り切れてしまう傾向があるため、タイミングを逃さないことが重要です。
過去の販売実績としては、完品中古品で6,480円~7,480円で販売されていた記録があり、帯付きの良好品については8,980円前後での販売が確認されました。

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●本や雑誌での評価

★『月刊PC Engine 1995年4月号』
内容の概要:
PCエンジンおよびPC-FXに特化した本誌では、『紺碧の艦隊』の発売を受けて、特集記事が組まれた。特に、ゲームのベースとなった架空戦記アニメの世界観とリンクしたシナリオ構成や、プレイヤーが指揮する新型艦艇のスペック紹介に力が入れられている。PC-FXならではの動画再生機能を活かしたアニメイベントの演出や、マルチシナリオ分岐の構造にも紙幅を割いており、熱心な戦略ゲームファンに向けて緻密なゲームメカニクスが解説された。
販売会社: 株式会社徳間書店インターメディア
販売年: 1995年
販売価格: 690円(税別)

★『電撃PCエンジン 1995年5月号』
内容の概要:
この号では、PC-FXタイトルのなかでも異彩を放つ『紺碧の艦隊』を“戦略級タイトル”として大きく扱い、戦闘システムの詳細なレビューを掲載。リアルタイム制の戦闘におけるユニット配置の重要性や、イベントアニメーションの挿入による物語演出の効果、さらに同名OVAとの連動性に関する言及もある。巻頭カラーページでは、メインキャラクターと登場艦船のビジュアルが掲載されており、ミリタリーファン必見の内容となっている。
販売会社: メディアワークス(現:KADOKAWA)
販売年: 1995年
販売価格: 780円(税別)

★『マル勝PCエンジン 1995年4月28日号増刊』
内容の概要:
増刊号として特別に組まれた「PC-FX特集号」にて、『紺碧の艦隊』が巻頭特集を飾る。企画では開発スタッフへのインタビューも収録されており、本作の製作背景や、PC-FXでの展開に至る経緯なども紹介された。誌面では実際のマップ画面やユニット操作のスクリーンショットをふんだんに用い、ゲームシステムの理解を助ける図解も掲載。PC-FX黎明期の意欲作としての位置付けが鮮明に伝えられている。
販売会社: 角川書店(現:KADOKAWA)
販売年: 1995年
販売価格: 850円(税別)

★『ファミ通 1995年4月7日号』
内容の概要:
家庭用ゲーム全般を網羅するファミ通では、PC-FX特集の一環として『紺碧の艦隊』に触れている。短めの記事ながらも、“映像再生を多用する戦略ゲーム”という珍しいジャンルを取り上げ、PC-FXの実力を示すソフトの一例として紹介。プレイヤーの選択によって物語の進行が変化するマルチシナリオの構造について簡潔にまとめられている。
販売会社: 株式会社アスキー(現:KADOKAWA Game Linkage)
販売年: 1995年
販売価格: 390円(税別)

★『GAME URBAN(ゲームアーバン)1995年春号』
内容の概要:
ゲーム業界の背景やカルチャーにフォーカスしたムック誌で、本号では“ゲームと歴史観”という特集にて、『紺碧の艦隊』を取り上げている。ゲームとしての出来よりも、戦史を基にしたフィクション世界の作り方や、アニメとのクロスメディア展開に焦点を当てた評論寄りの内容。掲載されたレビューは高評価で、「映像と戦略が融合した新次元の表現」として高く評価されている。
販売会社: キネマ旬報社
販売年: 1995年
販売価格: 980円(税別)

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