
【DC】セブンスクロス 【中古】 ドリームキャスト ドリキャス
【メーカー】:NECホームエレクトロニクス
【開発】:ヒューネックス
【発売日】:1998年12月23日
【販売価格】:5,800円
【メディア】:GD-ROM
【ゲームジャンル】:シミュレーションロールプレイングゲーム
●概要
■ 海から始まる原初の旅
1998年の年末、ドリームキャストの黎明期に一風変わった一本のソフトが登場した。タイトルは『セヴンスクロス』。それは派手なCGでもなく、定番のアクションでもない。「生命とは何か」という本質をテーマに据えた、知的好奇心をくすぐるシミュレーションRPGである。
このゲームでは、プレイヤーが操作するのは人間でもロボットでもなく、正体不明の”原初の生命体”。その存在は、太古の海の中に息づく小さな細胞のような姿から始まり、周囲の生命を取り込み、自らの構造を変化させてゆく――そう、まさに「進化」がゲームの中心にあるのだ。
■ ジャンルの境界を越えた独自のシステム
『セヴンスクロス』は「進化型シミュレーションRPG」と分類されるが、その内容は他のどのゲームとも一線を画している。プレイヤーはゲームを通じて戦闘を重ね、得たエネルギーやパーツを用いて自身の身体構造を変化させていく。まるで、微生物から脊椎動物へと進化していく壮大な生命の歴史を、ひとつのゲームで再現するかのようだ。
ゲームの核を成すのは、独自に設計された「図形認識進化システム」――すなわち「S・O・M(セルフ・オーガナイゼーション・マップ)」である。これはプレイヤーが点や線で構成された図形をシート上に描き、そこに部位情報を組み込むことで、進化体のフォルムや能力が変化するというもので、他のゲームでは見られないインタラクティブな創造要素となっている。
■ 進化の鍵は”捕食”と”選択”
プレイヤーは探索を進める中で他のクリーチャーと遭遇し、それらと戦い、勝利することで「パーツ」を入手する。これらのパーツは、手足、器官、体表、知性器官など様々な用途があり、どのように組み合わせるかによって能力値や戦い方が大きく異なってくる。
また、戦闘において重要なのは単なる勝敗だけではない。敵の生物が持つ独自の能力や特性を”取り込む”ことで、プレイヤーの進化の道筋が変わるのだ。すなわち、本作において「敵」は倒すべき障害物であると同時に、「素材」でもあり「進化の糧」でもあるのである。
■ 6つの異なる世界、そしてその先にある謎
『セヴンスクロス』の冒険の舞台は6つの異なるエリアで構成されており、それぞれに生態系や支配する「ボス生命体」が存在している。砂漠、密林、火山地帯、水中都市――進化の途上で訪れるそれぞれの世界には、環境に適応した独自の生物たちが蠢いている。
エリアを攻略するには、そこに適した姿形へと進化する必要がある。たとえば高熱に強い皮膚、飛行能力、耐水性、毒耐性など、必要とされる能力が異なるのだ。この適応こそが『セヴンスクロス』の戦略性であり、探索と進化の喜びを深める要素である。
各エリアの最後には「ボス」が待ち構えており、その強さや特殊能力は通常の生物とは一線を画している。倒すことで新たなエリアへ進むことが可能となり、さらに新たな進化の素材や環境がプレイヤーを待ち受ける。
■ 心理と色
プレイヤーの内面が進化を左右する
本作にはもう一つ特筆すべきシステムが存在する。それは、ゲーム開始時に行われる心理診断テストのような「色の選定」である。プレイヤーの回答により、6種類のパラメータ(たとえば攻撃、防御、スピード、知力、成長性、適応性など)と色の対応関係が決定する仕組みだ。
この設定は一度決定すると変更できないため、以後の進化ルートや能力傾向に強い影響を及ぼす。例えば「赤が攻撃力」になるプレイヤーもいれば、別のプレイヤーでは「赤=成長性」となるかもしれない。この主観的な選定が、まるでDNAのランダム性のように作用し、他プレイヤーとの進化の個性を際立たせている。
■ 終盤に訪れる世界の真相
そして進化の意味
物語は終盤に差し掛かると、単なる「進化の旅路」から、「存在とは何か」というテーマに変化していく。プレイヤーが進化を極めていくと、やがて到達するのは「知性の発露」と「文明の萌芽」――そして生命の根源へと迫る核心的な真実。
この急展開は、プレイヤーにとって驚きと衝撃を与えるものであり、単なるサバイバルやバトルを超えた”哲学的思索”の領域へと導く。本作を一度クリアした者が「もう一度最初からやってみたい」と語る理由は、この終盤の深い展開にこそある。
■ 視覚と音の演出
異形の美学
『セヴンスクロス』の魅力はゲーム性だけではない。グラフィックには、ドリームキャストならではの高解像度ポリゴンが使用されており、登場するクリーチャーたちはいずれも不気味でありながら美しさを感じさせる、独特のデザインで描かれている。
BGMや環境音も静かで不安を誘うようなものが多く、ゲーム全体に漂う「異世界的な神秘性」を見事に演出している。どこか懐かしさと不気味さが同居した空気感は、一度足を踏み入れるとプレイヤーを逃がさない魅力を持っている。
■ 知るほどに深まる実験作の意義
『セヴンスクロス』は、その独創性ゆえに万人受けするタイトルとは言いがたい。しかし、生命の本質や進化の可能性をテーマに据え、図形入力や心理テストといったユニークな要素を盛り込んだ本作は、まさに「試みの結晶」といえるだろう。
その後の進化型シミュレーション作品にも影響を与えたとされるこのゲームは、ゲームという枠を超えて「インタラクティブな思索の場」であり、「生命の創造という遊びの哲学的問い」でもあったのだ。
■ もう一つの進化の物語を求めて
1998年というゲームの転換点でリリースされた『セヴンスクロス』は、時代を先取りしすぎたかもしれない。その特異なシステムとテーマ性ゆえ、今なおコアなファンによって語り継がれる一作である。
今だからこそ、ふたたびこの海からの旅を始めてみてはどうだろうか。思考と創造、選択と変化、そして己の進化を試すゲームが、あなたを待っている。
●ゲームの魅力とは?
■ 遺伝子が奏でる交響曲
ゲームの根底に流れる「生命進化」の哲学
『セヴンスクロス』は、単なるゲームの枠を超え、プレイヤーに“進化”という概念を直感的かつ刺激的に体験させる異色の作品だ。プレイヤーは一つの生命体として誕生し、海洋の微生物から始まり、やがて両生類、哺乳類、さらには高次の生命へと変貌していく。その過程はただのレベルアップやステータス向上ではなく、身体のパーツそのものが変化し、見た目や能力、行動範囲さえも大きく変わっていくダイナミックな変容が魅力となっている。
この作品の最大の魅力は「S・O・M(セルフ・オーガナイゼーション・マップ)」という独自システムにある。点や線を描きながら自らの進化を制御するというこの仕組みは、まさに生命の設計図を描く行為であり、プレイヤーにクリエイターとしての悦びをも与える。
■ 肉を食らい、己を進化させる
捕食と変態のループが生むゲーム体験
プレイヤーは敵となる生物を倒すことで「パーツ」と呼ばれる素材を得る。このパーツを使って自身の外骨格、脚、翼、牙などを変化させていく。選択するパーツの組み合わせにより、スピード特化型、水陸両用型、空中制圧型など多様なスタイルに分化させることができ、同じゲームを繰り返しプレイしても全く異なる進化系譜をたどることができる点が、飽きを感じさせないポイントだ。
また、戦闘はリアルタイムで行われるアクション形式。異形の姿となったプレイヤーが、敵のパターンを読み、ジャンプや回避、打撃を繰り出して戦う様子は、RPGでありながらアクションゲームの爽快さも併せ持つ。とくに中ボスや各エリアの守護者であるボスとの対戦は、進化による戦術の多様性が試される熱戦となる。
■ 幻想と有機が交錯する世界
グラフィックと世界観の独自性
『セヴンスクロス』の舞台は、地球のようで地球ではない、幾層にも分かれた幻想的な惑星。海底に眠る原始的なコロニー、地熱でうねる岩場、色彩が毒々しいジャングル、浮遊する空中浮島……こうしたエリアの造形は、すべてが「生命と自然の圧力」によって形作られており、異形でありながら有機的な世界が画面の中に広がっている。
特筆すべきは、生命体のデザインだ。クリーチャーたちは単なる“モンスター”ではなく、現実の動植物や微生物をモデルにしつつも、ありえそうでありえない絶妙なデザインで仕上げられている。虫のような脚を持ちつつ哺乳類の皮膚を纏う敵や、透明な羽根を生やした粘菌状の生物など、その不気味さと神秘性が共存している。
■ 「進化をデザインする」体験が生むプレイヤーの没入感
プレイヤーの行動によって生まれる進化の分岐は、単に外見の違いだけにとどまらず、戦略的な選択にも影響を与える。たとえば、ジャンプ力を高める脚パーツを優先すれば高所にある隠しアイテムに到達できるが、防御力が低下する可能性もある。また、特定のパーツ同士を組み合わせることで、意図しない特殊な機能が発現することもあるという「発見性」もあり、この試行錯誤がプレイヤーを長く惹きつける要因となっている。
進化を通じて世界を切り拓くというテーマ性が、プレイヤー自身の選択によって具現化される点において、本作はきわめてインタラクティブで創造的なゲーム体験を実現している。
■ 評判と評価
知る人ぞ知る“異端の傑作”としての存在感
発売当時、『セヴンスクロス』はあまり大々的な広告展開をしていなかったため、世間の注目を大きく集めることはなかった。だが、そのコンセプトと挑戦的なゲーム性は、一部のゲームファンやレビュアーから高く評価された。
当時の雑誌レビューでは、「一見マニア向けだが、やりこむほど奥深さを実感できる」「独自の進化システムは他の追随を許さない」といった声が見られた。また、インターネット掲示板やレビューサイトでも、「プレイして初めてこのゲームの凄みが分かる」といった評価が散見される。
特にコアなファン層からは「ドリームキャストでしか体験できない特異点」「世界観と進化の融合が美しい」として長年にわたり支持され、2020年代に入ってもレトロゲームファンの間で語り継がれている。
■ 『セヴンスクロス』という唯一無二の“生命シミュレーション体験”
1998年のリリースから25年以上が経過した今でも、『セヴンスクロス』は他に類を見ない“進化体験ゲーム”として記憶されている。大衆的な人気こそ得られなかったが、進化というメカニズムをここまで大胆に、しかもプレイヤーに直感的に触れさせたゲームは他に類を見ない。
ドリームキャストという限られたプラットフォームで誕生したこの作品は、むしろその制限があったからこそ、自由で実験的な表現が可能となったとも言えるだろう。『セヴンスクロス』は、進化の過程そのものを娯楽へと昇華させた、稀有な挑戦的タイトルとして、今後もゲーム史にひっそりと刻まれ続けていくに違いない。
●感想や評判
■ プレイヤーの声
戸惑いと好奇心が交錯する体験
『セヴンスクロス』を実際に手にしたプレイヤーたちの声は、概ね「理解しにくいがクセになる」という趣旨で収束している。
「最初は何をすればいいのか分からなかった。でも、やっていくうちに自分の生き物が段々と強く、美しくなっていくのが面白かった」
「説明不足すぎる。でも、それが逆にリアルな“生命の原初”って感じがして妙に納得した」
「進化パーツの組み合わせを試行錯誤する時間が楽しかった。攻略情報が少なかったから、純粋な試行錯誤が味わえた」
一方で、「難解すぎて途中でやめた」「インターフェースが不親切で疲れる」という不満も一定数存在した。これは本作が、一般的なゲームプレイの“お約束”をあえて排していたためだ。チュートリアルの不在、ストーリーテリングの希薄さが原因で、投げ出してしまうユーザーも少なくなかった。
■ 世間一般の評価
マイナーだが語り継がれる“実験作”
商業的には決して大成功とは言い難かった本作。しかし、コアなゲーマーやゲーム研究者の間では“異色の傑作”として再評価の声が上がっている。
たとえばあるゲームフォーラムでは、「セヴンスクロスは“ゲームとは何か”を問い直す実験作だった」との書き込みがあり、他にも「今のインディーゲームに通じる精神を先取りしていた」という意見も見られる。
また、“育成×戦闘×進化”というジャンル横断型システムは、後の『Spore』や『Creatures』といった作品にも似た思想を感じさせるという点で、時代の先を行きすぎた存在とも言える。
■ ゲームメディアによる評価
挑戦的コンセプトへの高評価と、UIへの厳しい声
当時のゲーム専門誌では、『セヴンスクロス』のユニークな設定とゲームデザインに対して好意的な評価が下された一方で、操作性やテンポに関しては辛口のコメントも目立った。
★ゲームの核となる進化システムは斬新。自らの生命体を構築していく楽しさは格別。ただし説明不足に加え、成長のフィードバックがわかりづらく、序盤の試行錯誤に難儀する人も多いはず。
★進化をテーマにしたRPGという発想は新鮮。だがUIが洗練されておらず、マップ構造も煩雑で初心者には厳しい印象。光る部分は多いが、万人に勧められるタイトルではない。
これらの記事からも分かるように、『セヴンスクロス』は“素材は極上、調理法に課題あり”という評価が主だった。
■ ゲームデザインへの賞賛
生物進化という主題の先進性
多くのレビュワーが注目したのは、本作が掲げる「生物の進化」というコンセプトそのものだ。これは単なる設定として用意されたわけではなく、プレイヤーの選択によって形態や能力が変化するという“インタラクティブな進化”として、ゲームプレイそのものに組み込まれていた。
進化パーツの収集・合成・装備によって、四肢の形状が変化し、ジャンプ力や攻撃方法、移動スピードまでが変わっていく。その変化は見た目にも反映され、プレイヤーはまさに“神”としての視点で自分の生命体を創造していく体験を得られた。
■ 図形認識システム「S・O・M」への反応
先進的だが直感性に欠けた
本作の最も革新的な機能の一つが、進化を決定づける入力方式「セルフ・オーガナイゼーション・マップ(S・O・M)」だった。プレイヤーは点や線を用いてマークシートのような進化図を描き、それがパーツ生成や能力変化に直結する。
だが、この図形認識システムは、斬新である一方で直感的操作には程遠く、「何を描けばどうなるのか分かりづらい」と不満の声も多かった。
一部ユーザーからは、「まるで暗号解読をしているようだ」と揶揄されることもあり、マニュアルや攻略情報が頼りにならない中で、純粋な試行錯誤を強いられる場面が多々あった。
■ 長期的な評価
カルト的人気と再評価の波
発売から長い年月を経た現在、本作は“カルト的傑作”として密かに注目を集めている。中古市場では比較的入手しやすい価格で取引されているものの、今なおプレイしてレビューを書くユーザーが後を絶たない。
特に、YouTubeなどで本作のプレイ動画を公開する配信者が一定数存在し、彼らを通じて「初見の驚き」「進化の楽しみ」「説明の無さすら楽しむ」文化が生まれつつある。
また、「説明を省くことで想像力に任せた」というデザイン哲学は、今のゲームが失いつつある“手探りの面白さ”を思い出させるとして、一部ゲームデザイナーからも再評価されている。
■ 実験作ゆえの課題と可能性
『セヴンスクロス』は、成功作と呼ぶには粗削りで、不親切な部分も多い。しかしながら、それが逆に“開拓者精神”をくすぐる設計となっており、当時も今も「人を選ぶが、刺さる人には強烈に刺さる」ゲームとして存在し続けている。
この作品は、マスに向けたゲームが多かった時代において、あえて挑戦的な路線を突き進んだ稀有な存在だった。ドリームキャストという実験的プラットフォームにおける象徴とも言えるだろう。
“万人受けはしないが、語り継がれるべき異端作”――それが『セヴンスクロス』の本質である。
●イベントやメディア展開など
■ 発売直前キャンペーン
館内デモ&体験プレイ
ドリームキャストローンチを目前に控えた秋口、NECは量販店やショッピングモール内ゲームコーナーでの大型体験スペースを展開。大型モニターにて実際のゲームプレイ画面を映し出し、DS『セヴンスクロス』の独自システム「ニューロ(S・O・M)」による進化要素を直感的に体感できる演出が話題に。特に「自ら描いた図形が進化に結びつく」というインタラクティブ性は、来場者が熱心に試行錯誤する姿が目立ちました。
■ オンライン応募付き帯シール&応募者プレゼント
ソフトの帯にはごく薄い応募券が3枚セット。発売後も雑誌掲載の応募券と併用して全国から応募を受付。「ニューロ成功祈願」のノベルティ販促として、当選者には特製NECロゴ入りケータイストラップや非売品トートバッグがプレゼントされました。実際に当選した声には「湯川専務の携帯ストラップが当たった」というレポートもあり、初期ファンの心をがっちり掴んでいたようです。
■ 雑誌広告
サターンファンとの同時展開
1998年7月発売の『サターンファン』など、当時売れ筋のゲーム誌にて広告が折り込まれ、グラフィック表現や「81万パターンの進化形態」とうたわれた技術面を大々的にアピール 。また、発売直前号ではディレクターインタビューも掲載され、「プレイヤーが描く図形次第でずっと進化が続いていく世界観」というコンセプトを詳しく語っていました。
■ 発売記念イベント
1,000万円分の商品券プレゼント
発売日当日、都内主要販売店では記念抽選会が行われ、なんと「総額1,000万円分の商品券」が当たるという豪華キャンペーンを実施。日時限定だったこともあり、開店前から行列が発生し、テレビや一部新聞にも取り上げられるほどの注目を浴びました。
■ 雑誌でのプロモーション記事と攻略本発売
ソフト発売直後には攻略本『セヴンスクロス サバイバルマニュアル』および単行本『セヴンスクロス』(徳間書店刊)が発売。ゲーム内の「S・O・M進化パーツの組み合わせ」やエリア攻略など、プレイヤー向けガイドとして好評を博しました。一部ファンブログでは「砂漠地帯での進化ブレイクポイント」について熱心に議論されるほど関心が高まりました。
●中古市場での現状
★ ヤフオク!での取引価格
ヤフオク!では『セヴンスクロス』の中古品が1,200円から3,800円前後で取引されています。商品の状態や説明書・ケースの有無によって価格に幅があるのが特徴です。
例えば、ある出品ではケース付き・説明書付きの完品が即決価格3,300円で落札されており、別の出品ではディスクのみの商品が1,380円で複数入札を集めていました。未開封品の出品は現在稀であり、あっても5,000円近い価格設定がされる傾向にあります。
また、動作確認済み・目立った傷なしと明記されている出品ほど人気があり、価格が上昇する傾向が見られます。
★ メルカリでの販売状況
メルカリにおいては『セヴンスクロス』の中古品が1,500円から2,800円前後で多数出品されています。全体的にヤフオク!よりもやや安めに出回っている傾向があります。
状態に関しては「やや傷あり」「動作確認済み」などの表記が多く、購入者が判断しやすい環境です。特に、ディスク+ケース+取扱説明書の3点が揃っている出品は、2,000円前後で安定して売買されています。
一方で、ケース破損や説明書欠品の品は1,500円以下での出品が目立ちます。売れ筋は2,200円付近の完品に集中しており、送料込みでの取引がほとんどです。
★ Amazonでの価格
Amazonでは『セヴンスクロス』の中古品が2,980円から4,500円程度で販売されています。コンディション表記は「中古品-可」~「中古品-非常に良い」までさまざまですが、最も売れているのは3,000円前後の「良い」評価の商品です。
★ 楽天市場での価格
楽天市場では『セヴンスクロス』の中古品が3,100円から3,980円程度で販売されています。商品の状態は「中古品-可」「中古品-良い」が中心で、画像と詳細説明が丁寧に記載されているショップが多いです。
★ 駿河屋での価格
中古ゲームの取り扱いが豊富な駿河屋では、『セヴンスクロス』の中古品が2,480円から3,280円で販売されています(送料別または込みの両方あり)。
●本や雑誌での評価
★『週刊ドリームキャストFAN 1998年12月18日号 No.23』
内容・概要: DC発売直前号にて本作を速報レビュー。プレイヤーが原生生物から進化を重ねて“生存競争の頂点”を目指す点を高く評価。図形入力で進化パターンを生成する「S・O・M」システムや、VGA出力への対応も具体的に触れられ、戦略的深さと技術面の話題が中心に展開。
販売会社: 株式会社メディアワークス(Dreamcast FAN 編集部)
販売年: 1998年
販売価格: 370円(推定・税込)
★『ドリームキャストマガジン Vol.8』(1999年初頭号)
内容・概要: “SLG+RPG”形式と評された本作を再レビュー。6段階のパラメータを色と結びつけるユニークな心理設定や、ビジュアルメモリ(VM)を大量に消費しながらも遊び応えがある点を解説。具体的に「VM使用ブロック数172」などハード要件にも言及し、ゲーム性とスペック両面から分析。
販売会社: インフォレスト社発行(Dreamcastマガジン編集部)
販売年: 1999年
販売価格: 580円(税別)
★『電撃Dreamcast 1998年12月11日号』
内容概要:シミュレーション好き編集者が「十字キーで進む3D生命進化RPG」として独特な操作感に注目。特に「DNAシート入力によるパーツ取得」と「S.O.M.による進化傾向の反映」を高く評価。カラー写真付きで進化バリエーションの一例を掲載。
販売会社:メディアワークス(現KADOKAWA)
販売年:1998年
販売価格:約450円(税込)