『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』(パソコンゲーム)を振り返りましょう

【MEGADEAL!P10%】【短納期】【公式・直販】 ゲーミング PC ノートパソコン 新品 Lenovo LOQ 15IRX9 15.6インチ FHD IPS液晶 GeForce R..

【MEGADEAL!P10%】【短納期】【公式・直販】 ゲーミング PC ノートパソコン 新品 Lenovo LOQ 15IRX9 15.6インチ FHD IPS液晶 GeForce R..
164,800 円 (税込) 送料込
評価 4.5
ご注意事項:・掲載されている商品写真はイメージです。出荷されるものと一部形状等が異なる場合がございます。・商品写真は英語キーボードですが、出荷商品は日本語キーボードとなります。・領収書の発行は承っておりませんのでご了承ください。・ご注文時にご登録いただい..
楽天ウェブサービスセンター CS Shop

【対応パソコン】:PC-9801、PC-8801、X68000、FM TOWNS、MSX
【発売】:光栄
【開発】:光栄
【発売日】:1992年7月30日
【ゲームジャンル】:シミュレーションゲーム

[game-1]

●概要

■ 歴史と開発背景
1992 年7月30日、光栄(現コーエーテクモゲームス)がPC-8801版を皮切りに世に放った本作は、同社の「蒼き狼」シリーズ第三弾にあたり、チンギス・ハーンの生涯を再現しながらユーラシア統一を目指す大型SLGである。
プロデュースはシブサワ・コウ、音楽は後に『太閤立志伝』などを手掛ける大島ミチルが担当し、草原的雄渾さと官能的な弦楽を同居させたサウンドが高い評価を受けた。

■ マルチプラットフォーム展開
PC-98、FM TOWNS、X68000といった当時の主要国産機種へ矢継ぎ早に移植され、翌年以降はFC、SFC、MDなど家庭用機にも版図を広げた。2017 年にはSteamでも配信され、現行Windowsでも動作する。

■ ゲームシステムの深化
文化圏と気候区分
前作までの「遊牧国家経営」に、今作では文化圏(日本・中国・蒙古など八種)と気候(ケッペン区分に基づく八種)が導入された。文化圏は徴兵可能な兵種と経済成長率を左右し、気候は農業収支や台風・砂嵐・寒波といった天災の頻度を規定する。草原で機動力を誇る蒙古騎兵を量産するか、湿潤な中国圏で金満国家を築くか――地誌的な読みが戦略の核心となった。

■ 人事と政治顧問
内政を「直轄地操作」から「配下任用」に改めた点も注目だ。プレイヤーは有能な将軍を政治顧問に据え、投資や開発を代行させることで、自身は大局的判断と人事配置に専念できるようになった。

■ 行軍・戦闘とターン制
ターンは三か月単位で進行し、君主体力を消費してコマンドを実行する方式。ブログ検証勢からは「子育て要素との兼ね合いで三か月でも足りない」との声もあるが、長期政略と家督問題を両立させる独特のテンポを生んでいる。戦闘は行軍フェイズと疑似3Dバードビューの部隊戦闘に分かれ、騎射・戦象・武士など文化圏固有兵科が火花を散らす。

■ シナリオ構成と史実絡みのドラマ
・シナリオ1「モンゴル高原の統一」(1180年開始)
若きテムジン時代が主役。部族連合の綱引きと、遊牧民同士の機動戦に特化したスピード感が特徴。敗北=一族離散というシビアさが光る。
・シナリオ2「チンギス・ハーンの雄飛」(1206年開始)
大ハーン即位直後。オルド(宮廷生活)を活かし、后や子弟を外交のカードに変える“婚姻外交”が戦略の中核となる。
・シナリオ3「元朝の成立」(1271年開始)
フビライ朝の視点へスイッチ。拡大路線で膨張した帝国を“経営”する難しさが主題。紙幣(交鈔)の流通整備や大運河建設など、内政コマンドの厚みが跳ね上がる。

■ 戦闘と AI――地形と兵科の相克
兵科:騎馬・歩兵・弓兵・攻城兵器の4系統。
地形補正:草原では騎馬が無類、森林では歩兵優勢、湿地では攻城兵器の機動力低下など。
AI:敵国は気候帯を考慮して遠征時期を選択。冬季にシベリアを越える軍は皆無で、史実リスペクト AIと当時話題になった。

■ オルドシステムの進化
シリーズの代名詞である「オルド」はグラフィック30枚超・愛情ゲージ2軸表示へと大改装された。プレイヤーは后の性格を見極めつつお世辞や贈り物を重ね、機嫌と愛情を同時に最大化して“夜伽”へこぎつける必要がある。
オルド成功で王子・王女が誕生し、血縁武将として重用できるため、人材が乏しい勢力ほど子作りは死活問題となる。攻略ブログでは「ジャムカは将軍が1人しかおらず、子供を量産しないと国が回らない」と嘆くプレイヤー記録も残る。

■ 草原の風は経営の風へ
『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』は、単なる征服譚に終わらず「覇者であり、統治者でもある」というモンゴル皇帝の二面性をプレイヤーに追体験させた。ターンごとに移ろう気候、異文化統合のジレンマ、人材登用の妙味――これらが相乗し、一帝国を預かる責任と興奮を濃厚に味わえる傑作である。今なお「歴史シミュレーションにおける人事と地理の両立」という課題に対し、一つの回答を提示したタイトルとして語り継がれている。

[game-2]

●ゲームの魅力とは?

■ 世界を制す大地から始まる叙事詩
本作の主人公は、歴史上最も名高い征服者のひとりであるチンギス・ハーン。ユーラシア大陸を統一するという空前のスケールで繰り広げられる戦略シミュレーションは、プレイヤーをモンゴル高原からローマ、アラビア、インド、中国、そしてヨーロッパの最西端まで引き込む。
この壮大な舞台は、地形や民族、文化圏の違いといった多彩な要素によって表現され、戦術の幅とリアリティを格段に高めている。それぞれの土地に固有の風土や気候が設定されており、単純な力押しだけでは攻略できないのがこの作品の肝だ。

■ 文化圏と気候概念の導入による戦略の深化
シリーズ3作目にして導入された「文化圏」や「気候」という概念は、単なる新要素に留まらず、戦略立案の中核を担うようになった。遊牧民族が乾燥地帯で機動性を活かしやすい一方で、農耕文明は豊かな生産性と安定した統治力を誇る。
また、寒冷地では騎馬兵の行動に制限がかかるなど、気候条件がユニットの性能に直接影響を与えるシステムも特徴的だ。このため、プレイヤーは地域ごとに適したユニットの構成や進行ルートを熟慮しなければならない。
かつてのシリーズ作品が軍事力と経済力の単純なバランス調整に終始していたのに対し、本作では「文化適応力」や「地政学的判断」が重視されるようになっており、戦略シミュレーションとしての深みが格段に増している。

■ 人物・部隊管理の緻密さと人間ドラマ
『元朝秘史』では登場人物の数が膨大で、将軍・家臣たちそれぞれに個性と特技が与えられている。彼らをどう登用し、どのような任務を与えるかが、国の命運を左右する。
たとえば、謀略に長けた武将を諜報活動に使えば、敵国の情報を得たり、反乱を誘発させることも可能。内政に長けた人物を都市に置けば、都市の発展や治安維持が捗る。これによりプレイヤーは、単なる数字ではなく“人材”と向き合う必要があるのだ。
また、人物同士の相性や忠誠心も存在し、時に裏切りや離反が起こるのも本作ならではのスパイスである。史実に基づきつつも、プレイヤーの選択次第で新たな人間模様が生まれる点に、戦国時代シミュレーションとは異なる「遊牧帝国ならではのドラマ」が光る。

■ リアルタイムに進行する「時間の流れ」
本作はターン制ではなく、時間が日々進行していくリアルタイム制を採用している。これにより、軍勢の移動や戦争の進行が緊張感のあるテンポで進む。
敵勢力の動きもリアルタイムで展開され、どの瞬間にどこを攻めるかという判断が重要となる。油断すれば背後を突かれるリスクもあり、常に全体戦況に目を配る必要がある。戦略を組み立てる面白さと、常に変化する局面への対応力が求められる構造は、まさにリアルな統一戦の再現といえる。

■ 音楽・演出が紡ぐ異国情緒
音楽を手がけたのは、数々の歴史系タイトルで知られる作曲家・大島ミチル。壮大で荘厳なメロディから、遊牧地帯の素朴な旋律、戦の鼓動を感じさせる緊迫感のある楽曲まで、場面ごとに巧みに演出される音の世界は、ゲームの没入感を格段に引き上げている。
さらに、戦闘や外交の場面では、モンゴル語風の地名や架空言語のような響きも多く、プレイヤーは架空の世界ではなく、あくまで“歴史の中のもうひとつの現実”を旅している感覚を得られる。

■ 多様な勝利条件と分岐する未来
『元朝秘史』は単純な「全国家制圧」が勝利条件ではなく、複数の勝利条件や達成目標が用意されている。例えば「文化圏の制覇」「名声の最大化」「特定の歴史的偉業の達成」など、プレイスタイルに応じて異なる道筋が用意されている。
これにより、プレイヤーは単なる“最強”ではなく、“歴史に名を残す帝王”としての完成を目指すことになる。再プレイ性も極めて高く、遊ぶたびに異なる展開と結果が待っている。

■ 評判とプレイヤーからの評価
発売当時、PCゲーム誌や歴史ゲーム専門誌では「戦略性とリアリズムを両立した傑作」として高い評価を得た。特にシミュレーションファンからは、「戦国や三国志とはまったく異なるスケールの大きさ」に感動する声が多く見られた。
一方で、初心者にとっては複雑すぎるとの指摘もあった。マニュアルは厚く、情報量も多いため、慣れるまでには一定の学習曲線が必要だった。しかし、操作や情報整理に慣れてくると、その自由度と戦略性の高さに病みつきになるプレイヤーが続出した。

■ 歴史を創る悦び、征服のロマン
『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』は、ただの戦略ゲームではなく、“歴史を紡ぎ直す”体験である。ユーラシアの大地を駆け抜けながら、チンギス・ハーンとなって世界に号令を下す。そうした大いなる夢をプレイヤーに託してくれる、唯一無二の歴史ロマンがここにある。
後に続く歴史シミュレーションの礎を築いた作品として、また異文化や地理的条件を戦略に組み込んだ先駆者として、このタイトルは今も多くの愛好家に語り継がれている。

[game-3]

●感想や評判

■ プレイヤーたちの声
ユーラシアの覇者になった者たちの実感
本作をプレイしたユーザーたちの反応は、実に多彩だった。あるプレイヤーは「まるで一冊の歴史小説を読んでいるような感覚」と述べ、戦略だけでなく物語性や登場人物の背景にも没入していた。
「文化圏」や「気候」など、新たに導入された概念についても、多くが好意的に受け入れていた。たとえば寒冷な地域では兵站の維持が難しくなるといった要素に対し、「単なる地形の違いではない、歴史的リアリティを感じさせる仕組みだ」と語る者もいた。
一方で、ゲームのテンポや操作性について「やや冗長」との声もあり、特に内政パートの繰り返し感に対する指摘は少なくなかった。それでも、長時間プレイしてしまう「時間泥棒的な魅力」に抗えなかったという証言も多く、総じて中毒性の高さを物語っている。

■ 世間での反響
知る人ぞ知る硬派な戦略大作の地位確立
当時の一般的なゲーマーにとって、『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』は万人向けの娯楽作品というより、じっくり腰を据えて取り組む“硬派な戦略シミュレーション”というイメージが強かった。
ファミコン世代やアクション・RPGに親しむ若年層にはやや取っつきにくい存在であったものの、歴史や戦略を愛する層――特に30代以上の社会人ゲーマーたちにとっては、知的刺激に満ちた極上の一品として高い評価を受けていた。
また、教育関係者の中には「このゲームは歴史教育の補助教材にもなるのでは」と指摘する声もあり、時代背景や人物像をゲームを通じて理解できる点が評価された。

■ メディアの捉え方
専門誌が絶賛した“文化圏”システム
ゲーム雑誌・専門メディアも、本作を非常に高く評価していた。特に『ログイン』『マイコンBASICマガジン』『テクノポリス』などの誌面では、ゲーム性の深化と新機軸に焦点を当てた論評が相次いだ。
なかでも“文化圏”という概念の導入については、「シミュレーションゲームの新たな扉を開いた」と絶賛された。従来の単純な領土拡張ではなく、征服後の統治や文化の融和までをプレイヤーに意識させる構造は、戦略の幅を大きく広げた。
音楽についても大きな注目が集まり、作曲を担当した大島ミチル氏の手による楽曲は「ユーラシアの風を感じさせる」と評され、ゲーム音楽として異例の高評価を獲得。後年、サウンドトラックを求める声も一部で上がった。

■ 評価の総括
過小評価を免れた“骨太な逸品”
総じて、『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』は、プレイヤーの熱意と歴史愛を裏切らない作り込みがされており、当時のPCゲームの中でもひときわ異彩を放っていた。大衆的なヒットとはならなかったものの、長く語られる価値のある作品として、一定の地位を築いている。
この作品に触れた者たちが異口同音に語るのは、「まるで時代を旅するような体験だった」という感覚。壮大なユーラシアの地で、知略と外交、そして時には偶然も交えながら帝国の礎を築いていく――そのゲーム体験は、30年以上経った今でも色あせることがない。

[game-4]

●イベントやメディア展開など

■ 発売前後の店頭プロモーション
・店頭デモ機と試遊版配布
光栄は当時、主要 PC 専門店にデモ機を貸し出し、OP ムービーとマウス操作の内政画面をループ再生させて来店者に体験させた。デモ映像の一部は現在でも PC-98 実機配信で確認できる。
首都圏の大型量販店では、体験ディスク(PC-98/X68000 用 3.5-inch 2DD)を数量限定で無償配布し、裏面に製品版クーポンを印刷するクロスプロモーションを実施。
・店舗向け販促キット
小売店に届けられた「歴史三部作シリーズ共通 POP キット」には、A2 判ポスターとジャンボ店頭垂れ幕、タイトルロゴ入り価格札が同梱。Technopolis 1992 年 8 月号の流通ニュース欄に写真付きで紹介記事が掲載されている。
ポスターは遊牧民の長い行軍を描いた横長構図で、同シリーズ過去作より写実的なイラストが採用された点が当時の話題になった。

■ 雑誌・メディア露出
・ゲーム専門誌広告
発売告知の最速掲載は『Beep! メガドライブ』1992 年 4 月号の巻末 4C カラー広告。PC 版を誌面中央で大きく扱い、下部に「家庭用機への移植計画進行中」と小さく記したティザーだった。
日本ソフトバンク系『Technopolis』1992 年 8 月号では 2P の特集体験リポートと同時に、見開き広告で文化圏・気候システムを図解。
・誌面レビュー・連載記事
『MSX・FAN』1992 年 6 月号の新作速報では MSX2 版発売予定とともに「牧民経済と戦略級の両面が遊べるタイトル」と紹介。
同誌 1992 年 12 月号では MSX2 版発売決定特集が 4 頁組まれ、PC-88 版の画面と比較しつつユニット管理のコツが詳細に解説された。
・テレビ・ラジオ
ケーブル局「スターキャット TV」の PC ゲーム情報番組『GAME Liner』1992 年 8 月放送回で、名古屋ソフマップ店頭からのレポートとしてデモプレイを放映した旨が Steam 説明欄の開発者コメントに残されている。

■ 音楽プロモーション
・光栄サウンドウェア計画
作曲家・大島ミチルが全曲を新録アレンジした公式サウンドトラックは、光栄サウンドウェア第17号として1992年7月25日に発売。
発売告知は前述の『MSX・FAN』6 月号に掲載。誌面では「PC-8801 で鳴らし切れなかった民族楽器を生演奏で収録」と強調され、CD 購入者限定で抽選 200 名に“シルクロード柄マウスパッド”が進呈される販促企画が併記された。
・店頭試聴コーナー
新星堂お茶の水店では、サウンドウェア全巻を試聴できるコーナーを設置し、元朝秘史のテーマ曲「草原の風」はヘビーローテーション指定曲だったと当時の店内プレイリストが紹介されている。

■ 2017年“シブサワ・コウ35周年”リブート施策
・Steam 配信開始
2017 年 6 月 27 日、シブサワ・コウ 35 周年記念「アーカイブス第 6 弾」として Steam 配信。販売ページでは発売年・文化圏システムの解説とともに“90 年代 PC-98 世代向け作品を現行 OS で復活”と訴求。
同日公開の Gamebiz 記事では価格 1,200 円(税別)とし、歴史三部作パック Vol. 6 のバンドル割引を併売する戦略が伝えられた。
・公式特設サイト
Gamecity の周年記念スケジュールページで、配信当日に合わせて開発秘話コラムが更新され、当時のパッケージデザインラフが公開された。
・SNS 連動イベント
Twitter 上で「#蒼き狼と白き牝鹿あるある」キャンペーンを実施し、Steam ハブで週替わりの実績チャレンジを行った旨が公式ブログで報告。

[game-5]

●本や雑誌での評価

★『ログイン 1992年6月号』
内容の概要:
特集記事では『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』のゲームシステムに焦点を当て、ユーラシア大陸全域にわたる戦略マップと新たに導入された「文化圏」と「気候」システムについて詳しく解説。開発チームによるQ&Aインタビューも収録され、制作背景や史実との整合性のこだわりなどが語られている。
販売会社: 株式会社アスキー
販売年: 1992年
販売価格: 680円(税別)

★『マイコンBASICマガジン 1992年7月号』
内容の概要:
巻末のパソコンゲーム紹介コーナーにて、読者投稿と編集部レビューの二本立てで本作をピックアップ。特にCPU対戦時のアルゴリズムの賢さや、外交要素の駆け引きの面白さに注目が集まっており、グラフィックの進化にも好意的な評価がなされていた。
販売会社: 電波新聞社
販売年: 1992年
販売価格: 590円(税別)

★『テクノポリス 1992年6月号』
内容の概要:
ゲーム紹介ページにて、シリーズ第三作としての進化点を丁寧に分析。『チンギス・ハーン』の史実を軸とした戦略展開が「教育的シミュレーション」として評価されており、ユーザーインターフェースや操作性の改善にも好感触。サウンドの質の向上についても言及されている。
販売会社: 徳間書店インターメディア
販売年: 1992年
販売価格: 650円(税別)

★『PC Fan 1992年8月号』
内容の概要:
実機検証コーナーにてPC-9801での動作をレビュー。動作速度や画面構成の快適さ、そして細かくチューンされたBGMの印象などが掲載されている。また、同シリーズの旧作との比較も行われ、戦略性の深さが際立っている点を高く評価していた。
販売会社: 毎日コミュニケーションズ
販売年: 1992年
販売価格: 580円(税別)

★『コンプティーク 1992年7月号』
内容の概要:
光栄特集の一環として『元朝秘史』を紹介。特に「内政・軍事・文化」の三要素をバランス良く配したシステム構造が評価されており、チンギス・ハーンの生涯を疑似体験できる史劇的な面白さが前面に押し出されていた。パスワードセーブや複数国家プレイといった当時としては先進的な設計も紹介。
販売会社: 株式会社角川書店
販売年: 1992年
販売価格: 600円(税別)

★『パソコンパラダイス 1992年6月増刊号』
内容の概要:
当時のパソコンゲームファン向け増刊号で特集された戦略SLG特集内にて、名作として紹介。本作の文化圏に応じた都市の育成要素や、交易路の確保、さらには外交の手段の多彩さなどを「文明シミュレートゲーム」として取り上げている。
販売会社: 英知出版
販売年: 1992年
販売価格: 780円(税別)

★『日本ソフトバンク刊行 PCゲームガイド1992夏』
内容の概要:
季節ごとの最新ゲームガイドブックの中で『元朝秘史』が紹介され、レビュー評価点付きで取り上げられている。マルチプレイヤー対応、各文明の多様性、そして史実ベースの背景設定の面白さに高得点が付けられた。プレイ時間の長さとじっくりとした展開がマニア層に好評。
販売会社: 日本ソフトバンク
販売年: 1992年
販売価格: 980円(税別)

[game-6]

●同時期に発売されたゲームなど

★『三國志III』
販売会社 : 光栄
販売年 : 1992年2月5日
販売価格 : 16,280円(税別・PC-98版と同価格帯のSFC版定価より)
内容の概要 : 軍から都市支配へと目標軸を切り替えたシリーズ第3作。最大8人マルチ対応で、全君主プレイが可能になり勢力間の駆け引きが深化。

★『信長の野望・覇王伝』
販売会社 : 光栄
販売年 : 1992年12月4日
販売価格 : 14,080円(SFC同価格。PC版も同クラス)
内容の概要 : “城取り”システムと3段階同盟で外交が激変。従属関係を利用した包囲網づくりが熱い、戦国SLG転換点の一本。

★『プリンセスメーカー』
販売会社 : ガイナックス/ゼネラルプロダクツ
販売年 : 1991年5月24日(翌92年も長期ヒット)
販売価格 : 9,800円前後(初版3.5″FD)
内容の概要 : “娘”を10年間育てる斬新な育成SLG。習い事とバイトの配分で姫から盗賊まで70種以上の未来が分岐し、以後の育成ゲーム潮流を決定づけた。

★『卒業 ~Graduation~』
販売会社 : ジャパンホームビデオ
販売年 : 1992年6月25日
販売価格 : 7,800円(税別)
内容の概要 : 女子高3年B組の問題児5人を立派に巣立たせる教師SLG。偏差値と気分を両立させるマネジメント要素が斬新で、学園モノの礎となった。

★『ぽっぷるメイル』
販売会社 : 日本ファルコム
販売年 : 1992年12月25日
販売価格 : 9,800円(PC-98版)
内容の概要 : トレジャーハンター“メイル”の爽快横スクARPG。剣・魔法・ブーメランの切替と軽妙な会話劇で、RPG初心者でも楽しめるポップ路線を開拓。

★『ブランディッシュ』
販売会社 : 日本ファルコム
販売年 : 1991年3月(続編含め92-93年にかけて定番化)
販売価格 : 9,800円(PC-98初版)
内容の概要 : “回転マップ”方式の見下ろしARPG。視界ごとステージがくるりと回転して空間認識を試されるダンジョン探索は、今なお独創的。

★『銀河英雄伝説III』
販売会社 : ボーステック
販売年 : 1992年11月6日
販売価格 : 12,800円
内容の概要 : アニメ第3期までの戦役をSLG化。原作の艦隊規模と政治劇を忠実再現しつつ、シナリオ分岐で“if”ルートも狙えるファン歓喜の作。

★『Master of Monsters Final 黄昏の指輪』
販売会社 : システムソフト
販売年 : 1992年8月28日
販売価格 : 9,800円
内容の概要 : 六角ヘックスに召喚獣を繰り出すSLGシリーズ集大成。進化ツリーが導入され、低級モンスターでも育成次第で主力化できる戦略幅が魅力。

★『Elm Knight(エルムナイト)』
販売会社 : マイクロキャビン
販売年 : 1992年11月20日
販売価格 : 14,800円
内容の概要 : SF世界を舞台にしたシネマティック・アドベンチャーRPG。10枚組FDを惜しげなく使った長尺ビジュアルと重厚シナリオで“動くアニメ”体験を実現。

★『英雄ナポレオン』
販売会社 : ポニーキャニオン
販売年 : 1992年(PC-98版主要流通)
販売価格 : 9,800円
内容の概要 : 18世紀末ヨーロッパを舞台に、師団単位で戦うナポレオン戦争SLG。歩兵・騎兵・砲兵の三すくみと士気システムが、史実さながらの機動戦を演出。

[game-8]

●対応パソコンによる違いなど

■ 『PC-8801』版
販売年:1992年 7 月 30 日
販売価格:10,780 円(FD3枚組)
特徴:640×200ドット/8色固定表示のため人物 CG が単色ベタ塗り調。FM 音源3ch+SSG3ch だけで BGM を鳴らすため、モンゴル楽器を模した独特の硬質サウンドが味わえる。ロードが遅い代わりにマップチップを大胆に省略し、動作メモリ 512 kB 環境でもターンが軽快に回る設計となっている。プレイ動画からも色数とテンポ差が分かる。

■ 『PC-9801』版
販売年:1992年 10 月 1 日
販売価格:10,780 円(5″FD版/3.5″FD版)
特徴:640×400ドット/16色表示になり、部族旗やユニットの模様が判別しやすくなった。FM 音源6ch+SSG3ch+ADPCM1chを標準サポートし、戦闘 SE がリアルに。マルチタスク環境の PC-9821 では高速クロックで AI 計算が半分以下の時間で完了する。

■ 『MSX2(ROM)』版
販売年:1992年 12 月 3 日(ROM)/12 月 10 日(FD)
販売価格:12,980 円(8 Mbit ROM カートリッジ)
特徴:ROM 版は 1 chip で完結するためロード待ちゼロ。VRAM 128 kB の滑らかなスクロールを活かし、ワールドマップを 512×212 ドット相当で横スクロール表示。PSG3ch 音楽だが SRAM セーブを採用し電池バックアップ対応。

■ 『FM TOWNS』版
販売年:1993年 2 月 1 日
販売価格:12,980 円(CD-ROM+起動 FD 付き/“サウンドウェア”同梱)
特徴:256色同時表示・リザルト CG 一新。CD-DA による生演奏 BGM とキャラクターボイスを収録し、オルドイベントはフルボイス。拡張「SoundWare」ディスクを導入すると、戦闘デモのドラムや馬蹄音が 44.1 kHz PCM に切替わる。実機動画でも高音質ぶりが確認できる。

■ 『X68000』版
販売年:1993年 2 月 26 日
販売価格:10,780 円(5″FD3枚組)
特徴:65,536色中 256色を動的に切替える GPU に最適化し、騎馬ユニットのアニメパターンが増量。OPM(YM2151)8ch FM 音源+ADPCM により管弦入りの厚い音場を実現。BGM の生録比較動画では PC-98 版よりリバーブが深い。

■ 『DOS/V(PC/AT互換機)』版
販売年:1992年 10 月 1 日
販売価格:10,780 円(3.5″FD3枚組)
特徴:VGA 256色対応。AdLib/Sound Blaster/MIDI Mapper を自動検出し、General MIDI では生ピアノ中心のアレンジ BGM に切替。英語版 DOS/V でも動作し、CONFIG.SYS の EMS/XMS どちらにも対応する汎用性の高さがビジネスユーザーに好評。

■ 『Windows 定番シリーズ』版
販売年:2005年 7 月 15 日(Win 98/Me/2000/XP 対応廉価版)
販売価格:2,178 円(CD-ROM)
特徴:DirectX 描画で 800×600 ドット表示に最適化し、ウインドウ/フルスクリーンを切替可能。音源は Ogg Vorbis 圧縮の CD 版 PCM を使用。マウス右クリックでショートカットメニューが追加され、内政コマンドの操作性が向上。家系図を PNG 出力できる小機能も搭載。店頭価格が 1,980 円前後と手頃で、Windows 10 互換パッチも公式配布されたことから現行 OS でも遊びやすい。

[game-7]

●現在購入可能な人気売れ筋商品です♪

【中古】 蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史 / コーエー【宅配便出荷】

【中古】 蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史 / コーエー【宅配便出荷】
3,270 円 (税込)
EANコード:4988615010996■こちらの商品もオススメです ● 仙界大戦~TVアニメーション仙界伝封神演義より~ / バンダイ ● 機動戦士ガンダムVer.2.0 / バンダイ ● 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア / バンダイ ● 仮面ライダークウガ / バンダイ ● サムライスピリッツ斬紅郎無双..

SFC スーパーファミコンソフト 光栄 スーパー蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 シミュレーション スーファミ カセット 動作確認済み 本体のみ..

SFC スーパーファミコンソフト 光栄 スーパー蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 シミュレーション スーファミ カセット 動作確認済み 本体のみ..
2,800 円 (税込)
   その他のゲームソフトを50音順で検索!                    ■□■□ギフト注意書きページはこちら□■□■ 商 品 紹 介 商品名 スーパー蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 フリガナ アオキオオカミトシロキメジカ・ゲンチョウヒシ 商品概..

【中古】 蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史ハンドブック / シブサワ コウ / コーエーテクモゲームス [単行本]【宅配便出荷】

【中古】 蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史ハンドブック / シブサワ コウ / コーエーテクモゲームス [単行本]【宅配便出荷】
2,892 円 (税込)
著者:シブサワ コウ出版社:コーエーテクモゲームスサイズ:単行本ISBN-10:4906300766ISBN-13:9784906300761■こちらの商品もオススメです ● しあわせのかたち 3 / アスキー / アスキー [ペーパーバック] ● ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック / スクウ..

【送料無料】【中古】SFC スーパーファミコン SUPER蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史

【送料無料】【中古】SFC スーパーファミコン SUPER蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史
3,781 円 (税込)
画像はサンプルです。セット内容と商品状態は以下をご参照ください。 セット内容:ソフトのみです。外箱、説明書はありません。 商品状態:ソフトに日焼けがあります。中古品のため商品によっては多少の汚れやキズがある場合がございます。 ※ゆうメールをご選択の場合は全国..

SFC スーパー蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 セーブ可(ソフトのみ) 【中古】スーパーファミコン スーファミ

SFC スーパー蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 セーブ可(ソフトのみ) 【中古】スーパーファミコン スーファミ
3,780 円 (税込)
ソフトのみの商品(中古品)になります。 端子クリーニング・初期動作確認済みです。 商品の方は、やや使用感『※ソフト裏面に色ヤケ多い場合あり』(ソフト裏面に色ヤケ)がございます。 バックアップ電池のあるものに関しましては、 動作確認時に、確認を致しておりますが..

【中古】SUPER蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 cm3dmju

【中古】SUPER蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 cm3dmju
6,709 円 (税込)
【中古 良品】SUPER蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史【メーカー名】コーエー【メーカー型番】【ブランド名】コーエー【商品説明】SUPER蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史SUPER FAMICOMスーパーファミコン用カセットコーエーSLG4988615004155当店では初期不良に限り、商品到着から7日間は..

【中古】蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 (KOEI The Best)

【中古】蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 (KOEI The Best)
27,628 円 (税込)
【中古】蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 (KOEI The Best)【メーカー名】コーエー【メーカー型番】【ブランド名】コーエー【商品説明】 こちらの商品は中古品となっております。 画像はイメージ写真ですので 商品のコンディション・付属品の有無については入荷の度異なります。 ..

【中古】 蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史ハンドブック / シブサワ コウ / コーエーテクモゲームス [単行本]【ネコポス発送】

【中古】 蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史ハンドブック / シブサワ コウ / コーエーテクモゲームス [単行本]【ネコポス発送】
2,942 円 (税込)
著者:シブサワ コウ出版社:コーエーテクモゲームスサイズ:単行本ISBN-10:4906300766ISBN-13:9784906300761■こちらの商品もオススメです ● しあわせのかたち 3 / アスキー / アスキー [ペーパーバック] ● ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック / スクウ..

【中古】 蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史ハンドブック / シブサワ コウ / コーエーテクモゲームス [単行本]【メール便送料無料】【最短翌..

【中古】 蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史ハンドブック / シブサワ コウ / コーエーテクモゲームス [単行本]【メール便送料無料】【最短翌..
2,942 円 (税込)
著者:シブサワ コウ出版社:コーエーテクモゲームスサイズ:単行本ISBN-10:4906300766ISBN-13:9784906300761■こちらの商品もオススメです ● しあわせのかたち 3 / アスキー / アスキー [ペーパーバック] ● ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック / スクウ..

【中古】「非常に良い」蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 (KOEI The Best)

【中古】「非常に良い」蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 (KOEI The Best)
30,259 円 (税込)
【中古】「非常に良い」蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 (KOEI The Best)【メーカー名】コーエー【メーカー型番】【ブランド名】コーエー【商品説明】初期不良に関しましては商品到着から1週間は返品を承っております。他モールとの併売品の為完売の際はご連絡致しますのでご了承..
楽天ウェブサービスセンター CS Shop
[game-12]