『重戦機エルガイム』(1984年)を振り返りましょう

【中古】HG 重戦機エルガイム エルガイム 1/144スケール 色分け済みプラモデル[併売:14PI]【赤道店】

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商品名 HG 重戦機エルガイム エルガイム 1/144スケール 色分け済みプラモデル 商品状態 箱  :B 本体:A[未組立] JAN 4573102611345 中古品に関しましてハガキ、オビ、チラシなど欠品している場合がございます。ダウンロードコード等のコード類の使用有無の確認はしており..
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【アニメのタイトル】:重戦機エルガイム
【原作】:富野由悠季
【アニメの放送期間】:1984年2月4日~1985年2月23日
【放送話数】:全54話
【原案】:矢立肇
【総監督】:富野由悠季
【シリーズ構成】:渡邉由自
【脚本】:渡邉由自、富田祐弘、渡辺麻実、河原よしえ、大野木寛
【キャラクターデザイン・メカニックデザイン】:永野護
【音楽】:若草恵
【アニメーションディレクター】:湖川友謙
【作画監督】:北爪宏幸、大森英敏、金山明博
【美術】:池田繁美
【演出】:井内秀治、今川泰宏、川手浩次
【制作】:名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
【放送局】:テレビ朝日系列

●概要

■ 作品の背景と制作体制
1984年2月から1985年2月にかけて放送されたテレビアニメ『重戦機エルガイム』は、前作『聖戦士ダンバイン』の世界観を引き継ぎつつも、より現代的なテイストと未来的なビジュアルで再構築された一作である。製作は日本サンライズ。全54話にわたって描かれた本作は、リアルロボット路線の新たな進化を象徴する作品として、放送から数十年を経た今でも根強い支持を誇る。監督を務めたのは、アニメ界の鬼才・富野由悠季。前作に続いて起用され、若手クリエイターへの期待を込めて製作されたこのアニメは、後の日本アニメ界に大きな影響を与えた人材の跳躍台ともなった。

■ 世界観と物語の概要
物語の舞台は、二重太陽サンズを中心に5つの惑星が巡る太陽系「ペンタゴナ・ワールド」。この世界は、オルドナ・ポセイダルによって統一されていたが、政治の腐敗と圧政により各地で反乱が勃発していた。
主人公ダバ・マイロードは、辺境の惑星コアム出身の青年で、実はヤーマン王家の生き残りである。彼は、養父から託されたヘビーメタル「エルガイム」を駆り、反乱軍の一員としてポセイダル軍と戦うことになる。やがてダバは、反乱軍のリーダーとして成長し、ペンタゴナ・ワールド全体を巻き込む戦いへと身を投じていく。

■ メカニックとデザインの特徴
本作に登場するロボットは「ヘビーメタル(HM)」と呼ばれ、従来のスーパーロボットとは異なるリアルな構造とデザインが特徴である。永野護が手掛けたこれらのメカは、人体に近い可動域や関節構造を持ち、機能美と芸術性を兼ね備えている。
主人公機「エルガイム」は、ダバの養父が改良したヤーマン製のHMで、量産化を見越した設計がなされている。中盤から登場する「エルガイムMk-II」は、変形機構を備えた高性能機で、ダバの新たな愛機として活躍する。

■ 音楽と主題歌
音楽は若草恵が担当し、作品の世界観を彩る楽曲が多数制作された。オープニングテーマは、前半がMIOによる「エルガイム -Time for L-GAIM-」、後半が鮎川麻弥による「風のノー・リプライ」である。エンディングテーマはMIOの「スターライト・シャワー」が使用された。
これらの楽曲は、作品の雰囲気を高めるだけでなく、当時のアニメソングとしても高い評価を受けた。

■ メディア展開と影響
『重戦機エルガイム』は、テレビシリーズ終了後もさまざまなメディア展開が行われた。1986年から1987年にかけて、総集編や新作エピソードを含むOVAが3作制作された。また、渡邉由自による小説化、池原しげとによる漫画化作品(『コミックボンボン』連載)、白石琴似による再構成漫画『UNDER THE SUNS』など、多岐にわたる展開がなされた。
玩具展開では、バンダイが1/144スケールのハイコンプリートモデル(HCM)シリーズを展開し、エルガイムやエルガイムMk-IIなどが商品化された。また、2000年代には最新技術を用いた「HGHM」シリーズとしてリメイクされ、さらに「ROBOT魂」シリーズでもラインナップが拡充された。ツクダホビーからはボードゲームも発売され、ファン層の拡大に寄与した。
本作は、永野護の代表作『ファイブスター物語』の原点とも言われており、デザインや世界観に共通点が見られる。また、富野由悠季が若手スタッフの育成を重視したことから、アニメ業界に新たな才能を輩出する契機となった。

■ 2025年の再評価 ― Blu-ray BOX発売と復権の兆し
長らく映像商品が入手困難だった本作だが、2025年に満を持してBlu-ray BOXがリリースされ、当時のファンや新たな世代に再発見の波をもたらした。高画質化により、細部まで作り込まれたメカや背景美術が鮮明に蘇り、作品本来の魅力がよりクリアに伝わるようになった。
また、音声特典やブックレットなどの豪華特典も付属し、コレクション性の高い商品として評価されている。これにより、『エルガイム』は単なる過去の作品ではなく、「今こそ見返すべきアニメ」として再注目されている。

■ 終わりに ― エルガイムが残した遺産
『重戦機エルガイム』は、単なるロボットアニメの枠を超えて、SF世界における政治・戦争・個人の生き様といった重厚なテーマを織り込んだ意欲作であった。その精神は、後の『Zガンダム』や『ファイブスター物語』といった作品にも受け継がれ、ジャンルの地平を切り拓いた。
永野護、湖川友謙、富野由悠季らが織り成したこの作品は、昭和アニメの金字塔として、そしてメカ表現のひとつの到達点として、今もなお光を放ち続けている。

『トム・ソーヤーの冒険』(1980年)を振り返りましょう
『森の陽気な小人たちベルフィーとリルビット』(1980年)を振り返りましょう
『ニルスのふしぎな旅』(1980年)を振り返りましょう
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『タイムパトロール隊オタスケマン』(1980年)を振り返りましょう
『無敵ロボ トライダーG7』(1980年)を振り返りましょう
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●あらすじ

■ ペンタゴナ・ワールドとポセイダルの支配
物語の舞台は、二重太陽サンズを中心に五つの惑星が巡るペンタゴナ・ワールド。この星系は、絶対的な支配者オルドナ・ポセイダルによって統治されていました。ポセイダルは、強大な軍事力と不老不死の技術「バイオリレーション」を駆使し、長きにわたり権力を維持していました。しかし、その支配体制は腐敗し、各地で反乱の火種がくすぶっていました。

■ 若き主人公ダバ・マイロードの旅立ち
辺境の惑星コアムに住む青年ダバ・マイロードは、親友のミラウー・キャオと共に、行方不明となった義妹クワサン・オリビーを探す旅に出ます。彼らは、旅の途中で元盗賊団のファンネリア・アムや、ポセイダル軍の士官ギャブレット・ギャブレーと出会い、時に衝突しながらも絆を深めていきます。
道中、ダバは瀕死の男から100万ギーンの手形を託され、それを「死の商人」として知られるアマンダラ・カマンダラに届けることになります。アマンダラは、ポセイダル軍と反乱軍の双方に兵器を供給する謎多き人物で、ダバたちは彼との接触を試みます。

■ 反乱軍との合流とエルガイムの活躍
ダバは、養父から受け継いだヘビーメタル「エルガイム」を駆り、ポセイダル軍と戦う反乱軍に合流します。彼の活躍は、反乱軍に希望をもたらし、次第にダバはその中心的存在となっていきます。やがて、ダバは自らがヤーマン族カモン王朝の正統な後継者であるカモン・マイロードであることを明かし、反乱軍の象徴として立ち上がります。

■ ポセイダル軍内部の権力闘争
ポセイダル軍内部では、13人衆と呼ばれる幹部たちの間で激しい権力闘争が繰り広げられていました。その中でも、ギワザ・ロワウはポセイダルに対するクーデターを企て、ネイ・モーハンやギャブレーを巻き込んでいきます。一方、ダバの義妹オリビーは、ポセイダルによって洗脳され、彼の忠実なしもべとしてダバの前に立ちはだかります。

■ エルガイムMk-IIと最終決戦
ダバは、新たな機体「エルガイムMk-II」を手に入れ、ポセイダル軍との最終決戦に挑みます。戦いの中で、ポセイダルの正体がアマンダラ・カマンダラであることが明らかになり、彼の支配体制は崩壊していきます。最終的に、ダバはポセイダルを打倒し、ペンタゴナ・ワールドに平和をもたらします。

■ 戦後のダバと仲間たち
戦いの後、ダバは精神的に傷ついたオリビーの介護のため、故郷のコアムに戻り、静かな生活を送ることを選びます。一方、仲間たちは新たな時代の構築に向けて、それぞれの道を歩み始めます。

■ 作品の特徴と影響
『重戦機エルガイム』は、リアルロボットアニメとしての新たな試みが随所に見られる作品です。永野護が手掛けた独特なメカデザインやキャラクターデザインは、後のアニメ作品にも多大な影響を与えました。また、物語の構成やテーマも、富野由悠季の他作品と比較しても独自性が際立っており、リアルロボットアニメの進化に寄与した作品として評価されています。

1970年に放送開始した『あしたのジョー』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『ばくはつ五郎』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『昆虫物語 みなしごハッチ(第1作)』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『赤き血のイレブン』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『男どアホウ!甲子園』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『キックの鬼』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『いじわるばあさん(第1作)』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『いなかっぺ大将』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『のらくろ』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『魔法のマコちゃん』を振り返りましょう
『カバトット』(1971年)を振り返りましょう
『アンデルセン物語』(1971年)を振り返りましょう
『珍豪ムチャ兵衛』(1971年)を振り返りましょう
『アニメンタリー 決断』(1971年)を振り返りましょう
『さすらいの太陽』(1971年)を振り返りましょう
『新オバケのQ太郎』(1971年)を振り返りましょう
『天才バカボン』(1971年)を振り返りましょう
『ふしぎなメルモ』(1971年)を振り返りましょう
『さるとびエッちゃん』(1971年)を振り返りましょう
『アパッチ野球軍』(1971年)を振り返りましょう
『国松さまのお通りだい』(1971年)を振り返りましょう
『ゲゲゲの鬼太郎(第2作)』(1971年)を振り返りましょう
『ルパン三世(第1シリーズ)』(1971年)を振り返りましょう
『原始少年リュウ』(1971年)を振り返りましょう
『樫の木モック』(1972年)を振り返りましょう
『ムーミン(第2作)』(1972年)を振り返りましょう
『正義を愛する者 月光仮面』(1972年)を振り返りましょう
『海のトリトン』(1972年)を振り返りましょう
『魔法使いチャッピー』(1972年)を振り返りましょう
『赤胴鈴之助』(1972年)を振り返りましょう
『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』(1972年)を振り返りましょう
『デビルマン』(1972年)を振り返りましょう
『モンシェリCoCo』(1972年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年)を振り返りましょう
『アストロガンガー』(1972年)を振り返りましょう
『かいけつタマゴン』(1972年)を振り返りましょう
『ハゼドン』(1972年)を振り返りましょう
『隆一まんが劇場 おんぶおばけ』(1972年)を振り返りましょう
『ど根性ガエル』(1972年)を振り返りましょう
『マジンガーZ』(1972年)を振り返りましょう
『バビル2世(第1作)』(1973年)を振り返りましょう
『けろっこデメタン』(1973年)を振り返りましょう
『山ねずみロッキーチャック』(1973年)を振り返りましょう
『ジャングル黒べえ』(1973年)を振り返りましょう
『ドラえもん(日本テレビ版)』(1973年)を振り返りましょう
『ワンサくん』(1973年)を振り返りましょう
『荒野の少年イサム』(1973年)を振り返りましょう
『ミクロイドS』(1973年)を振り返りましょう
『ゼロテスター』(1973年)を振り返りましょう
『ミラクル少女リミットちゃん』(1973年)を振り返りましょう
『新造人間キャシャーン』(1973年)を振り返りましょう
『空手バカ一代』(1973年)を振り返りましょう
『ドロロンえん魔くん』(1973年)を振り返りましょう
『エースをねらえ!』(1973年)を振り返りましょう
『冒険コロボックル』(1973年)を振り返りましょう
『侍ジャイアンツ』(1973年)を振り返りましょう
『キューティーハニー』(1973年)を振り返りましょう
『アルプスの少女ハイジ』(1974年)を振り返りましょう
『柔道讃歌』(1974年)を振り返りましょう
『チャージマン研!』(1974年)を振り返りましょう
『星の子ポロン』(1974年)を振り返りましょう
『魔女っ子メグちゃん』(1974年)を振り返りましょう
『ダメおやじ』(1974年)を振り返りましょう
『小さなバイキングビッケ』(1974年)を振り返りましょう
『ゲッターロボ』(1974年)を振り返りましょう
『昆虫物語 新みなしごハッチ』(1974年)を振り返りましょう
『となりのたまげ太くん』(1974年)を振り返りましょう
『星の子チョビン』(1974年)を振り返りましょう
『グレートマジンガー』(1974年)を振り返りましょう
『ウリクペン救助隊』(1974年)を振り返りましょう
『ジムボタン』(1974年)を振り返りましょう
『破裏拳ポリマー』(1974年)を振り返りましょう
『はじめ人間ギャートルズ』(1974年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)を振り返りましょう
『てんとう虫の歌』(1974年)を振り返りましょう
『カリメロ(第1作)』(1974年)を振り返りましょう
『フランダースの犬』(1975年)を振り返りましょう
『まんが日本昔ばなし』(1975年)を振り返りましょう
『みつばちマーヤの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『勇者ライディーン』(1975年)を振り返りましょう
『ラ・セーヌの星』(1975年)を振り返りましょう
『ドン・チャック物語』(1975年)を振り返りましょう
『ガンバの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『少年徳川家康』(1975年)を振り返りましょう
『ゲッターロボG』(1975年)を振り返りましょう
『宇宙の騎士テッカマン』(1975年)を振り返りましょう
『イルカと少年』(1975年)を振り返りましょう
『アラビアンナイト シンドバットの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『わんぱく大昔クムクム』(1975年)を振り返りましょう
『タイムボカン』(1975年)を振り返りましょう
『鋼鉄ジーグ』(1975年)を振り返りましょう
『UFOロボ グレンダイザー』(1975年)を振り返りましょう
『アンデス少年ペペロの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『元祖天才バカボン』(1975年)を振り返りましょう
『草原の少女ローラ』(1975年)を振り返りましょう
『一休さん』(1975年)を振り返りましょう
『ハックルベリィの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『母をたずねて三千里』(1976年)を振り返りましょう
『大空魔竜ガイキング』(1976年)を振り返りましょう
『妖怪伝 猫目小僧』(1976年)を振り返りましょう
『マシンハヤブサ』(1976年)を振り返りましょう
『ゴワッパー5 ゴーダム』(1976年)を振り返りましょう
『UFO戦士ダイアポロン』(1976年)を振り返りましょう
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)を振り返りましょう
『ピコリーノの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『グロイザーX』(1976年)を振り返りましょう
『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』(1976年)を振り返りましょう
『まんがふるさと昔話』(1976年)を振り返りましょう
『マグネロボ ガ・キーン』(1976年)を振り返りましょう
『キャンディ・キャンディ』(1976年)を振り返りましょう
『恐竜探険隊ボーンフリー』(1976年)を振り返りましょう
『ほかほか家族』(1976年)を振り返りましょう
『まんが 花の係長』(1976年)を振り返りましょう
『ポールのミラクル大作戦』(1976年)を振り返りましょう
『リトル・ルルとちっちゃい仲間』(1976年)を振り返りましょう
『ドカベン』(1976年)を振り返りましょう
『まんが世界昔ばなし』(1976年)を振り返りましょう
『ろぼっ子ビートン』(1976年)を振り返りましょう
『ヤッターマン』(1977年)を振り返りましょう
『あらいぐまラスカル』(1977年)を振り返りましょう
『ジェッターマルス』(1977年)を振り返りましょう
『合身戦隊メカンダーロボ』(1977年)を振り返りましょう
『惑星ロボ ダンガードA』(1977年)を振り返りましょう
『あしたへアタック!』(1977年)を振り返りましょう
『バーバパパ』(1977年)を振り返りましょう
『超合体魔術ロボ ギンガイザー』(1977年)を振り返りましょう
『氷河戦士ガイスラッガー』(1977年)を振り返りましょう
『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)を振り返りましょう
『シートン動物記 くまの子ジャッキー』(1977年)を振り返りましょう
『超人戦隊バラタック』(1977年)を振り返りましょう
『おれは鉄兵』(1977年)を振り返りましょう
『一発貫太くん』(1977年)を振り返りましょう
『アローエンブレム グランプリの鷹』(1977年)を振り返りましょう
『新・巨人の星』(1977年)を振り返りましょう
『風船少女テンプルちゃん』(1977年)を振り返りましょう
『家なき子』(1977年)を振り返りましょう
『ルパン三世(TV第2シリーズ)』(1977年)を振り返りましょう
『超スーパーカー ガッタイガー』(1977年)を振り返りましょう
『とびだせ!マシーン飛竜』(1977年)を振り返りましょう
『まんが日本絵巻』(1977年)を振り返りましょう
『恐竜大戦争アイゼンボーグ』(1977年)を振り返りましょう
『無敵超人ザンボット3』(1977年)を振り返りましょう
『激走!ルーベンカイザー』(1977年)を振り返りましょう
『若草のシャルロット』(1977年)を振り返りましょう
『女王陛下のプティアンジェ』(1977年)を振り返りましょう
『野球狂の詩』(1977年)を振り返りましょう
『ペリーヌ物語』(1978年)を振り返りましょう
『魔女っ子チックル』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙海賊キャプテンハーロック』(1978年)を振り返りましょう
『闘将ダイモス』(1978年)を振り返りましょう
『SF西遊記スタージンガー』(1978年)を振り返りましょう
『未来少年コナン』(1978年)を振り返りましょう
『一球さん』(1978年)を振り返りましょう
『まんがはじめて物語』(1978年)を振り返りましょう
『はいからさんが通る』(1978年)を振り返りましょう
『無敵鋼人ダイターン3』(1978年)を振り返りましょう
『星の王子さま プチ・プランス』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙魔神ダイケンゴー』(1978年)を振り返りましょう
『銀河鉄道999』(1978年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンII』(1978年)を振り返りましょう
『まんがこども文庫』(1978年)を振り返りましょう
『宝島』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト2』(1978年)を振り返りましょう
『新・エースをねらえ!』(1978年)を振り返りましょう
『ピンク・レディー物語 栄光の天使たち』(1978年)を振り返りましょう
『キャプテン・フューチャー』(1978年)を振り返りましょう
『野ばらのジュリー』(1979年)を振り返りましょう
『赤毛のアン』(1979年)を振り返りましょう
『ゼンダマン』(1979年)を振り返りましょう
『赤い鳥のこころ』(1979年)を振り返りましょう
『花の子ルンルン』(1979年)を振り返りましょう
『サイボーグ009(第2作)』(1979年)を振り返りましょう
『未来ロボ ダルタニアス』(1979年)を振り返りましょう
『くじらのホセフィーナ』(1979年)を振り返りましょう
『ドラえもん』(1979年)を振り返りましょう
『ザ☆ウルトラマン』(1979年)を振り返りましょう
『アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険』(1979年)を振り返りましょう
『機動戦士ガンダム』(1979年)を振り返りましょう
『シートン動物記 りすのバナー』(1979年)を振り返りましょう
『新・巨人の星II』(1979年)を振り返りましょう
『巴里のイザベル』(1979年)を振り返りましょう
『金髪のジェニー』(1979年)を振り返りましょう
『科学冒険隊タンサー5』(1979年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(1979年)を振り返りましょう
『海底超特急マリンエクスプレス』(1979年)を振り返りましょう
『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』(1979年)を振り返りましょう
『こぐまのミーシャ』(1979年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンF』(1979年)を振り返りましょう
『闘士ゴーディアン』(1979年)を振り返りましょう
『まんが猿飛佐助』(1979年)を振り返りましょう
『ベルサイユのばら』(1979年)を振り返りましょう
『宇宙空母ブルーノア』(1979年)を振り返りましょう
『さすらいの少女ネル』(1979年)を振り返りましょう
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1970年に放送開始した『あしたのジョー』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『ばくはつ五郎』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『昆虫物語 みなしごハッチ(第1作)』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『赤き血のイレブン』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『男どアホウ!甲子園』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『キックの鬼』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『いじわるばあさん(第1作)』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『いなかっぺ大将』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『のらくろ』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『魔法のマコちゃん』を振り返りましょう
『カバトット』(1971年)を振り返りましょう
『アンデルセン物語』(1971年)を振り返りましょう
『珍豪ムチャ兵衛』(1971年)を振り返りましょう
『アニメンタリー 決断』(1971年)を振り返りましょう
『さすらいの太陽』(1971年)を振り返りましょう
『新オバケのQ太郎』(1971年)を振り返りましょう
『天才バカボン』(1971年)を振り返りましょう
『ふしぎなメルモ』(1971年)を振り返りましょう
『さるとびエッちゃん』(1971年)を振り返りましょう
『アパッチ野球軍』(1971年)を振り返りましょう
『国松さまのお通りだい』(1971年)を振り返りましょう
『ゲゲゲの鬼太郎(第2作)』(1971年)を振り返りましょう
『ルパン三世(第1シリーズ)』(1971年)を振り返りましょう
『原始少年リュウ』(1971年)を振り返りましょう
『樫の木モック』(1972年)を振り返りましょう
『ムーミン(第2作)』(1972年)を振り返りましょう
『正義を愛する者 月光仮面』(1972年)を振り返りましょう
『海のトリトン』(1972年)を振り返りましょう
『魔法使いチャッピー』(1972年)を振り返りましょう
『赤胴鈴之助』(1972年)を振り返りましょう
『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』(1972年)を振り返りましょう
『デビルマン』(1972年)を振り返りましょう
『モンシェリCoCo』(1972年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年)を振り返りましょう
『アストロガンガー』(1972年)を振り返りましょう
『かいけつタマゴン』(1972年)を振り返りましょう
『ハゼドン』(1972年)を振り返りましょう
『隆一まんが劇場 おんぶおばけ』(1972年)を振り返りましょう
『ど根性ガエル』(1972年)を振り返りましょう
『マジンガーZ』(1972年)を振り返りましょう
『バビル2世(第1作)』(1973年)を振り返りましょう
『けろっこデメタン』(1973年)を振り返りましょう
『山ねずみロッキーチャック』(1973年)を振り返りましょう
『ジャングル黒べえ』(1973年)を振り返りましょう
『ドラえもん(日本テレビ版)』(1973年)を振り返りましょう
『ワンサくん』(1973年)を振り返りましょう
『荒野の少年イサム』(1973年)を振り返りましょう
『ミクロイドS』(1973年)を振り返りましょう
『ゼロテスター』(1973年)を振り返りましょう
『ミラクル少女リミットちゃん』(1973年)を振り返りましょう
『新造人間キャシャーン』(1973年)を振り返りましょう
『空手バカ一代』(1973年)を振り返りましょう
『ドロロンえん魔くん』(1973年)を振り返りましょう
『エースをねらえ!』(1973年)を振り返りましょう
『冒険コロボックル』(1973年)を振り返りましょう
『侍ジャイアンツ』(1973年)を振り返りましょう
『キューティーハニー』(1973年)を振り返りましょう
『アルプスの少女ハイジ』(1974年)を振り返りましょう
『柔道讃歌』(1974年)を振り返りましょう
『チャージマン研!』(1974年)を振り返りましょう
『星の子ポロン』(1974年)を振り返りましょう
『魔女っ子メグちゃん』(1974年)を振り返りましょう
『ダメおやじ』(1974年)を振り返りましょう
『小さなバイキングビッケ』(1974年)を振り返りましょう
『ゲッターロボ』(1974年)を振り返りましょう
『昆虫物語 新みなしごハッチ』(1974年)を振り返りましょう
『となりのたまげ太くん』(1974年)を振り返りましょう
『星の子チョビン』(1974年)を振り返りましょう
『グレートマジンガー』(1974年)を振り返りましょう
『ウリクペン救助隊』(1974年)を振り返りましょう
『ジムボタン』(1974年)を振り返りましょう
『破裏拳ポリマー』(1974年)を振り返りましょう
『はじめ人間ギャートルズ』(1974年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)を振り返りましょう
『てんとう虫の歌』(1974年)を振り返りましょう
『カリメロ(第1作)』(1974年)を振り返りましょう
『フランダースの犬』(1975年)を振り返りましょう
『まんが日本昔ばなし』(1975年)を振り返りましょう
『みつばちマーヤの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『勇者ライディーン』(1975年)を振り返りましょう
『ラ・セーヌの星』(1975年)を振り返りましょう
『ドン・チャック物語』(1975年)を振り返りましょう
『ガンバの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『少年徳川家康』(1975年)を振り返りましょう
『ゲッターロボG』(1975年)を振り返りましょう
『宇宙の騎士テッカマン』(1975年)を振り返りましょう
『イルカと少年』(1975年)を振り返りましょう
『アラビアンナイト シンドバットの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『わんぱく大昔クムクム』(1975年)を振り返りましょう
『タイムボカン』(1975年)を振り返りましょう
『鋼鉄ジーグ』(1975年)を振り返りましょう
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『アンデス少年ペペロの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『元祖天才バカボン』(1975年)を振り返りましょう
『草原の少女ローラ』(1975年)を振り返りましょう
『一休さん』(1975年)を振り返りましょう
『ハックルベリィの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『母をたずねて三千里』(1976年)を振り返りましょう
『大空魔竜ガイキング』(1976年)を振り返りましょう
『妖怪伝 猫目小僧』(1976年)を振り返りましょう
『マシンハヤブサ』(1976年)を振り返りましょう
『ゴワッパー5 ゴーダム』(1976年)を振り返りましょう
『UFO戦士ダイアポロン』(1976年)を振り返りましょう
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)を振り返りましょう
『ピコリーノの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『グロイザーX』(1976年)を振り返りましょう
『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』(1976年)を振り返りましょう
『まんがふるさと昔話』(1976年)を振り返りましょう
『マグネロボ ガ・キーン』(1976年)を振り返りましょう
『キャンディ・キャンディ』(1976年)を振り返りましょう
『恐竜探険隊ボーンフリー』(1976年)を振り返りましょう
『ほかほか家族』(1976年)を振り返りましょう
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『リトル・ルルとちっちゃい仲間』(1976年)を振り返りましょう
『ドカベン』(1976年)を振り返りましょう
『まんが世界昔ばなし』(1976年)を振り返りましょう
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『ヤッターマン』(1977年)を振り返りましょう
『あらいぐまラスカル』(1977年)を振り返りましょう
『ジェッターマルス』(1977年)を振り返りましょう
『合身戦隊メカンダーロボ』(1977年)を振り返りましょう
『惑星ロボ ダンガードA』(1977年)を振り返りましょう
『あしたへアタック!』(1977年)を振り返りましょう
『バーバパパ』(1977年)を振り返りましょう
『超合体魔術ロボ ギンガイザー』(1977年)を振り返りましょう
『氷河戦士ガイスラッガー』(1977年)を振り返りましょう
『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)を振り返りましょう
『シートン動物記 くまの子ジャッキー』(1977年)を振り返りましょう
『超人戦隊バラタック』(1977年)を振り返りましょう
『おれは鉄兵』(1977年)を振り返りましょう
『一発貫太くん』(1977年)を振り返りましょう
『アローエンブレム グランプリの鷹』(1977年)を振り返りましょう
『新・巨人の星』(1977年)を振り返りましょう
『風船少女テンプルちゃん』(1977年)を振り返りましょう
『家なき子』(1977年)を振り返りましょう
『ルパン三世(TV第2シリーズ)』(1977年)を振り返りましょう
『超スーパーカー ガッタイガー』(1977年)を振り返りましょう
『とびだせ!マシーン飛竜』(1977年)を振り返りましょう
『まんが日本絵巻』(1977年)を振り返りましょう
『恐竜大戦争アイゼンボーグ』(1977年)を振り返りましょう
『無敵超人ザンボット3』(1977年)を振り返りましょう
『激走!ルーベンカイザー』(1977年)を振り返りましょう
『若草のシャルロット』(1977年)を振り返りましょう
『女王陛下のプティアンジェ』(1977年)を振り返りましょう
『野球狂の詩』(1977年)を振り返りましょう
『ペリーヌ物語』(1978年)を振り返りましょう
『魔女っ子チックル』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙海賊キャプテンハーロック』(1978年)を振り返りましょう
『闘将ダイモス』(1978年)を振り返りましょう
『SF西遊記スタージンガー』(1978年)を振り返りましょう
『未来少年コナン』(1978年)を振り返りましょう
『一球さん』(1978年)を振り返りましょう
『まんがはじめて物語』(1978年)を振り返りましょう
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『無敵鋼人ダイターン3』(1978年)を振り返りましょう
『星の王子さま プチ・プランス』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙魔神ダイケンゴー』(1978年)を振り返りましょう
『銀河鉄道999』(1978年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンII』(1978年)を振り返りましょう
『まんがこども文庫』(1978年)を振り返りましょう
『宝島』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト2』(1978年)を振り返りましょう
『新・エースをねらえ!』(1978年)を振り返りましょう
『ピンク・レディー物語 栄光の天使たち』(1978年)を振り返りましょう
『キャプテン・フューチャー』(1978年)を振り返りましょう
『野ばらのジュリー』(1979年)を振り返りましょう
『赤毛のアン』(1979年)を振り返りましょう
『ゼンダマン』(1979年)を振り返りましょう
『赤い鳥のこころ』(1979年)を振り返りましょう
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『サイボーグ009(第2作)』(1979年)を振り返りましょう
『未来ロボ ダルタニアス』(1979年)を振り返りましょう
『くじらのホセフィーナ』(1979年)を振り返りましょう
『ドラえもん』(1979年)を振り返りましょう
『ザ☆ウルトラマン』(1979年)を振り返りましょう
『アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険』(1979年)を振り返りましょう
『機動戦士ガンダム』(1979年)を振り返りましょう
『シートン動物記 りすのバナー』(1979年)を振り返りましょう
『新・巨人の星II』(1979年)を振り返りましょう
『巴里のイザベル』(1979年)を振り返りましょう
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『科学冒険隊タンサー5』(1979年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(1979年)を振り返りましょう
『海底超特急マリンエクスプレス』(1979年)を振り返りましょう
『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』(1979年)を振り返りましょう
『こぐまのミーシャ』(1979年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンF』(1979年)を振り返りましょう
『闘士ゴーディアン』(1979年)を振り返りましょう
『まんが猿飛佐助』(1979年)を振り返りましょう
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●登場キャラクター・声優

●ダバ・マイロード
声優:平松広和
ペンタゴナ・ワールドの辺境、惑星コアム出身の青年。本名はカモン・マイロードで、滅亡したヤーマン王朝の王子という出自を持つ。養父の手で育てられ、平穏な生活を送っていたが、行方不明の義妹クワサン・オリビーを探す旅に出ることを決意。旅の途中で、ポセイダル政権の腐敗を目の当たりにし、反乱軍のリーダーとして立ち上がる。彼の操るヘビーメタル「エルガイム」は、戦いの象徴となった。

●ミラウー・キャオ
声優:大塚芳忠
ダバの幼なじみであり、彼の旅の同行者。明るくお調子者な性格だが、機械工学に関しては天才的な才能を持つ。ヘビーメタルや艦船の整備を一手に引き受け、仲間たちの信頼を得ている。当初はポセイダル軍への入隊を目指していたが、ダバとともに反乱軍に加わる道を選ぶ。物語の終盤では、リリスとともにミラリー族の生き残りを探す旅に出る。

●リリス・ファウ
声優:川村万梨阿
翼を持つ種族「ミラリー」の数少ない生き残り。見世物小屋で囚われていたところをダバに救出され、以後彼らの旅に同行する。当初は内気で争いを避ける性格だったが、次第に仲間たちを支える存在へと成長。特にキャオとは深い絆で結ばれ、物語の終盤では彼とともにミラリー族の同胞を探す旅に出る。

●ガウ・ハ・レッシィ
声優:川村万梨阿
名門ガウ家の出身で、ポセイダル軍の精鋭部隊「13人衆」の末席を務める若き女性士官。軍内での女性の扱いに不満を抱きつつも、ダバ・マイロードとの出会いを機に、彼の人柄に惹かれ、軍を離反して反乱軍に加わる。その際、信頼を得るために自らの髪を切り、潔白を示す行動を取った。以降、ダバを巡ってファンネリア・アムとライバル関係となり、物語を通じて複雑な心情を抱えながらも成長していく姿が描かれる。

●ギャブレット・ギャブレー
声優:速水奨
身長210cmの長身を誇る青年で、かつては盗賊団に所属していたが、ポセイダル軍に入隊し、後に「13人衆」の一員となる。野心家であり、出世のためには手段を選ばない一方で、どこか憎めない一面も持ち合わせている。ダバ・マイロードとは幾度となく対峙し、時には奇抜な作戦を展開するなど、物語にユーモアと緊張感をもたらす存在である。

●クワサン・オリビー
声優:木下由美
ダバ・マイロードの義妹であり、幼い頃から兄妹同然に育ち、将来を誓い合った間柄。物語開始前に盗賊団に誘拐され、その後ポセイダル軍の手に渡り、バイオセンサーの実験台として洗脳されてしまう。ダバは彼女を救うために奔走し、一時は正気を取り戻すが、精神の均衡を崩し、最終的にはダバと共に故郷で静かな生活を送ることとなる。

●ネイ・モー・ハン
声優:竹内久美
ネイ・モー・ハンは、ポセイダル軍の精鋭部隊「13人衆」の一員であり、優れた戦闘能力を持つ女性です。物語序盤から登場し、主人公ダバたちの前に立ちはだかります。彼女はギワザ・ロワウの愛人であり、その愛情から彼の野望に協力していましたが、度重なる失敗によりギワザから見限られてしまいます。その後、スヴェートに招聘された際にはポセイダルへの反逆を疑われましたが、最終的には無罪放免となります。しかし、ギワザからスパイの嫌疑をかけられ死刑宣告を受けたため、逆上してギワザに反撃するも、返り討ちに遭い命を落とします。彼女はオージェやグルーンなどのヘビーメタルを操り、戦場での活躍を見せました。また、細身ながらも体術に長け、鞭を武器にするなど、戦闘スタイルにも個性が光ります。常に化粧バッグを持ち歩くほどお洒落に気を遣い、アイスクリームが好物という一面も持ち合わせています。

●ギワザ・ロワウ
声優:西村知道
ギワザ・ロワウは、ポセイダル軍の情報師団長であり、「13人衆」の実質的なリーダーです。有能な野心家であり、自己の野望のためには手段を選ばない冷酷な性格を持っています。彼はポセイダルの動きに不信感を抱き、ついには反旗を翻します。その過程で、愛人であるネイ・モー・ハンをも利用価値がなくなったとして切り捨てるなど、非情な一面を見せます。彼の政治的手腕は高く、多くの部下を従えることに成功しますが、最終的にはダバたちにその野望を見透かされ、敗北を喫します。戦闘能力も高く、セイバーや射撃の腕前は一流であり、ネイに片腕を切断されながらも逆手の射撃で返り討ちにするなどの技量を見せました。最終的には、戦域からシャトルで離脱しようとしたところを、エルガイムに搭乗したダバにバスターランチャーで撃破され、命を落とします。

●フル・フラット
声優:土井美加
フル・フラットは、かつてポセイダルのテンプルナイツの一員であり、ミアンと共にポセイダルの寵愛を競った女性です。後にサートスターという人工の惑星を与えられ、治外法権を許される特別な地位を得ます。永遠の若さと不老不死を与えられた彼女ですが、それがポセイダルの傲慢のもとであることに気づき、ダバに協力することを決意します。物語終盤では、ミアンをかばってエルガイムMk-IIの腕に押しつぶされ、命を落とします。彼女の行動は、ポセイダルの支配に対する反抗の象徴とも言えるものであり、物語に深い影響を与えました。

●アマンダラ・カマンダラ
声優:豊田真治
表向きは巨大商社「アマン商会」の代表として知られるアマンダラ・カマンダラは、実はペンタゴナワールドの真の支配者「オルドナ・ポセイダル」その人です。彼は、かつてヤーマン王朝によって家族を失い、その復讐心から反乱軍「テンプルナイツ」を結成し、王朝を打倒しました。その後、影武者であるミアン・クゥ・ハウ・アッシャーを表のポセイダルとして据え、自身は裏から世界を操る存在となります。彼の変装は、サングラスと髭を用いたもので、バイオリレーションシステムの力を利用して若々しい姿を保っています。物語終盤では、自らの正体を明かし、主人公ダバ・マイロードと対峙することになります。

●オルドナ・ポセイダル
声優:島津冴子
ペンタゴナワールドの絶対的な統治者として君臨するオルドナ・ポセイダルは、実はアマンダラ・カマンダラの影武者であり、本名をミアン・クゥ・ハウ・アッシャーといいます。彼女はかつてアマンダラの恋人であり、彼を守るためにテンプルナイツの一員として戦いました。バイオリレーションシステムによって若さと美貌を保ちつつ、次第に自らが本物のポセイダルであると信じ込むようになります。物語の終盤では、かつての仲間フル・フラットの説得により正気を取り戻し、システムを停止させて自らの存在を終わらせます。

●ファンネリア・アム
声優:本多知恵子
元は盗賊団「リーリン一家」に所属していたファンネリア・アムは、舞台女優を目指していた過去を持つ17歳の少女です。主人公ダバ・マイロードとの出会いをきっかけに、彼の旅に同行することになります。当初は家事などでサポートしていましたが、次第にヘビーメタル(HM)に搭乗して戦闘にも参加するようになります。ダバがエルガイムMk-IIに乗り換えた後は、彼から旧エルガイムを託されるなど、信頼を得ていきます。しかし、物語が進むにつれて、ダバの義妹であるクワサン・オリビーの存在が影を落とし、最終的にはダバがオリビーと共に隠遁生活を選ぶ中、彼を見送ることになります。

●登場兵器・ヘビーメタル

●エルガイム
主人公ダバ・マイロードの初期搭乗機で、ヤーマン族の技術を結集したA級ヘビーメタル。全高20.7メートル、重量19.1トン。首元に格納されるエアバイク型コックピット「スパイラル・フロー」を採用し、270度の視界を確保。背部には簡易飛行ユニット「ランドブースター・ライト」を装備し、短距離の飛行が可能です。武装はセイバー、ランサー、ハンドランチャー、パワーランチャーなど多彩で、最終決戦ではバスターランチャーも使用しました。

●エルガイムMk-II
エルガイムの後継機で、試作A級HM「アモン・デュール」をベースに改修された機体。全高22.3メートル、重量36.8トン。高速・長距離移動を可能にする「ランド・ブースター」への変形能力を持ち、機動性が大幅に向上しています。武装はエルガイムと同様に多彩で、バスターランチャーの使用も可能。スパイラル・フローを搭載し、操縦性も高められています。

●アローン
ポセイダル軍および民間で広く使用されているB級ヘビーメタル。全高15.2メートル、重量21.1トン。ケイ素系伝導システムを採用し、大量生産が可能となっています。ギャブレット・ギャブレーが所有していた軽タイプのアローンは、彼がポセイダル軍に入隊するために購入したもので、軽快な動きを見せました。

●バッシュ
A級ヘビーメタルで、ギャブレット・ギャブレーが搭乗。全高21.2メートル、重量20トン。量産型A級HMとしてはもっとも成功した機体で、劇中に登場した機体はすべてレプリカ。武装はミサイル、セイバー、スロウランサー、Sマイン、エネルギーボンバー、パワーランチャーなど多彩で、バスターランチャーの使用も可能です。

●アシュラ・テンプル
ポセイダル軍のA級ヘビーメタルで、ギャブレット・ギャブレーが搭乗。特徴的な赤い機体色と高い機動性を誇ります。武装はパワーランチャー、セイバーなどで、近接戦闘に優れた性能を持っています。

●グルーン
ポセイダル軍のA級ヘビーメタルで、リィリィ・ハッサーが搭乗。大型の機体で、重装甲と高火力を兼ね備えています。武装はパワーランチャー、セイバー、ミサイルランチャーなどで、長距離戦闘に適しています。

●ディザード
反乱軍が使用するA級ヘビーメタルで、ガウ・ハ・レッシィが搭乗。全高20.5メートル、重量20トン。エルガイムMk-IIと同様のムーバル・フレームを使用し、アーマーを交換すればエルガイムMk-Iに偽装可能。武装はパワーランチャー、セイバー、ミサイルランチャーなど。

●ヌーベル・ディザード
ディザードの改良型で、ガウ・ハ・レッシィが搭乗。性能が向上し、武装も強化されています。エルガイムMk-IIと同様のスパイラル・フローを搭載し、操縦性も高められています。

●オージ
ポセイダル軍の最高司令官オルドナ・ポセイダルが搭乗するA級ヘビーメタル。全高21.2メートル、重量20トン。高い機動性と火力を兼ね備え、バスターランチャーの使用も可能。劇中ではエルガイムMk-IIとの激戦を繰り広げました。

1963年に放送開始の『鉄腕アトム』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『鉄人28号』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『エイトマン』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『狼少年ケン』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『0戦はやと』を振り返りましょう
1964年に放送開始した『少年忍者風のフジ丸』を振り返りましょう
1964年に放送開始した『ビッグX』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『スーパージェッター』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『宇宙パトロールホッパ』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『宇宙少年ソラン』
1965年に放送開始した『宇宙エース』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『遊星少年パピイ』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ワンダースリー』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『オバケのQ太郎』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ジャングル大帝』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ハッスルパンチ』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『戦え!オスパー』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『おそ松くん(第1作)』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『レインボー戦隊ロビン』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『海賊王子』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ハリスの旋風』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『遊星仮面』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『ロボタン(第1作)』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『とびだせ!バッチリ』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『魔法使いサリー(第1作)』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『新ジャングル大帝 進めレオ!』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『悟空の大冒険』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『黄金バット』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『かみなり坊やピッカリ・ビー』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『パーマン』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『マッハGoGoGo(第1作)』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『リボンの騎士』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『冒険ガボテン島』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『001 7親指トム』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『ピュンピュン丸』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『ドンキッコ』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『冒険少年シャダー』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『ちびっこ怪獣ヤダモン』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『スカイヤーズ5』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『おらぁグズラだど(第1作)』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『ゲゲゲの鬼太郎(第1作)』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『大魔王シャザーン』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『わんぱく探偵団』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『巨人の星』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『アニマル1』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『サイボーグ009(第1作)』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『あかねちゃん』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『ファイトだ!!ピュー太』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『怪物くん』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『サスケ』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『夕やけ番長』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『ドカチン』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『佐武と市捕物控』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『バンパイヤ』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『妖怪人間ベム』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『ひみつのアッコちゃん(第1作)』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『海底少年マリン』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『そばかすプッチー』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『ウメ星デンカ』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『紅三四郎』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『もーれつア太郎(第1作)』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『どろろ(第1作)』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『忍風カムイ外伝』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『男一匹ガキ大将』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『タイガーマスク』を振り返りましょう
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1969年に放送開始した『アタックNo.1』を振り返りましょう
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●主題歌・挿入歌・キャラソン・イメージソング

●オープニング曲
曲名:「エルガイム -Time for L-GAIM-」
歌唱:MIO(現:MIQ)
作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平
編曲:松下誠
■ 音の設計:シンセとエレクトリックが描く“機体の疾走”
本楽曲の作曲を手がけたのは、昭和歌謡界の巨匠・筒美京平。彼の手によるメロディラインは、流麗な旋律を基盤に、突き抜けるようなサビが非常に印象的だ。構成としては、短めのイントロからリズムが加速し、サビに向けて高揚していくという、まさにオープニングとして理想的な展開を見せる。
編曲を務めた松下誠の手腕も見逃せない。シンセサイザーを中心に据えつつも、ドラムマシンとエレキギターの刻みが重層的に絡み合い、テクノポップとロックの狭間を絶妙に突いたアレンジになっている。このアレンジは、未来世界を駆ける巨大ロボットたちの姿とリンクしており、映像との親和性も非常に高い。
■ 歌詞の世界:抗う意思と自由への渇望
作詞家売野雅勇による詞は、明確に主人公ダバ・マイロードの精神性を表しているというより、ペンタゴナ・ワールドという腐敗と混沌が交錯する舞台そのものを俯瞰するような言葉選びが特徴的だ。
冒頭で語られる「時は今」「運命に逆らう風」といった言葉は、行動原理を持つ若者たちの決意を象徴しており、内に燃える反抗心や未来への希求が感じられる。また、決して具体的な名詞(登場人物や場所)は登場せず、あくまで“普遍的な反骨”を詩的に描いている点も印象深い。これは、作品の物語が単なる勧善懲悪でなく、複雑な政治構造と個人の自由をめぐる群像劇であることともリンクしている。
■ MIOの歌唱力:鋼と感情が交錯する声
MIO(現:MIQ)の歌唱は、ただ技術的に優れているだけでなく、劇中の空気感を見事に掴みきっている点で傑出している。彼女の張りのある高音、そしてビブラートを抑えた直線的な歌い上げ方は、まるで“戦場に降る鉄の雨”のような緊張感を与えてくれる。
特にサビの「Time for L-GAIM~♪」というフレーズの盛り上がりでは、音の波に身体ごと突き抜けていくような爽快さがあり、リスナーを一気に作品世界へと引き込む。彼女の声質は力強さのなかに芯の通った哀愁を含み、これはダバやアムたちの生き様と不思議なほどシンクロする。
■ アニメ映像との相互作用:開幕の疾走感と絵の融合
この楽曲が持つエネルギーは、オープニング映像との一体化によってさらに引き立てられる。曲のテンポに合わせてロボットが変形し、飛翔し、レーザーが交差するカットが連続する映像構成は、視聴者のテンションを一気に高める構造だ。
とりわけ“Time for L-GAIM”のリフレインとともに、エルガイムMk-Iが起動する描写は象徴的であり、これを見た当時の子どもたちは一瞬でこの世界観に心を奪われたとされている。
■ 視聴者の感想とその後の評価
放送当時からこの楽曲は視聴者の間で「アニメ主題歌としては異例の完成度」と語られてきた。リアルロボットアニメという比較的シリアスな作品にもかかわらず、ポップさと重厚さを両立したこの楽曲は、「戦うアニメの新しい音のかたち」として、多くのリスナーの印象に残った。
さらに後年、アニメソングのコンピレーションアルバムやライブイベントなどで幾度も取り上げられ、MIO=MIQの代表曲の一つとしてその地位を不動のものにした。近年ではレトロアニメファンやDJイベントでの再評価も進み、若い世代のファンからも注目を集めている。
■ 結びに代えて:時を超える「始まりの歌」
「エルガイム -Time for L-GAIM-」は、単なるアニメ主題歌の枠を超え、1980年代の音楽文化とアニメ演出の融合を象徴する名曲である。歌い出しの一音、リズムの鼓動、そしてサビの解放感。そのすべてが、視聴者にとっての“始まりの衝動”となった。
この楽曲が今なお多くの人々に愛されているのは、そこに描かれた熱量と表現の強度、そして未来への憧れが、どの時代にも響く“永遠のメッセージ”だからなのかもしれない。

●オープニング曲
曲名:「風のノー・リプライ」
歌手:鮎川麻弥
作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平
編曲:戸塚修
■ 壮大な宇宙叙事詩に寄り添う女性ヴォーカルの力強さ
1984年秋、アニメ『重戦機エルガイム』が中盤に差し掛かるタイミングで、番組のイメージを一新するべく新たに導入されたこの楽曲「風のノー・リプライ」。タイトルからして「返答のない風」といった無常さを想起させるが、同時にそれは、自由を希求し続ける者たちの“答えなき叫び”にも聞こえる。歌うのは鮎川麻弥。まだ無名に近かった若手シンガーがこの作品をきっかけに一躍脚光を浴びることになる。
■ 世界観を体現する言葉の刃 ― 売野雅勇の詩的構築
作詞は1980年代を代表するポップスの詞人、売野雅勇。彼の筆から生み出される歌詞は、単なるアニメ主題歌の枠を超えた詩情に満ちている。
主人公ダバ・マイロードのように、理想と現実の間で揺れ動きながらも、信念を貫くことの困難さと必要性である。また「風」や「時」という自然的モチーフを借りて、変わりゆく情勢や人の心をメタファーとして描いており、直接的な言葉を避けつつも、強烈な印象を残す。
■ 筒美京平のメロディによる宇宙的スケール感
この歌の作曲を手がけたのは、日本のヒットメーカーの象徴ともいえる筒美京平。彼が描いたメロディラインは、決して単純なJ-POPの公式には収まらず、8ビートのリズムの上に複雑なコード進行とメロディのうねりを持たせ、哀愁と決意が入り混じる旋律を紡ぎ出している。アニメソングとしては非常に高度で、筒美らしい“品格”を帯びている。
イントロのシンセサウンドや、抑揚のあるメロディ展開は宇宙の果てを思わせ、リスナーの心を遠くへ連れていく。抑制されたバースから感情を爆発させるようなサビへとつながる構成は、ドラマティックであり、物語性に満ちている。
■ 編曲による音像の立体化 ― 戸塚修の手腕
編曲を担当した戸塚修の手によるアレンジは、サウンド全体に洗練された雰囲気とスピード感をもたらしている。シンセサイザーを大胆に取り入れながらも、生のストリングスやブラスを重ね、どこか硬質で未来的なサウンドを構築。特にサビに向けて一気に厚みを増していく音の層が印象的で、エルガイムのメカ戦を想起させるような緊張感を生み出している。
■ 鮎川麻弥という“声”の目覚め
当時まだ新人だった鮎川麻弥は、この曲で一気に注目を集めることになる。その声質は一言でいえば「澄んだ力強さ」。かすれもせず、かといって甘すぎることもなく、ストレートに伸びていく高音域には、どこか抗いがたい説得力があった。まるで風そのものが意思を持って語りかけてくるような、そんな不思議な体験を聴く者に与える。
彼女のボーカルは、ただ音をなぞるのではなく、言葉の一つ一つに生命を吹き込むように歌い上げる。特にサビの「風のノー・リプライ〜♪」という部分では、メロディと詞、そして声の力が完璧に融合し、視聴者の胸を打つ強い印象を残した。
■ 歌詞の世界観と物語との共鳴
この楽曲の歌詞全体を通して語られているのは、「個人の信念と揺れる世界の中での葛藤」である。物語の主人公ダバもまた、権力構造と闘いながら、自分自身が信じる未来へと進もうとする。その構図はこの歌の中で強く反映されている。
現代の社会や心情にも通じる普遍性を持っており、時代を超えて共感を呼び起こす要素となっている。
■ 視聴者・ファンの反応とその余韻
放送当時、この楽曲はエルガイム本編後半の重厚化した展開と相まって、多くの視聴者に強く印象づけられた。ファンの間では「アニメの主題歌とは思えないクオリティ」と評され、テレビの枠を超えた音楽作品としての存在感を放っていた。アニメ雑誌の読者投票ではしばしば高評価を得ており、サントラの売上にも貢献。
さらに後年、鮎川麻弥はこの楽曲をライヴでもたびたび披露し、観客の大合唱を誘う名曲として再評価される。特に1980年代アニメソングの“再ブーム”時には、ノスタルジーを呼び起こすだけでなく、今なお新鮮な響きを持ち続けていることが再認識された。
■ 総括 ― 音楽としての完成度と作品への貢献
「風のノー・リプライ」は、単なるアニメのOPにとどまらず、作品全体の精神性や美学を象徴する楽曲として完成されている。詩・曲・編曲・歌唱のすべてが高度に融合したこの一曲は、『重戦機エルガイム』という複雑で奥深い世界観を、音の側面からも力強く支えた。
それはまさに、風が語りかける“返答なき時代”に、私たち自身がどう立ち向かうかを問いかける――そんな風通しの良い、しかし鋭い一撃を放つ楽曲だったと言えるだろう。

●エンディング曲
タイトル:「スターライト・シャワー」
歌唱:MIO(現・MIQ)
作詞:井荻麟
作曲:筒美京平
編曲:松下誠
■ 音の構成と演奏のアプローチ
作曲を手がけたのは、昭和歌謡の巨星・筒美京平。彼の手による旋律は、メランコリックでありながらもどこか夢見心地な浮遊感を持つ。イントロからリスナーを包み込むように滑り出すシンセサイザーのアルペジオが、星空の彼方に漂う静寂と余韻を感じさせ、リズムセクションは控えめながらもしっかりと支える構成。アレンジャー・松下誠による洗練されたコード進行とギターカッティングが、楽曲全体に都会的なニュアンスをもたらしている。
80年代のAOR(Adult Oriented Rock)やフュージョンの要素も垣間見え、アニメの枠を超えた音楽作品として高い完成度を誇る。
■ 歌詞の世界とテーマ
作詞を務めたのは、「井荻麟」こと富野由悠季監督自身。彼の手による歌詞は、単なる恋愛や別れの情景にとどまらず、宇宙と人間存在のはざまで揺れる哲学的な詩情が漂う。
「星の光が降り注ぐ中で、一筋の祈りが心を満たす」――そんなイメージで展開される言葉の数々は、戦いに疲れた魂がやすらぎを求める姿を描いている。明確な物語の終結ではなく、“希望”や“赦し”といった曖昧な感情を音と言葉で包み込むスタイルは、井荻詞独特の美学である。
また、サビに向けて徐々に開いていく言葉の展開が、心のカタルシスを呼び起こし、聴く者の感情を浄化する力を持つ。
■ 歌手MIO(MIQ)の表現力
MIOの歌声は、パワフルでありながら、時に繊細な表現も忘れない。特にこの楽曲では、彼女の持つ中低音の魅力が最大限に活かされている。鋭く突き刺さるような高音ではなく、あくまで柔らかく包み込むような歌唱が中心で、まさに「夜の宇宙に響く祈り」のような印象を与える。
音を張らずに内面から滲み出る感情を表現するその技術は、アニメソングにとどまらず、ライブなどで披露される際にもリスナーの心を震わせる力を持つ。サビでは絶妙なビブラートを効かせ、切なさと希望が同居する情感豊かな表現が光る。
■ 視聴者の反応と時代背景
「スターライト・シャワー」は、視聴者の間で特に“耳に残るエンディング”として語り継がれている。放送当時のファンからは「物語の締めくくりとして完璧」「静かに涙が流れた」といった感想が多く寄せられていた。
戦乱と愛憎が入り混じる『エルガイム』の世界観において、この曲は“夜明け前の静寂”のような存在であり、疲れた心に沁み込む癒やしのシャワーとして機能していた。
また、同じくMIOが担当したオープニングテーマ「エルガイム-Time for L-GAIM-」のエネルギッシュな雰囲気と好対照をなす構成で、毎週の視聴体験に緩急と余韻を与えていたことも高く評価されている。
当時のアニメ音楽は「主題歌=作品の顔」として強いインパクトを与えることが求められていたが、「スターライト・シャワー」はむしろ“裏の顔”として、作品のもうひとつの感情的な側面を深く描き出していた。
■ 終わりに:夜空に降り注ぐ光の記憶
「スターライト・シャワー」は単なる一曲のエンディングではなく、視聴者の心に“静かな余韻”を残す名曲として、今なお愛され続けている。
アニメソングとしての枠を超え、80年代ポップスの粋を集めた完成度の高さと、作品への深い共鳴性を持つこの楽曲は、『重戦機エルガイム』という物語のラストシーンを、優しい光で包み込むシャワーのように存在し続けている。
この一曲を聴くだけで、あの壮大な宇宙と、それに挑んだ若者たちの軌跡が脳裏に蘇る。音楽が持つ“物語を綴る力”をあらためて実感させてくれる、まさに記憶に残る珠玉の一曲である。

●挿入歌
曲名:「傷ついたジェラシー」
歌手:鮎川麻弥
作詞:井荻麟
作曲:筒美京平
編曲:戸塚修
■ 曲全体のイメージ:戦場に揺れる感情のしずく
「傷ついたジェラシー」は、ロボットアニメの中に溶け込んだ”女性の内面の叫び”をテーマにした、叙情的かつドラマティックなナンバーです。タイトルにもある「ジェラシー(嫉妬)」という感情が、この曲のすべての軸となっており、ただの恋愛感情に留まらず、仲間との葛藤、理想と現実の衝突、そして自己否定にまで及ぶような深い心の痛みが表現されています。
全体のサウンドは80年代的なシンセサイザーを基調としながらも、弦楽器やブラスが絶妙に配置されており、哀しみと決意の両面を描く構成になっています。曲調は中テンポのバラード風で、エモーショナルに盛り上がるサビが聴き手の心をぐっと掴みます。
■ 歌詞の世界観:揺れる心の奥底
井荻麟のペンによる歌詞は、表面的には恋の痛みを描いているようでいて、深く読み込めば内面の複雑な感情の葛藤を投影しているのが分かります。
自分を好きな相手の向こうに別の存在がいると悟り、無力感と喪失感に苛まれるヒロインの視点が浮かび上がります。
愛が深すぎるがゆえに相手に対して攻撃的になってしまう皮肉な心理が表れており、それはまさに劇中の女性キャラクターたちの姿と重なります。
歌詞全体は直接的な比喩を避けつつ、繊細な言葉遣いで感情の揺れを丁寧に描写しており、聴く者に多くの解釈を与える詩的な魅力を秘めています。
■ 鮎川麻弥の歌い方:魂を揺さぶる抑揚と響き
この楽曲でボーカルを務める鮎川麻弥は、卓越した表現力と芯のある高音で、リスナーに強烈な印象を与えます。
静かなパートではまるで呟くように繊細に、そしてサビでは感情を爆発させるように力強く歌い上げるそのコントラストは、聴き手に「物語が動いている」感覚をダイレクトに届けます。特に「ジェラシー」という単語に込める息遣いや語尾の残響には、彼女の歌手としての計算された抑揚と感情の混ぜ方が光ります。
鮎川のボーカルは、この曲が単なる挿入歌ではなく、キャラクターの心の叫びを代弁する“もう一つのセリフ”であることを強く印象付けるものとなっています。
■ 視聴者の感想と評価:ただの挿入歌では終わらない“語り部”
放送当時、「傷ついたジェラシー」は地上波アニメの中で流れる挿入歌としては異例なほど高い注目を集めました。特に女性ファンの間では「ヒロインたちの心を代弁している」として話題になり、一部では“もう一人の登場人物”とまで称されました。
SNSや再放送、配信で改めて本作を視聴した世代からも、
「この曲が流れるだけで鳥肌が立つ」
「感情をかき乱される挿入歌」
「物語の中に深みが増す瞬間」
といった声が多く聞かれ、音楽が作品世界の演出にいかに貢献していたかを再認識させられるコメントが寄せられています。
また、近年のアニメ音楽ファンの間でも「1980年代の隠れた名曲」として再評価され、カバーやアレンジも登場。アニメの枠を越えた普遍的な“心情の唄”として、今も静かに支持を集めています。
■ まとめ:嫉妬という名のバラードが残したもの
「傷ついたジェラシー」は、ただの恋の歌ではありません。それは誰かに理解されたいという願い、誰かを独占したいという欲望、そしてその感情に翻弄される人間の弱さを静かに、しかし確実に描き出す作品でした。
エルガイムというロボットアニメにおいて、この楽曲は異質でありながらも決して浮いてはおらず、むしろ人間ドラマの核をなす存在として強く記憶に残るものです。
感情を抉るような歌詞と、鮎川麻弥の情熱的な歌声、筒美京平の心に刺さる旋律とが融合したこの一曲は、アニメの枠を超えて「記憶に残る音楽」として、今も静かに息づいています。

●挿入歌
曲名: 「COOL」
歌手: 鮎川麻弥
作詞: 只野菜摘
作曲: 池毅
編曲: 若草恵
■ 楽曲の基本情報と背景
『重戦機エルガイム』の挿入歌として印象的な存在感を放った「COOL」は、物語の中盤以降で幾度となく流れ、戦いと運命のはざまに揺れるキャラクターたちの内面を鮮やかに彩る。特に主人公・ダバや彼を取り巻く仲間たちが、理想と現実のギャップに苦悩するシーンに流れることで、静かなるドラマを強調する役割を果たしている。
この楽曲を彩るのは、数々のアニメソングで知られる鮎川麻弥の伸びやかなボーカル。彼女の清冽な声が、冷たさと強さの同居する世界を見事に描写している。作詞には後年数多くのヒットを飛ばす只野菜摘、作曲はメロディメーカー池毅、そして繊細な編曲を手がけたのは若草恵。アニメソングでありながら、歌謡曲のような叙情性と、ロックの硬質な緊張感が同居するハイブリッドな一曲である。
■ 歌のイメージ・世界観
タイトル「COOL」が意味するのは単なる“冷静さ”ではない。この歌の「クール」は、感情を抑えてでも信念を貫く姿勢、あるいは傷つきながらも表に出さずに前を向く人間の強さを象徴している。エルガイムの舞台であるペンタゴナ・ワールドの乾いた風景、鋼鉄の機体、そして心の奥底に潜む孤独――これらの要素がすべて「クール」という一語に込められているようだ。
音楽的には、控えめながらも緊張感を孕んだリズムと、鋭いシンセの音色が印象的。まるで銀色の戦闘メカの内部に響く電子音のようであり、戦場に咲いた孤高のバラのような儚さを湛えている。メロディは一見シンプルに思えるが、細かな音の跳躍と転調がさりげなく仕掛けられ、どこか掴みどころのない美しさを醸している。
■ 歌詞の概要と主題
歌詞は一見淡々としているが、その内側には熱い情熱と悲哀が潜んでいる。明確な物語を描いているわけではないが、「心を凍らせてでも進まなければならない現実」や「熱くなるほど脆くなる自分への葛藤」が滲む内容となっている。
たとえば、以下のような情景が想起される:
夢を抱きしめることさえ怖れてしまった夜
戦いの中で、人を信じることができなくなった自分
それでもどこかに、もう一度心を預けたい相手がいるという微かな希望
全体を通じて“孤独と冷静さの中にある、滲むような温もり”が描かれており、それは主人公ダバ・マイロードの心理にも通じている。
■ 鮎川麻弥の歌唱――静かな熱
この曲の最大の魅力のひとつは、やはり鮎川麻弥の歌声だろう。彼女のボーカルは決して感情を爆発させることなく、抑制の効いた、しかし芯のある表現で歌い上げられる。これは単なる技術ではなく、感情を制御することで逆に聴き手の心に深く染み入るという、ある種の“情感の逆説”である。
特にサビにかけて、微かに声が震えるようなニュアンスを持たせる部分では、胸の奥が締めつけられるような切なさを感じさせる。終始、力強くも決して押しつけがましくならないバランス感覚は、まさに「COOL」というタイトルにふさわしいクールネスの体現者といえる。
■ 視聴者の受け止め方とその評価
放送当時、挿入歌としては珍しく強い印象を残したこの「COOL」は、ファンの間で“隠れた名曲”として語り継がれている。派手なアクションやメインテーマのような耳馴染みの良さはないものの、「何度も聞いているうちに心に残ってしまう」といったタイプの楽曲である。
視聴者の間では、
「ダバの孤独と理想主義が凝縮されたような曲」
「戦闘の中に流れると、逆に静けさが怖い」
「麻弥さんの歌が、まるで登場人物の涙の代わりのように響いた」
といった感想が寄せられている。特に、クライマックスへ向かうシリアスな展開の中でこの楽曲が使われることで、物語の“重さ”がいっそう増幅されたという意見も少なくない。
■ 結語:静寂の中に灯る真実の声
「COOL」は、ただの挿入歌ではない。『重戦機エルガイム』という作品において、キャラクターの心の機微や時代の空気を言葉以上に雄弁に語る“声なきナレーション”のような役割を果たしていた。機械の咆哮と爆発音が支配する戦場の中で、ただひとつ、人間であることを忘れまいとする魂の旋律――それが「COOL」だったのである。
今なお語り継がれる本作の中で、最も“冷たく、そして熱い”一曲として、多くのファンの心に深く刻まれている。

『野ばらのジュリー』(1979年)を振り返りましょう
『赤毛のアン』(1979年)を振り返りましょう
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●アニメの魅力とは?

■ 圧倒的な世界観構築
“ペンタゴナ・ワールド”という架空宇宙のリアリティ
『重戦機エルガイム』の舞台は、二重太陽サンズを中心とした五つの惑星から構成される架空星系「ペンタゴナ・ワールド」。この設定が非常に緻密で、政治体制、文化、風習にいたるまで細かく構成されており、視聴者に架空の世界でありながら現実的な質感を与えている。惑星ごとに異なる環境と歴史があり、それが登場人物たちの行動原理に反映されることで、物語に深みを与えている。
この「宇宙的多元性」は、後の『ファイブスター物語』にも受け継がれる永野護の美学の端緒とも言える。

■ デザイン革命
“リアルロボット”を深化させたメカニック美学
本作のもう一つの大きな魅力は、何と言ってもその独創的なメカデザインにある。主役機「エルガイムMk-I」、後継機「エルガイムMk-II」をはじめとして、アモンデュール・スタックやオージェ、バッシュといった数々の“ヘビーメタル(HM)”たちは、従来の無骨なロボット像を覆す繊細さとスタイリッシュさを併せ持っている。
これらのメカを生み出したのは、当時無名に近かったデザイナー・永野護。彼の描くHMは、単なる兵器という域を超え、もはや芸術品のような様相すら漂わせている。特に関節構造や装甲のライン取りは、アニメメカニズムの概念を刷新したと言っても過言ではない。

■ 複雑に交錯するキャラクターたちの人間模様
主人公ダバ・マイロードを筆頭に、物語に登場する人物たちは一人ひとりが鮮明な個性と矛盾を抱えており、単純な善悪で語れる者はほとんど存在しない。ダバ自身も純粋な正義の体現者ではなく、理想と現実の間で迷い、傷つき、変化していく姿が描かれている。
また、ヒロインであるファンネリア・アム、敵役であるギワザ・ロワウやポセイダル、さらには正体不明の黒幕アマンダラ・カマンダラなど、それぞれの動機と過去が徐々に明かされていく中で、視聴者は「真実とは何か?」という主題に直面する。キャラクターたちの交錯する信念と裏切りの数々が、重厚な人間ドラマを構築している。

■ テーマ性
支配と自由、そして仮面の下の真実
本作に通底するのは、「支配構造の欺瞞」と「個人の自由意思」である。ペンタゴナを支配するポセイダル体制は、強力なカリスマによる独裁の象徴であり、その虚構性が後半で暴かれていく過程は、まるで政治的サスペンスドラマのような緊張感を孕んでいる。
また、正義の象徴であった者が絶対ではなく、敵対する者にもまた理由があるという多面的な描写は、視聴者に思考を促す。「何が正しく、何が偽りか」という命題は、単なるアニメという枠を超えて普遍的な問いとして突き刺さる。

■ 音楽の力
物語を彩る名曲たちの存在感
『エルガイム』の魅力に音楽を欠かすことはできない。オープニングテーマ「エルガイム -Time for L-GAIM-」、2代目OP「風のノー・リプライ」、エンディング「スターライト・シャワー」などは、いずれも作品世界に寄り添う詩情豊かな楽曲で、主題歌以上の役割を果たしている。
特に歌手のMIO(現MIQ)や鮎川麻弥の力強くも繊細なボーカルは、ロボットアニメでありながら抒情性をも備える本作の雰囲気を強く印象付けている。

■ 評判と影響
“失われた名作”から“語り継がれる遺産”へ
放送当時の視聴率は決して高くはなかったが、熱心なファン層を形成し、後年に至って再評価が進んだ作品でもある。放送終了後もOVA展開、小説・コミカライズ、さらには2025年のBlu-ray BOX発売など、静かながらも確実に支持を広げている。
また、『重戦機エルガイム』は後の『Zガンダム』や『ファイブスター物語』に多大な影響を与えた作品として、クリエイターやファンの間で「架け橋」として語られることも多い。その存在は単体として完結しているだけでなく、ロボットアニメの系譜における重要な転換点となっている。

■ 終わりに
見る者に問う「真実」とは
『重戦機エルガイム』は、単なるロボットバトルの爽快感だけでなく、複雑な人間模様、支配の構造、そして欺瞞と対峙する勇気を描いた作品である。それゆえに万人に受け入れられるタイプではないかもしれない。しかし、真摯に作品と向き合ったとき、そこには確かな思想とクリエイティビティが横たわっている。
このアニメは、見るたびに新たな発見がある。若者の反逆劇という枠を超え、今もなお語り継がれる理由がそこにある。

『ペリーヌ物語』(1978年)を振り返りましょう
『魔女っ子チックル』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙海賊キャプテンハーロック』(1978年)を振り返りましょう
『闘将ダイモス』(1978年)を振り返りましょう
『SF西遊記スタージンガー』(1978年)を振り返りましょう
『未来少年コナン』(1978年)を振り返りましょう
『一球さん』(1978年)を振り返りましょう
『まんがはじめて物語』(1978年)を振り返りましょう
『はいからさんが通る』(1978年)を振り返りましょう
『無敵鋼人ダイターン3』(1978年)を振り返りましょう
『星の王子さま プチ・プランス』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙魔神ダイケンゴー』(1978年)を振り返りましょう
『銀河鉄道999』(1978年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンII』(1978年)を振り返りましょう
『まんがこども文庫』(1978年)を振り返りましょう
『宝島』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト2』(1978年)を振り返りましょう
『新・エースをねらえ!』(1978年)を振り返りましょう
『ピンク・レディー物語 栄光の天使たち』(1978年)を振り返りましょう
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●当時の視聴者の反応

■ 富野由悠季の「実験作」に寄せられた期待と不安
1984年、ロボットアニメというジャンルはすでに“熱狂の山”を幾つも築いていた。『機動戦士ガンダム』の成功が引き金となり、リアルロボットという新しい物語形式が確立された中で、『重戦機エルガイム』は「ガンダム以降」を担うべく放たれた意欲作として注目を集めた。メディア各紙のテレビ情報欄でも「富野作品最新作」として事前紹介され、アニメファンの間でも熱視線が送られた。
その一方で、「メカデザインが斬新すぎる」「キャラが少し軽い」などと、初報段階から戸惑いの声も漏れ聞こえていた。アニメ誌『アニメディア』1984年1月号では「ファンタジックかつリアルな機体構成」と評されたが、明らかに『ガンダム』とは異なる世界観が、視聴者の間に“挑戦的な期待”と“慎重な不安”を同時に呼び起こしていたのである。

■ 熱狂の開幕
美麗な作画と複雑な構成に沸くコア層
放送が始まるや否や、当時のロボットアニメファンたちはエルガイムのディテール表現に目を奪われた。特にリアルロボットアニメとしての表現力に関しては、「メカの可動や重量感が他作品と一線を画す」とアニメ雑誌『OUT』が高評価を与えている。
また、第1話放送直後のファンレターでは、「ダバ・マイロードの理知的で情熱的な行動が新鮮だった」「女性キャラの描き方に今までにない躍動感がある」といった意見が寄せられた。加えて、オープニング「エルガイム-Time for L-GAIM-」のキャッチーなメロディは、若年層を中心に“耳に残るアニメソング”として話題となり、レコードの売上も順調に推移した。

■ 混迷と評価のはざま
ストーリーの難解さが引き起こした“戸惑い”
物語が進むにつれて、一部の視聴者からは「登場人物が多すぎて関係性が把握しにくい」「政治劇と戦争劇の比重が複雑」といった反応が現れ始める。アニメ雑誌『月刊アニメック』1984年6月号の読者コーナーでは、「キャラクターの背景が断片的すぎて感情移入が難しい」という意見が目立った。
とりわけ中盤のポセイダル体制を巡る政治ドラマは、当時の小中学生には難解と受け取られたようで、視聴率の浮き沈みが続いた。とはいえ、その構造を楽しめる層――特に大学生やSFファンからは、「ハードSFのような情報の詰め込み感が心地よい」「まるで連続小説を読んでいるような感覚」としてむしろ高評価を受けていたのも事実だ。

■ 永野護の衝撃
ファッションとデザインの美学に熱狂
本作で最も大きな革新のひとつが、デザイナー永野護の参加である。彼の独特なライン構成によるモビルスーツ“ヘビーメタル”は、アニメ雑誌・模型誌双方で特集が組まれるほどの注目を集めた。特に模型雑誌『モデルグラフィックス』1984年8月号では「美術的価値のあるデザイン」としてエルガイムMk-IIが表紙を飾っている。
また、登場人物の衣装や髪型にも独自の感性が反映されており、「アニメキャラがファッションモデルのように見える」「宇宙服がランウェイを歩いているよう」と話題に。こうしたデザイン面の革新性は、後に永野護が手がけた『ファイブスター物語』へと継承されていく。

■ 声優の熱演が彩った登場人物たちへの共感
視聴者の間では、登場人物への支持も熱を帯びていった。特に主人公・ダバ・マイロードを演じた平松広和の爽やかで芯のある演技は、作品の重厚なテーマに反して柔らかな光を添えた。また、女性キャラクターではファンネリア・アム(本多知恵子)のツンデレ的存在感が話題を呼び、アニメ雑誌のキャラクター人気投票で上位に食い込んだ。
ミラウー・キャオ(大塚芳忠)の飄々とした語り口や、ギワザ・ロワウ(西村知道)の重厚で冷酷な雰囲気も、深夜のファンミーティングなどでしばしば「再現ごっこ」の対象になるなど、演技の力がキャラクター人気の一因となっていた。

■ 書籍とムック本の賑わい
副読本としてのアニメ資料
放送と並行して、ムックやノベライズも盛んに刊行された。特にアニメムック『重戦機エルガイム大全』(発行:ラポート)や『エルガイムグラフィティ』(徳間書店)は、設定資料、ストーリーダイジェスト、インタビューなどが網羅されており、ファンにとって“完全理解の鍵”ともいうべき役割を果たした。
加えて、小説版(著:五武冬史)ではアニメ本編で描かれなかった補足描写があり、「アニメだけでは分からなかった心情の補完がありがたい」と感謝の声も多かった。これらの出版物は、アニメの“情報密度”を受け止めるための副教材として広く読まれていた。

■ 番組終了後の反響と評価の再構築
最終回が放送された1985年2月23日、ファンの間には複雑な感情が渦巻いた。「結局ポセイダルとは何者だったのか」「あの終わり方でよかったのか」といった議論がアニメ雑誌・ファンジンの投稿欄を賑わせた。
しかし一方で、番組終了直後から「永野護が次にやる作品は?」「富野監督は次に何を構想しているのか」と、次への期待も広がっていた。のちに『ファイブスター物語』や『Zガンダム』といった作品へと結びついていくが、エルガイムはそれらの“橋渡し”のような存在だったと、後年の批評家たちは分析している。

■ 今なお語り継がれる“未完の大作”の美学
『重戦機エルガイム』は、その放送当時には完全に理解され尽くした作品とは言い難い。しかし、それこそが本作の特異な魅力でもあった。難解なストーリー、独創的なデザイン、異端のキャラ造形、これらが後に与えた影響は計り知れない。
今、あらためて振り返ると、『エルガイム』は“リアルロボットアニメという表現形式を試す実験場”であり、“視聴者の想像力を試す装置”だったのかもしれない。時を越えてBlu-ray化され、新たな世代にも受け継がれる中で、当時の視聴者たちの戸惑いと熱狂は、静かに、しかし確かに次の時代へと響き続けている。

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●イベントやメディア展開など

■ 玩具展開とバンダイの戦略
『エルガイム』を触れる商品に
最大のプロモーションの柱となったのは、バンダイとの強固なタイアップによるプラモデル展開である。当時の子どもたちの支持を得るには、テレビアニメだけでなく、手にとって遊べる立体物の存在が不可欠だった。
「1/144スケール ヘビーメタル・エルガイムMk-I」や「1/100スケール オージェ」など、主要機体は放送に合わせて続々とリリース。特に“永野護デザイン”による複雑な構造は、モデラーたちに新鮮な衝撃を与え、「組み立てる楽しさ」だけでなく「観賞する美しさ」に重点を置いた商品展開が支持された。
さらに、プラモ販促用の「特製小冊子」や店頭POPの設置、模型店でのミニ展示イベントなど、実店舗を活用した訴求活動が功を奏し、プラモデルの売り上げは好調に推移した。

■ アニメ雑誌との連動
特集記事による理解の深化
アニメファンの間で購読率の高かった雑誌『アニメージュ』『アニメディア』『OUT』では、放送開始前から特集が組まれ、作品の背景、キャラクター設定、美術設定に至るまで綿密に紹介された。
特に永野護によるデザイン画稿の初公開や、富野由悠季によるインタビューは読者に大きなインパクトを与えた。また、主要キャストによる座談会記事も好評で、平松広和(ダバ役)や川村万梨阿(レッシィ役)の素顔に触れることで、作品への親近感が醸成されていった。
雑誌には読者投稿コーナーも設けられ、「私の理想のエルガイム編成」や「オリジナル・ヘビーメタル・コンテスト」など、参加型の企画が展開されるなど、読者との相互的な関係構築が意図されていた。

■ サウンド面での攻勢
アニソン界の重鎮たちが集結
音楽によるプロモーションも本作を語るうえでは外せない要素である。主題歌「エルガイム -Time for L-GAIM-」(歌:MIO)や「風のノー・リプライ」(歌:鮎川麻弥)は、それぞれシングルカットされ、当時のアニメソングチャートで高い人気を誇った。
新宿のレコード店やデパートの音楽コーナーでは「エルガイム主題歌フェア」が開催され、パネル展示や購入特典(ブロマイドやポスター)の配布も行われた。これにより、音楽ファン層や若年層への訴求力が増し、作品への導線が広がったのである。
また、LPレコード『BGM集 Vol.1』が発売された際には、劇中挿入曲と効果音を交えた“オリジナル音響劇場”としての聴き応えが話題となり、サウンドトラックへの関心を高めた。

■ 全国キャラバンイベント
実機モデル展示とライブショー
アニメファンを直接作品の世界へ誘うべく、1984年夏から秋にかけて「エルガイム・ヘビーメタル展」が全国数都市(東京、大阪、名古屋、福岡など)で開催された。会場では等身大のMk-Iモデルが展示され、訪れた来場者は実物の迫力に圧倒されたという。
イベントではこのほか、作画スタッフによるライブペインティング、声優のトークショー、模型コンテストの受賞作発表も行われ、盛況のうちに幕を閉じた。特に関西地区では入場待ちの長蛇の列ができ、イベントが地方都市にまで波及していったことを象徴している。

■ 番組連動企画と懸賞キャンペーン
視聴者参加の仕掛け
テレビ朝日での本放送においても、番組終盤に「エルガイム・クイズコーナー」や「キャラクター人気投票」など、視聴者を巻き込む仕掛けが設けられていた。はがきを使って応募する形式で、当選者にはエルガイムの非売品グッズやポスター、さらにはプラモデル全種コンプリートセットなどが贈られた。
これらの懸賞キャンペーンは、結果的に視聴率の底上げにもつながり、アニメ作品としての“認知を超えた熱中”を生み出すきっかけとなった。

■ 書籍・ムックでの世界観展開
『ファイブスター物語』への胎動
『重戦機エルガイム』の世界は、書籍メディアにおいても広がりを見せた。特に永野護のデザイン哲学が前面に押し出されたビジュアルムックは、後の『ファイブスター物語』への流れを予感させるものとして、ファンの間で大きな注目を集めた。
また、TV放送終了後に刊行された『公式アニメコミック』や『エルガイム・ストーリーブック』では、未放送カットのイラストが紹介され、視聴者に新たな解釈の余地を与えた。

『フランダースの犬』(1975年)を振り返りましょう
『まんが日本昔ばなし』(1975年)を振り返りましょう
『みつばちマーヤの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『勇者ライディーン』(1975年)を振り返りましょう
『ラ・セーヌの星』(1975年)を振り返りましょう
『ドン・チャック物語』(1975年)を振り返りましょう
『ガンバの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『少年徳川家康』(1975年)を振り返りましょう
『ゲッターロボG』(1975年)を振り返りましょう
『宇宙の騎士テッカマン』(1975年)を振り返りましょう
『イルカと少年』(1975年)を振り返りましょう
『アラビアンナイト シンドバットの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『わんぱく大昔クムクム』(1975年)を振り返りましょう
『タイムボカン』(1975年)を振り返りましょう
『鋼鉄ジーグ』(1975年)を振り返りましょう
『UFOロボ グレンダイザー』(1975年)を振り返りましょう
『アンデス少年ペペロの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『元祖天才バカボン』(1975年)を振り返りましょう
『草原の少女ローラ』(1975年)を振り返りましょう
『一休さん』(1975年)を振り返りましょう
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●関連商品のまとめ

■ 映像関連商品の展開と特徴
● VHS・LD・ビデオ作品
放送当時の映像メディアは主にVHSとLD(レーザーディスク)で展開。バンダイビジュアルからリリースされたVHS版は1巻あたり2話構成で、全50話+総集編・特典映像の形式で展開された。LD版はプレミア価格で取引されることも多く、パッケージイラストには永野護の原画やメカニック設定が施されている。
● DVD・Blu-ray
2000年代以降は、DVD-BOXが2種(TVシリーズBOX/スペシャルセレクション)が発売され、さらに2025年にはファン待望のBlu-ray BOXが高画質リマスター仕様で登場。映像特典として、インタビューや放送当時のプロモーション映像も収録されており、コレクター向けの仕様となっている。

■ 書籍関連:ムック・設定資料・小説・コミカライズ
● アニメ誌別冊・ムック本
「アニメディア」「アニメージュ」「OUT」などの別冊付録にて、キャラクター設定、メカ解説、ストーリー解説などが特集され、表紙にエルガイムMk-IIが描かれることも多かった。特に『エルガイムメモリアルブック』(バンダイ刊)はファン必携の一冊。
● 小説・ノベライズ
大伴昌司監修のノベライズ版が数巻刊行され、アニメとやや異なるストーリー展開が描かれた。また、徳間書店の『ロマンアルバム』シリーズ内でも小説形式で一部補完されている。
● 漫画化作品
原作アニメを基にした漫画版は複数存在し、主に「コミックボンボン」での連載が有名。メカ描写は簡略化されているものの、子供向けの読みやすさを保っている。

■ 音楽関連:シングル、LP、CD、ライブ音源
● シングル・EPレコード
「エルガイム-Time for L-GAIM-」(MIO)、「風のノー・リプライ」(鮎川麻弥)などの主題歌は、EPレコードとしてリリースされ、高音質でのサウンドが特徴。ジャケットにはアニメのキービジュアルが使用され、視覚的にもコレクション性が高い。
● サウンドトラックLP・カセット・CD
BGMを収録した「オリジナル・サウンドトラック Vol.1〜3」がアナログ盤として発売され、後にCD再発。戸塚修の編曲による壮大なメカ戦BGMは、今も根強い人気を誇る。限定盤では作曲家インタビューも付属。
● コンピレーション・ライブ音源
「ロボットアニメ主題歌大全集」などのオムニバスにも収録されており、イベントでのライブ音源やリミックス版も登場している。

■ ホビー・おもちゃ類の多角展開
● プラモデル(ガンプラ系統)
バンダイの1/144・1/100シリーズとして展開。ヘビーメタル(HM)と呼ばれるエルガイムMk-I、Mk-II、バッシュ、アトールなど主要機体が網羅された。組み立て式でありながら可動とプロポーションに優れ、当時の技術水準としては最高峰の部類。
● 超合金・完成品トイ
「魂SPEC」や「ROBOT魂」シリーズで立体化され、塗装済み完成品が登場。特にエルガイムMk-IIの重厚な造形とマーキングはファンから高評価を受けた。武装のギミックや関節可動などプレイバリューも高い。
● ガレージキット
ワンダーフェスティバルなどイベント限定で販売された、造形作家によるレジン製ガレキ(ガレージキット)もコア層に人気。永野護デザインを忠実に再現した造形美が魅力。

■ ゲーム・ボードゲームなどの媒体展開
● ファミコン・PC用ゲーム
当時は家庭用タイトルこそ存在しなかったが、後年スーパーロボット大戦シリーズにて登場し、エルガイムMk-IIの性能は常に上位クラス。また、PC-8801などの日本ファルコム系ソフトでファンメイドMODが流通した時期もある。
● ボードゲーム・カードゲーム
バンダイの「ロボットアニメ大戦ボードゲーム」シリーズにて、ユニットとしてエルガイムが登場。キャラクターカードや戦術カードが付属し、手持ちの機体で戦う戦略型ボードゲームが展開された。

■ 食玩・文房具・日用品の展開傾向
● 食玩(ミニプラ・カードつきお菓子)
ラムネやチョコに、エルガイムのステッカー・カード・プラモデルパーツが付属した食玩が登場。特に「バンダイ カードダス」の初期弾では、エルガイムの名場面が描かれ、コレクター間で高額取引がされることも。
● 文房具・雑貨
鉛筆、下敷き、筆箱、自由帳など、学用品にもエルガイム柄がプリントされた商品が並んだ。小学生向けの商品でありながら、デザイン性が高く現在はレトログッズとしても人気。
● 日用品・家庭用品
コップ、弁当箱、歯ブラシなど生活用品にも展開されていた。これらはバンダイ傘下のライセンシー企業が製造し、主に玩具売り場や文具店で販売された。色彩はパステルカラーとシルバーが基調で、作品の近未来感を意識したデザイン。

■ お菓子・食品関連
● コラボレーション菓子
「重戦機エルガイムガム」「エルガイムスナック」など、バンダイ製菓とのタイアップ商品が発売された。箱には描き下ろしパッケージが施され、内部にカードやシールが付属していた。
● プレミアム缶詰・ドリンク
イベント限定で販売された「エルガイム缶コーヒー」や「キャラメル缶」など、キャラクター印刷入りのパッケージ商品も一部存在し、販売数が少ないためにオークション市場では高額に。

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●オークション・フリマなどの中古市場での状況

■ 映像メディア(DVD・ブルーレイ・LD・VHS)
DVD・ブルーレイ
『重戦機エルガイム』のDVD-BOXやブルーレイBOXは、特典映像やブックレットが付属していることから、コレクターにとって魅力的な商品となっています。特に初回限定版や美品のセットは高値で取引される傾向にあります。価格帯は状態や付属品の有無によりますが、数千円から数万円程度での取引が見られます。
LD(レーザーディスク)
レーザーディスク版は、ジャケットのデザインや特典映像が魅力とされ、コレクターズアイテムとしての価値があります。全巻セットや未開封品は特に高額で取引されることがあり、価格は数万円に達することもあります。
VHS
VHS版は、現在では再生環境が限られているものの、当時のパッケージデザインやノスタルジーから一定の需要があります。特に初回版や未開封品はコレクターにとって貴重であり、数千円から数万円で取引されることがあります。

■ 書籍関連(設定資料集・ムック本・コミック)
『重戦機エルガイム』関連の書籍は、アニメの設定資料集やムック本、コミカライズ作品など多岐にわたります。特に初版や限定版、サイン入りのものは高値で取引される傾向があります。価格帯は数千円から数万円程度で、状態や希少性によって大きく変動します。

■ 音楽関連(サウンドトラック・主題歌シングル)
アニメのサウンドトラックや主題歌のシングルは、ファンにとって欠かせないアイテムです。特にアナログ盤や初回限定盤は希少性が高く、コレクターズアイテムとして人気があります。価格は数千円から高額なものでは数万円に達することもあります。

■ ホビー・おもちゃ(プラモデル・フィギュア)
『重戦機エルガイム』のプラモデルやフィギュアは、当時の発売品から近年の復刻版まで幅広く存在します。特に未組立のプラモデルや限定版フィギュアは高値で取引されることが多く、価格帯は数千円から数万円程度です。また、特典付きのセットやイベント限定品はさらに高額で取引される傾向にあります。

■ ゲーム関連
『重戦機エルガイム』を題材としたテレビゲームやボードゲームは数は少ないものの、ファンにとっては貴重なアイテムです。特に未開封品や完品は希少性が高く、数千円から数万円で取引されることがあります。

■ 食玩・文房具・日用品
当時発売された食玩や文房具、日用品などのグッズは、現在では入手困難なものが多く、コレクターの間で高い人気を誇ります。特に未使用品やパッケージが綺麗なものは高値で取引されることがあり、価格帯は数千円から数万円程度です。

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