
【中古】 FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ/XB360/64D00001/A 全年齢対象 / エレクトロニック・アーツ【宅配便出荷】
【メーカー】:エレクトロニック・アーツ
【発売日】:2005年12月10日
【販売価格】:7,480円
【メディア】:DVD-ROM
【ゲームジャンル】:サッカーゲーム
●概要
■ 新世代機で描かれるワールドカップへの道
2005年12月10日、エレクトロニック・アーツ(EA SPORTS)は、次世代機Xbox 360専用タイトルとして『FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ』をリリースしました。本作は、2006年にドイツで開催されるFIFAワールドカップ本大会を目指す、各国代表チームたちの戦いを体験できるサッカーゲームです。これまでのサッカーゲームとは一線を画す、リアルな表現力と臨場感を携えて、シリーズの新たな一歩を踏み出しました。
■ 圧巻のグラフィック:Xbox 360だからこそ実現した次元の違う表現力
『FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ』がまずプレイヤーを驚かせたのは、何といってもグラフィック表現の進化です。選手たちの躍動感溢れる動き、試合中の細かな表情変化、そして汗ばむユニフォームの質感に至るまで、従来の家庭用ゲーム機では見たことのないリアルな演出が実現されました。
Xbox 360の高い処理能力をフルに活かし、観客席の人々までもが一人一人描き分けられ、スタジアム全体に生き生きとした空気感を吹き込んでいます。ユニフォームのエンブレム、スパイクの光沢、芝生の緻密な表現に至るまで、まさに”異次元のリアルサッカー体験”が広がっています。
■ 実在する世界72カ国の代表チームを完全収録
本作に収められている代表チームは、実に72カ国。世界各地から選び抜かれた国々が、2006年ドイツ大会への出場を目指して激しい戦いを繰り広げます。そしてすべてのチームには、実在する選手たちがフルネームで登場。ファンにはたまらないディテールへのこだわりが、ここでも発揮されています。
プレイヤーは、アルゼンチン、ブラジル、イタリア、ドイツといった強豪国はもちろん、日本代表やアフリカ、アジアの新興勢力まで、好きなナショナルチームを自由に操り、自らの手でワールドカップ出場を勝ち取ることができます。
■ 遊び方の幅を広げる多彩なモード
『FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ』では、単なるエキシビションマッチだけではなく、さまざまなモードが搭載されています。
【ワールドカップ予選モード】
最大の目玉は、もちろん「ワールドカップ予選モード」。
プレイヤーは選択した代表チームを率い、各地域(アジア、ヨーロッパ、南米、アフリカ、北中米カリブ海、オセアニア)で行われる熾烈な予選大会を勝ち抜き、本大会への出場を目指します。
地域ごとの予選方式を忠実に再現しており、ホーム&アウェイの過酷な試合日程もリアルに体験可能です。
【エキシビションモード】
気軽に試合を楽しみたいときは、エキシビションマッチが最適。友人との対戦や、好きな国同士での夢の対決など、短時間でも濃密なプレイが味わえます。
【練習モード】
初心者から上級者まで、細かい操作を磨き上げるための練習モードも完備。
パス、シュート、ディフェンス、セットプレーなど、あらゆる局面を想定したトレーニングができ、操作に慣れることでさらに試合展開を楽しめるようになっています。
■ 実感を高める細やかな演出とサウンド
リアリティを追求したのはビジュアルだけではありません。試合中には現地のスタジアムで実際に録音されたサポーターのチャントや歓声が響き渡り、まるで本当にピッチに立っているかのような感覚に包まれます。
さらに実況・解説も臨場感を盛り上げ、ゴールシーンやファウルなど重要な場面での反応も非常に自然。ゲームを進めるごとに、単なるプレイではなく”体験”を積み重ねている感覚が強まっていきます。
■ 洗練された操作性とゲームバランス
シリーズを重ねてきた『FIFA』ならではの、滑らかで直感的な操作性は本作でも健在です。パス、ドリブル、シュート、タックルといった基本アクションがスムーズにつながり、思い通りにチームをコントロールする快感を味わえます。
特に注目すべきは、選手の個性を反映したモーションやスキルの違い。スピード型、フィジカル重視、パスワーク重視など、チームごとの特徴を活かした戦術を展開することが可能で、単なる能力数値だけではない、リアルな試合運びが求められます。
■ ワールドカップへの熱気を先取りした一作
『FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ』は、2006年の本大会を前に、その興奮とドラマを一足先に体験できる作品でした。
各地域の熾烈な予選、強豪国同士のハイレベルな対戦、そして本戦への道のりを、自分自身で切り開く——そんな没入感がプレイヤーを熱狂させました。
■ 発売当時の評価と反応
リリース当初、本作は「次世代機のグラフィックの実力を示すタイトル」として多くのメディアで高く評価されました。特に、リアルなモーションと選手の表情の再現度については、業界関係者からも絶賛の声が上がりました。
一方で、まだXbox 360の初期タイトルということもあり、「細かいモード数や機能がやや物足りない」といった意見も見られましたが、それを補って余りある臨場感と操作性が、多くのファンを魅了しました。
■ まとめ:サッカーゲームの未来を示した記念碑的作品
『FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ』は、単なるスポーツゲームに留まらず、プレイヤーに「国を背負う覚悟」と「勝利への情熱」を実感させる特別な作品でした。
Xbox 360の高性能を活かしたグラフィックとリアリティ、実名選手たちによる夢の競演、そしてワールドカップ本戦への熾烈な道のり——すべてが一体となったこのタイトルは、まさに次世代サッカーゲームの扉を開いた記念碑的存在といえるでしょう。
●ゲームの魅力とは?
■ リアルすぎる選手たち
まず語らずにいられないのが、グラフィックの進化。Xbox 360の力を得たことで、選手たちの肌の質感、筋肉の動き、汗がにじむ表情に至るまでが細やかに再現されました。
特に目を引くのは、ゴール直後の表情や、ファウル時に見せる怒り・悲哀といった”感情表現”。これにより、プレイヤーは単なるキャラクターを操作しているのではなく、「生身のアスリートを動かしている」という没入感を強く味わえました。
■ スタジアムの熱気を完全再現
選手だけではありません。観客席の動き、横断幕の揺れ、芝生の細かなテクスチャー、夕日に照らされるピッチの色合いまでが、驚くほどリアルに表現されました。
国によって異なる応援スタイルも再現され、たとえばブラジル代表の試合では陽気なサンバのリズムが、ドイツ代表戦では重厚な応援歌がスタジアムに響き渡るなど、まさに”現地にいるような”臨場感がプレイヤーを包みます。
■ 実在72カ国を操る壮大なドラマ
本物の選手・本物の国
『FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ』では、世界72カ国の代表チームが実名で登場。それぞれのチームは、最新の選手情報を反映し、実際のフォーメーションやプレイスタイルが忠実に再現されています。
これにより、たとえばブラジルなら技巧的なパスワーク、イングランドなら堅実なフィジカルサッカーといった、国ごとの個性をそのまま体感することができました。
■ 夢の対戦カードを実現
普段ではあり得ない対戦も自由自在。たとえば日本対アルゼンチン、サウジアラビア対ドイツといった夢の対戦カードも思いのままに実現できるため、世界中のサッカーファンが「もしも」を楽しめる設計となっていました。
■ 卓越した操作性とリアリティ
繊細なボールタッチとドリブル感覚
本作の操作感は非常に緻密で、ボールタッチ一つを取っても、軽いフェイントから大きなドリブルまで、入力に対するレスポンスが極めて滑らかでした。
単なる”ボタン連打”では得点できず、駆け引きやタイミングがものを言う設計になっており、リアルサッカーの魅力である「一瞬の判断力」が試されます。
■ 戦術的な駆け引きも本格派
単純なアクションゲームではなく、守備ラインの上げ下げ、ポゼッション重視かカウンター狙いかといった、細かな戦術選択が求められました。
特にワールドカップ予選モードでは、相手チームに合わせた戦術変更が必要不可欠で、より「監督視点」でチームを指揮する面白さが引き立っていました。
■ 予選突破への燃える道のり
最も燃え上がったのは「ワールドカップ予選モード」。
地道な積み重ねで地域予選を勝ち抜き、栄光の本大会を目指すプロセスは、1試合ごとの重みが格段に違いました。
負けられないプレッシャーの中で勝利をもぎ取った時の喜びは、まるで現実の代表戦を応援しているかのような熱狂をもたらしました。
■ 友人対戦で白熱のバトル
エキシビションモードでは、友人との1on1対戦が非常に盛り上がりました。
お互いの得意国を選び、意地とプライドをかけた激闘を繰り広げる——そんなローカルマルチプレイの楽しさも、家庭用ゲームならではの醍醐味でした。
■ 高評価だったグラフィックと没入感
当時、各種ゲームメディアやレビューサイトでは、本作のグラフィックとリアルさに対して極めて高い評価が与えられました。
特にXbox 360初期タイトルの中では抜きんでた完成度とされ、「次世代機のグラフィック革命」と評されることもありました。
■ 指摘された課題点
一方で、「モード数の少なさ」や「キャリアモード未搭載」という点にはやや不満の声もありました。
しかし、それらを補って余りある「ワールドカップへの没入感」と「操作の心地よさ」が、多くのユーザーに支持され、ファンの間では「これこそXbox 360版サッカーの決定版」と賞賛され続けました。
■ 総括:『FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ』が示した未来
『FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ』は、単なるワールドカップタイアップ作ではありませんでした。
リアリティとドラマ性、そして選手や国を愛する気持ちをこれほどまでに引き出したサッカーゲームは、それまで存在しなかったと言えるでしょう。
本作の登場によって、以後の『FIFA』シリーズ、ひいてはすべてのスポーツゲームにおける「リアル志向」の流れが加速することになります。
そしてなにより、ワールドカップの興奮を家庭で追体験できるという新しいスタイルを、世界中に定着させた意義は計り知れません。
●感想や評判
■ グラフィックへの驚嘆の声
発売直後、最も多かった感想は「グラフィックが凄すぎる!」というものでした。
Xbox 360のスペックを活かしたリアルな選手モデルや、滑らかなアニメーション、スタジアムの細かな描写に、多くのプレイヤーが感動。
特に「ユニフォームのシワまで見える」「ゴールを決めた時の表情の細かさに驚いた」といった細部へのリアクションが数多く寄せられました。
■ 操作性に対する評価
操作感についても概ね好評で、「ボールタッチが滑らかで直感的」「ドリブルが軽やかで気持ちいい」といったポジティブな意見が目立ちました。
一方で、「最初は少し難しい」「スムーズすぎて慣れるまでに時間がかかった」といった声もあり、従来作に比べてリアル志向が強まった影響を感じさせました。
■ ワールドカップモードへの没入感
ワールドカップ予選を戦い抜くモードには、多くのプレイヤーが熱狂。
「弱小国を率いて奇跡の本大会進出を果たしたときは鳥肌が立った」「負けたときの悔しさがリアルすぎる」といった、感情移入度の高さを物語るコメントが印象的でした。
単なる試合を重ねるのではなく、”歴史を作る”ような感覚を楽しめたという感想が、特に強く共有されていました。
■ 購入層の広がり
発売後しばらくしてからは、サッカーゲームファンのみならず、「Xbox 360で最初に買うソフト」として本作を選んだ人たちも多く見られました。
「サッカーに詳しくなくてもリアルな映像に惹かれて遊んだ」「家族でワイワイ対戦できた」というように、幅広い層にアピールできた点は特筆すべき成功でした。
■ 長く遊ばれる一本に
リリースから半年以上経過しても、「たまに無性にやりたくなる」という声が多く聞かれ、ワールドカップ本戦が近づくにつれて、改めて本作を引っ張り出して遊ぶユーザーが増加しました。
「試合を重ねるごとに選手に愛着が湧く」「実況を聞きながらのプレイがたまらない」といった、持続的な魅力を感じさせる声が多数上がりました。
●イベントやメディア展開など
■ 世界初公開:E3 2005でのお披露目ショック
2005年5月に開催されたE3(Electronic Entertainment Expo)2005にて、EAはXbox 360用ソフトの一つとして本作を初公開。
その際に流れたトレーラーは、従来の『FIFA』シリーズとは比べ物にならないほどリアルな選手たちが描かれ、「ついにここまで来たか」と来場者を圧倒しました。
■ 世界規模でのティーザー広告展開
2005年秋以降、EAは世界各国で本作の存在をアピールするティーザー広告キャンペーンを展開しました。
特に欧州では、サッカー場の看板広告、地下鉄駅の大型ポスター、街中のビル広告に至るまで、あらゆる場所に「FIFA06 ロード・トゥ FIFA ワールドカップ」の名が掲げられました。
■ Xbox 360体験キャラバンとの連動企画
発売に合わせ、日本を含む各国で行われた「Xbox 360 体験キャラバン」では、本作が目玉タイトルの一つとして大々的にフィーチャーされました。
実際にXbox 360本体を手に取ってプレイできる場を設け、一般ユーザーにそのリアリティと操作性を直接体感させることに成功。
■ イメージキャラクターに欧州スターを起用
ヨーロッパ向けのプロモーションでは、イングランド代表のスーパースターウェイン・ルーニーをイメージキャラクターに起用。
彼がピッチでボールを蹴るシーンと、ゲーム内のルーニーがリンクする形で描かれたCMは、「現実とゲームの境界が消えた」と多くのファンを虜にしました。
■ 世界各国で行われた特集番組とレビュー企画
発売前後には、各国のゲーム専門番組やサッカー情報番組で特集が組まれました。
たとえば、英国の人気ゲーム番組『GameSpot TV』では、1時間の特別枠を設けて本作の特集を放送。開発者インタビューや実機プレイ映像を交えて、一般層にも訴求を図りました。
●中古市場での現状
■ Amazon.co.jpにおける販売状況
Amazonでは、新品と中古の両方が取り扱われています。新品は550円(税込)で販売されており、在庫は限られています。中古品は279円(税込)から出品されており、状態や付属品の有無によって価格が変動しています。特に、ディスクの研磨処理やフッ素コーティングが施された商品もあり、品質にこだわる購入者に向けた選択肢が提供されています。
■ メルカリでの取引状況
フリマアプリ「メルカリ」では、個人間での取引が活発に行われています。価格帯は400円から1,100円(税込)まで幅広く、商品の状態や付属品の有無によって価格が設定されています。例えば、シュリンクが剥がされていない「未使用に近い」商品は1,100円で出品されており、コレクターや状態重視の購入者に人気があります。一方、ディスクに傷や汚れがある商品は、400円程度で取引されています。
■ Yahoo!オークションでの販売動向
Yahoo!オークションでは、新品未開封品が1,990円(税込)で出品されており、即決価格での販売が主流です。中古品については、出品数が少なく、価格帯も限定的です。オークション形式のため、入札状況や終了時間によって価格が変動する可能性があります。
●本や雑誌での評価
★『週刊ファミ通 2005年12月16日号』
販売会社:エンターブレイン
販売年:2005年
販売価格:390円(税込)
掲載内容:本作の発売直後にあたる号で、クロスレビューが掲載されました。レビュアー4人による評価が行われ、グラフィックや操作性、ゲームモードの充実度などが総合的に評価されました。
★『ファミ通Xbox360 2006年1月号』
販売会社:エンターブレイン
販売年:2005年
販売価格:980円(税込)
掲載内容:Xbox 360のローンチタイトル特集の一環として、本作の詳細なレビューが掲載されました。実際の選手の動きや表情の再現度、ワールドカップ予選モードの魅力などが紹介され、次世代機ならではのリアルなサッカー体験が強調されました。
★『電撃Xbox360 Vol.1』
販売会社:メディアワークス
販売年:2005年
販売価格:980円(税込)
掲載内容:Xbox 360の創刊特集号として、本作を含むローンチタイトルの紹介が行われました。開発者インタビューやプレイレポートを通じて、ゲームの魅力や開発背景が詳しく解説されました。