『さすがの猿飛』(1982年)を振り返りましょう

【中古】さすがの猿飛 18 [DVD]

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【アニメのタイトル】:さすがの猿飛
【原作】:細野不二彦
【アニメの放送期間】:1982年10月17日~1984年3月11日
【放送話数】:全69話
【監督】:佐々木皓一
【シリーズ構成】:首藤剛志
【キャラクターデザイン】:金沢比呂司
【音楽】:久石譲
【脚本】:辻真先、金春智子、土屋斗紀雄、戸田博司、照井啓司、柳川茂、武上純希、朝倉千筆
【作画監督】:金沢比呂司、いのまたむつみ、鈴木信一、谷口守泰、森脇真琴、毛利和昭、摩砂雪、小川博司
【演出】:山田宏三、石田昌久、森脇真琴
【アニメーション制作】:土田プロダクション
【制作】:NAS、旭通信社
【放送局】:フジテレビ系列

●概要

■ 異色の学園忍者アニメ誕生
1982年10月17日、フジテレビ系列で放送が始まったテレビアニメ『さすがの猿飛』は、少年漫画誌で人気を集めた細野不二彦の同名コミックを原作としながら、独自のアレンジを加えたユニークなアニメ作品です。全69話にわたるこのシリーズは、コメディと忍者アクションを融合させたスタイルが特徴で、当時のアニメファンに強い印象を残しました。
一見すると普通の私立高校。しかしその実態は、未来の忍者を育てるために秘密裏に設立された特殊な教育機関――私立忍ノ者(しのびのもの)高校。そこに転入してきた主人公・猿飛肉丸の破天荒な活躍と恋愛模様を軸に、物語はにぎやかに展開していきます。
本作は原作に忠実なエピソードだけでなく、アニメ独自の要素を数多く取り入れた点も大きな特徴です。今回は、その魅力を詳細に紐解いていきます。

■ 舞台設定――平穏な仮面を被った忍者養成学校
『さすがの猿飛』の中心舞台となるのは、普通の学生たちが通うように見せかけて、実は未来の忍者を密かに養成するという目的を持つ「私立忍ノ者高校」。ここでは、忍術の基本から高度なスパイ技術に至るまで、多彩なカリキュラムが存在します。
教師陣もまた一筋縄ではいかない面々で、厳格な忍者訓練を施す一方、どこか抜けたユーモラスな面を持ち合わせており、学園生活には絶えず笑いが絶えません。この独特の空気が、本作の温かみと賑やかさを演出しています。

■ 主人公・猿飛肉丸――天才的な忍者なのにおバカキャラ
物語の主役・猿飛肉丸(さるとび にくまる)は、伝説の忍者・猿飛佐助の末裔という血筋を持ちながら、その性格は極めて楽天的で無鉄砲。忍術においてはずば抜けた才能を見せる一方、行動は常に行き当たりばったりで、周囲を巻き込むドタバタ劇を引き起こしてしまいます。
肉丸の魅力は、その天真爛漫さと人懐っこい性格にあります。学園内で数々の問題を引き起こしながらも、憎めないキャラクターとして、次第に仲間たちの信頼を勝ち取っていく様子が描かれます。
また、彼が使う「神風の術」は、パンチラを引き起こすおちゃめな忍術としてアニメ版で有名ですが、実際にはそんな場面は意外と少なく、むしろ肉丸の純粋な一途さや努力家な一面が視聴者の心を捉えました。

■ 恋の相手・霧賀魔子――ツンデレヒロインの先駆け
肉丸が想いを寄せるのは、クールビューティーな少女・霧賀魔子(きりが まこ)。彼女もまた忍ノ者高校の生徒であり、優れた忍者としての資質を備えています。
魔子は一見、冷たく突き放す態度を取りつつも、肉丸の不器用な一生懸命さに心を動かされていくという、いわば「ツンデレ」の元祖的存在。肉丸と魔子の関係は、しばしばすれ違いや誤解を生みながらも、少しずつ距離を縮めていく様子が描かれ、視聴者の共感を呼びました。
また、アニメでは彼女の魅力を引き立てるため、オリジナル回において肉丸と魔子が絡むコメディ色の強いエピソードも多く描かれています。

■ 原作との違い――アニメ版ならではのオリジナル展開
『さすがの猿飛』アニメ版最大の特徴は、原作漫画が月刊連載だったためにエピソード不足に直面し、早い段階からアニメオリジナルの展開を導入したことです。
例えば、原作ではたった一度しか登場しなかったキャラクター「忍豚」が、アニメ版では肉丸のパートナー的存在として準レギュラーに昇格。愛嬌たっぷりな動きで、コメディ要素をさらに強める役割を果たしました。
また、アニメオリジナルのライバル校として「スパイナー高校」が設定され、そこから送り込まれた生徒たち「00893」「004989」との対決も大きな見どころとなっています。このような追加要素により、アニメ版は原作以上にスケールの大きな世界観を築き上げました。

■ サービスシーンの演出――80年代アニメならではの魅力
『さすがの猿飛』のアニメ版では、少年層を意識した”サービスカット”が数多く盛り込まれています。特に有名なのが、肉丸が得意とする「神風の術」によるスカートめくり。しかし意外にも、この術を直接描写する場面はそれほど頻繁ではありません。
それでも、シリーズ前半を中心に、パンチラや衣服が破けるシーンなど、視覚的にインパクトのある演出が随所に登場しました。当時のテレビアニメでは、ここまでコミカルに”ちょっとセクシー”な要素を前面に出した作品は珍しく、結果的に『さすがの猿飛』は、”少し背伸びしたい年頃”の視聴者にとって特別な存在となりました。
それらの演出はあくまでギャグ要素の延長線上にあり、いやらしさを感じさせることなく、あくまで明るく笑える方向へまとめられている点も、本作ならではの特徴です。

■ パロディ満載のオリジナル回――映画・時代劇・SFのパロディ大行進
原作エピソードの不足を逆手に取り、アニメ版では大胆なパロディ回が数多く制作されました。例えば、時代劇をもじった話、ハリウッド映画を思わせるスパイものパロディ、果てはSF映画へのオマージュまで、ジャンルを問わずに広がるユーモアの幅が作品に独特の彩りを加えています。
代表的なパロディには、『007』シリーズを彷彿とさせるスパイ活劇風エピソードや、『スター・ウォーズ』を連想させる銀河忍者バトル編などがあり、当時のアニメファンの間でも話題となりました。
このようなパロディ回は、作り手たちの遊び心が随所に感じられるものであり、大人の視聴者も楽しめる仕掛けとして高く評価されています。

■ メディア展開――DVD-BOXと電子ゲームの登場
21世紀に入っても『さすがの猿飛』の人気は衰えず、2003年には待望のDVD-BOXがリリースされました。このDVD-BOXには全69話が収録され、懐かしのファンのみならず、後追いの新規ファンにも広く受け入れられました。
また、放送当時の1983年には、玩具メーカー・ヨネザワから『さすがの猿飛』をモチーフにした電子ゲームが発売されました。この携帯型ゲームは、肉丸が忍術で敵をかわしていくアクションタイプで、子供たちの間で大人気となり、学校帰りに電子ゲームで遊ぶ光景がよく見られました。
これらのメディア展開は、単なるアニメに留まらず、作品世界をより広く、深く楽しむための手段として機能していました。

■ 視聴者と世間の反応――愛すべきドタバタ忍者劇の受容
放送当時、『さすがの猿飛』は、子供たちだけでなく若者世代にも広く親しまれました。特に、軽快なテンポで進むストーリーと、肉丸の底抜けに明るいキャラクターが人気を集め、視聴率も安定して好調を記録しました。
一方で、時折挿入されるサービスカットや、ギリギリのギャグについては、保護者層から「やや行き過ぎではないか」とする声も一部上がったようですが、全体としては「元気の出るアニメ」「楽しく見られる」といった好意的な意見が多くを占めていました。
また、パロディ回における自由奔放な演出については、アニメ雑誌や評論家筋からも「日本アニメらしいユーモアのセンスが光る」「80年代らしい自由な作風」として好意的に受け止められました。

■ 作品の意義――ジャンルの垣根を越えた先駆け
『さすがの猿飛』は、単なる学園コメディでもなく、また硬派な忍者アクション一辺倒でもありませんでした。この作品は、コメディ・アクション・青春ドラマ・パロディといったジャンルの枠を自在に行き来しながら、80年代アニメに新たな表現の可能性を提示した点で、後世の作品群にも多大な影響を与えた存在といえるでしょう。
とりわけ、学園を舞台にした忍者ものという設定は、後年『忍空』や『NARUTO -ナルト-』といった人気作品にも影響を与えたといわれています。肉丸のような”親しみやすいドジキャラ忍者”というイメージは、日本の大衆文化に根付いていったのです。

■ まとめ――今なお色あせない”明るい忍者ワールド”
『さすがの猿飛』は、放送から数十年を経た今もなお、当時の視聴者たちの心に明るい記憶として刻まれ続けています。
破天荒で、愛すべき猿飛肉丸。
冷たくも優しい霧賀魔子。
個性豊かな忍ノ者高校の仲間たち。
そして、自由奔放なストーリー展開。
どこを取っても、本作は「80年代アニメらしさ」と「普遍的な楽しさ」を併せ持つ傑作です。もし今、『さすがの猿飛』を見返したとしても、きっとあなたの心をまた元気にしてくれることでしょう。

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●あらすじ

■ 忍者養成機関「忍ノ者高校」の舞台裏
物語の中心となるのは、一見すると普通の私立高校。しかし、実態は国家レベルで活躍できるスパイ――つまり忍者――を極秘裏に育成するために設立された、特別な教育機関「私立忍ノ者(しのびのもの)高校」です。
ここでは、暗号解読や潜入技術、さらには古来から伝わる秘伝の忍術まで、現代と伝統が融合したカリキュラムが組まれ、若きエリートたちが厳しい修練に励んでいました。しかし、そんなシリアスな環境に、突如として風穴を開ける存在が現れます。それが本作の主人公――猿飛肉丸でした。

■ 健康優良児・猿飛肉丸、嵐のごとく登場!
猿飛肉丸は、明朗快活で、底抜けに元気な少年。彼のトレードマークは、伝説の忍者・猿飛佐助の末裔にふさわしい卓越した忍術センス――特に突風を巻き起こす秘術「神風の術」を自在に操るところにあります。
ただし、その才能を生かす場面は、戦闘や潜入任務ではなく、なぜか女の子たちのスカートをめくるというイタズラに向けられてしまうのです。本人は悪気など露ほどもなく、純粋に”楽しいから”という理由だけで行動してしまうため、学園内はいつも騒動の渦に巻き込まれます。
肉丸の破天荒な行動は、厳格な忍ノ者高校にとって、まさに台風の目。しかし、圧倒的なポテンシャルを持つ彼は、教師たちからも「規格外の才能」として密かに一目置かれていました。

■ 肉丸と魔子――ぶつかり合いながら近づく心
そんな肉丸にとって、特別な存在がひとり。
それが、学園長・霧賀校長の愛娘であり、冷静沈着な優等生・霧賀魔子です。
魔子は、肉丸の常軌を逸したイタズラ癖に日々頭を悩ませながらも、どこか憎みきれず、いつも彼を叱咤しながらも気にかける存在。いわゆるツンデレ気質の彼女は、肉丸が問題を起こすたびに鋭く叱責し、時には制裁を加えるものの、その根底には肉丸への信頼と微かな好意が滲んでいます。

肉丸もまた、魔子に対してただの仲間以上の想いを抱きながらも、それを素直に表現できず、結果的に空回りすることもしばしば。2人の関係は、すれ違いと衝突を繰り返しながら、徐々に少しずつ、しかし確実に深まっていくのでした。

■ 肉丸を取り巻く仲間たち――個性派ぞろいの学園生活
肉丸と魔子の周囲には、学園生活を彩る個性豊かな仲間たちが集っています。
力自慢の男勝りな少女、策略を巡らせる頭脳派の男子、ひょうひょうとしたムードメーカー、はたまた秘密兵器とも言える忍豚など、ユニークな面々が物語を賑わせます。彼らとの友情、ライバル関係、時にはちょっとした恋愛模様が、物語に温かみと躍動感をもたらしていました。
また、アニメ版では肉丸たちの前に立ちはだかる「スパイナー高校」というライバル校も登場し、学園間バトルの様相を呈するエピソードも数多く描かれています。

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1970年に放送開始した『ばくはつ五郎』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『昆虫物語 みなしごハッチ(第1作)』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『赤き血のイレブン』を振り返りましょう
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『ゲッターロボG』(1975年)を振り返りましょう
『宇宙の騎士テッカマン』(1975年)を振り返りましょう
『イルカと少年』(1975年)を振り返りましょう
『アラビアンナイト シンドバットの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『わんぱく大昔クムクム』(1975年)を振り返りましょう
『タイムボカン』(1975年)を振り返りましょう
『鋼鉄ジーグ』(1975年)を振り返りましょう
『UFOロボ グレンダイザー』(1975年)を振り返りましょう
『アンデス少年ペペロの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『元祖天才バカボン』(1975年)を振り返りましょう
『草原の少女ローラ』(1975年)を振り返りましょう
『一休さん』(1975年)を振り返りましょう
『ハックルベリィの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『母をたずねて三千里』(1976年)を振り返りましょう
『大空魔竜ガイキング』(1976年)を振り返りましょう
『妖怪伝 猫目小僧』(1976年)を振り返りましょう
『マシンハヤブサ』(1976年)を振り返りましょう
『ゴワッパー5 ゴーダム』(1976年)を振り返りましょう
『UFO戦士ダイアポロン』(1976年)を振り返りましょう
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)を振り返りましょう
『ピコリーノの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『グロイザーX』(1976年)を振り返りましょう
『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』(1976年)を振り返りましょう
『まんがふるさと昔話』(1976年)を振り返りましょう
『マグネロボ ガ・キーン』(1976年)を振り返りましょう
『キャンディ・キャンディ』(1976年)を振り返りましょう
『恐竜探険隊ボーンフリー』(1976年)を振り返りましょう
『ほかほか家族』(1976年)を振り返りましょう
『まんが 花の係長』(1976年)を振り返りましょう
『ポールのミラクル大作戦』(1976年)を振り返りましょう
『リトル・ルルとちっちゃい仲間』(1976年)を振り返りましょう
『ドカベン』(1976年)を振り返りましょう
『まんが世界昔ばなし』(1976年)を振り返りましょう
『ろぼっ子ビートン』(1976年)を振り返りましょう
『ヤッターマン』(1977年)を振り返りましょう
『あらいぐまラスカル』(1977年)を振り返りましょう
『ジェッターマルス』(1977年)を振り返りましょう
『合身戦隊メカンダーロボ』(1977年)を振り返りましょう
『惑星ロボ ダンガードA』(1977年)を振り返りましょう
『あしたへアタック!』(1977年)を振り返りましょう
『バーバパパ』(1977年)を振り返りましょう
『超合体魔術ロボ ギンガイザー』(1977年)を振り返りましょう
『氷河戦士ガイスラッガー』(1977年)を振り返りましょう
『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)を振り返りましょう
『シートン動物記 くまの子ジャッキー』(1977年)を振り返りましょう
『超人戦隊バラタック』(1977年)を振り返りましょう
『おれは鉄兵』(1977年)を振り返りましょう
『一発貫太くん』(1977年)を振り返りましょう
『アローエンブレム グランプリの鷹』(1977年)を振り返りましょう
『新・巨人の星』(1977年)を振り返りましょう
『風船少女テンプルちゃん』(1977年)を振り返りましょう
『家なき子』(1977年)を振り返りましょう
『ルパン三世(TV第2シリーズ)』(1977年)を振り返りましょう
『超スーパーカー ガッタイガー』(1977年)を振り返りましょう
『とびだせ!マシーン飛竜』(1977年)を振り返りましょう
『まんが日本絵巻』(1977年)を振り返りましょう
『恐竜大戦争アイゼンボーグ』(1977年)を振り返りましょう
『無敵超人ザンボット3』(1977年)を振り返りましょう
『激走!ルーベンカイザー』(1977年)を振り返りましょう
『若草のシャルロット』(1977年)を振り返りましょう
『女王陛下のプティアンジェ』(1977年)を振り返りましょう
『野球狂の詩』(1977年)を振り返りましょう
『ペリーヌ物語』(1978年)を振り返りましょう
『魔女っ子チックル』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙海賊キャプテンハーロック』(1978年)を振り返りましょう
『闘将ダイモス』(1978年)を振り返りましょう
『SF西遊記スタージンガー』(1978年)を振り返りましょう
『未来少年コナン』(1978年)を振り返りましょう
『一球さん』(1978年)を振り返りましょう
『まんがはじめて物語』(1978年)を振り返りましょう
『はいからさんが通る』(1978年)を振り返りましょう
『無敵鋼人ダイターン3』(1978年)を振り返りましょう
『星の王子さま プチ・プランス』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙魔神ダイケンゴー』(1978年)を振り返りましょう
『銀河鉄道999』(1978年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンII』(1978年)を振り返りましょう
『まんがこども文庫』(1978年)を振り返りましょう
『宝島』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト2』(1978年)を振り返りましょう
『新・エースをねらえ!』(1978年)を振り返りましょう
『ピンク・レディー物語 栄光の天使たち』(1978年)を振り返りましょう
『キャプテン・フューチャー』(1978年)を振り返りましょう
『野ばらのジュリー』(1979年)を振り返りましょう
『赤毛のアン』(1979年)を振り返りましょう
『ゼンダマン』(1979年)を振り返りましょう
『赤い鳥のこころ』(1979年)を振り返りましょう
『花の子ルンルン』(1979年)を振り返りましょう
『サイボーグ009(第2作)』(1979年)を振り返りましょう
『未来ロボ ダルタニアス』(1979年)を振り返りましょう
『くじらのホセフィーナ』(1979年)を振り返りましょう
『ドラえもん』(1979年)を振り返りましょう
『ザ☆ウルトラマン』(1979年)を振り返りましょう
『アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険』(1979年)を振り返りましょう
『機動戦士ガンダム』(1979年)を振り返りましょう
『シートン動物記 りすのバナー』(1979年)を振り返りましょう
『新・巨人の星II』(1979年)を振り返りましょう
『巴里のイザベル』(1979年)を振り返りましょう
『金髪のジェニー』(1979年)を振り返りましょう
『科学冒険隊タンサー5』(1979年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(1979年)を振り返りましょう
『海底超特急マリンエクスプレス』(1979年)を振り返りましょう
『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』(1979年)を振り返りましょう
『こぐまのミーシャ』(1979年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンF』(1979年)を振り返りましょう
『闘士ゴーディアン』(1979年)を振り返りましょう
『まんが猿飛佐助』(1979年)を振り返りましょう
『ベルサイユのばら』(1979年)を振り返りましょう
『宇宙空母ブルーノア』(1979年)を振り返りましょう
『さすらいの少女ネル』(1979年)を振り返りましょう
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1970年に放送開始した『あしたのジョー』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『ばくはつ五郎』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『昆虫物語 みなしごハッチ(第1作)』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『赤き血のイレブン』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『男どアホウ!甲子園』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『キックの鬼』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『いじわるばあさん(第1作)』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『いなかっぺ大将』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『のらくろ』を振り返りましょう
1970年に放送開始した『魔法のマコちゃん』を振り返りましょう
『カバトット』(1971年)を振り返りましょう
『アンデルセン物語』(1971年)を振り返りましょう
『珍豪ムチャ兵衛』(1971年)を振り返りましょう
『アニメンタリー 決断』(1971年)を振り返りましょう
『さすらいの太陽』(1971年)を振り返りましょう
『新オバケのQ太郎』(1971年)を振り返りましょう
『天才バカボン』(1971年)を振り返りましょう
『ふしぎなメルモ』(1971年)を振り返りましょう
『さるとびエッちゃん』(1971年)を振り返りましょう
『アパッチ野球軍』(1971年)を振り返りましょう
『国松さまのお通りだい』(1971年)を振り返りましょう
『ゲゲゲの鬼太郎(第2作)』(1971年)を振り返りましょう
『ルパン三世(第1シリーズ)』(1971年)を振り返りましょう
『原始少年リュウ』(1971年)を振り返りましょう
『樫の木モック』(1972年)を振り返りましょう
『ムーミン(第2作)』(1972年)を振り返りましょう
『正義を愛する者 月光仮面』(1972年)を振り返りましょう
『海のトリトン』(1972年)を振り返りましょう
『魔法使いチャッピー』(1972年)を振り返りましょう
『赤胴鈴之助』(1972年)を振り返りましょう
『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』(1972年)を振り返りましょう
『デビルマン』(1972年)を振り返りましょう
『モンシェリCoCo』(1972年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年)を振り返りましょう
『アストロガンガー』(1972年)を振り返りましょう
『かいけつタマゴン』(1972年)を振り返りましょう
『ハゼドン』(1972年)を振り返りましょう
『隆一まんが劇場 おんぶおばけ』(1972年)を振り返りましょう
『ど根性ガエル』(1972年)を振り返りましょう
『マジンガーZ』(1972年)を振り返りましょう
『バビル2世(第1作)』(1973年)を振り返りましょう
『けろっこデメタン』(1973年)を振り返りましょう
『山ねずみロッキーチャック』(1973年)を振り返りましょう
『ジャングル黒べえ』(1973年)を振り返りましょう
『ドラえもん(日本テレビ版)』(1973年)を振り返りましょう
『ワンサくん』(1973年)を振り返りましょう
『荒野の少年イサム』(1973年)を振り返りましょう
『ミクロイドS』(1973年)を振り返りましょう
『ゼロテスター』(1973年)を振り返りましょう
『ミラクル少女リミットちゃん』(1973年)を振り返りましょう
『新造人間キャシャーン』(1973年)を振り返りましょう
『空手バカ一代』(1973年)を振り返りましょう
『ドロロンえん魔くん』(1973年)を振り返りましょう
『エースをねらえ!』(1973年)を振り返りましょう
『冒険コロボックル』(1973年)を振り返りましょう
『侍ジャイアンツ』(1973年)を振り返りましょう
『キューティーハニー』(1973年)を振り返りましょう
『アルプスの少女ハイジ』(1974年)を振り返りましょう
『柔道讃歌』(1974年)を振り返りましょう
『チャージマン研!』(1974年)を振り返りましょう
『星の子ポロン』(1974年)を振り返りましょう
『魔女っ子メグちゃん』(1974年)を振り返りましょう
『ダメおやじ』(1974年)を振り返りましょう
『小さなバイキングビッケ』(1974年)を振り返りましょう
『ゲッターロボ』(1974年)を振り返りましょう
『昆虫物語 新みなしごハッチ』(1974年)を振り返りましょう
『となりのたまげ太くん』(1974年)を振り返りましょう
『星の子チョビン』(1974年)を振り返りましょう
『グレートマジンガー』(1974年)を振り返りましょう
『ウリクペン救助隊』(1974年)を振り返りましょう
『ジムボタン』(1974年)を振り返りましょう
『破裏拳ポリマー』(1974年)を振り返りましょう
『はじめ人間ギャートルズ』(1974年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)を振り返りましょう
『てんとう虫の歌』(1974年)を振り返りましょう
『カリメロ(第1作)』(1974年)を振り返りましょう
『フランダースの犬』(1975年)を振り返りましょう
『まんが日本昔ばなし』(1975年)を振り返りましょう
『みつばちマーヤの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『勇者ライディーン』(1975年)を振り返りましょう
『ラ・セーヌの星』(1975年)を振り返りましょう
『ドン・チャック物語』(1975年)を振り返りましょう
『ガンバの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『少年徳川家康』(1975年)を振り返りましょう
『ゲッターロボG』(1975年)を振り返りましょう
『宇宙の騎士テッカマン』(1975年)を振り返りましょう
『イルカと少年』(1975年)を振り返りましょう
『アラビアンナイト シンドバットの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『わんぱく大昔クムクム』(1975年)を振り返りましょう
『タイムボカン』(1975年)を振り返りましょう
『鋼鉄ジーグ』(1975年)を振り返りましょう
『UFOロボ グレンダイザー』(1975年)を振り返りましょう
『アンデス少年ペペロの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『元祖天才バカボン』(1975年)を振り返りましょう
『草原の少女ローラ』(1975年)を振り返りましょう
『一休さん』(1975年)を振り返りましょう
『ハックルベリィの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『母をたずねて三千里』(1976年)を振り返りましょう
『大空魔竜ガイキング』(1976年)を振り返りましょう
『妖怪伝 猫目小僧』(1976年)を振り返りましょう
『マシンハヤブサ』(1976年)を振り返りましょう
『ゴワッパー5 ゴーダム』(1976年)を振り返りましょう
『UFO戦士ダイアポロン』(1976年)を振り返りましょう
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)を振り返りましょう
『ピコリーノの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『グロイザーX』(1976年)を振り返りましょう
『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』(1976年)を振り返りましょう
『まんがふるさと昔話』(1976年)を振り返りましょう
『マグネロボ ガ・キーン』(1976年)を振り返りましょう
『キャンディ・キャンディ』(1976年)を振り返りましょう
『恐竜探険隊ボーンフリー』(1976年)を振り返りましょう
『ほかほか家族』(1976年)を振り返りましょう
『まんが 花の係長』(1976年)を振り返りましょう
『ポールのミラクル大作戦』(1976年)を振り返りましょう
『リトル・ルルとちっちゃい仲間』(1976年)を振り返りましょう
『ドカベン』(1976年)を振り返りましょう
『まんが世界昔ばなし』(1976年)を振り返りましょう
『ろぼっ子ビートン』(1976年)を振り返りましょう
『ヤッターマン』(1977年)を振り返りましょう
『あらいぐまラスカル』(1977年)を振り返りましょう
『ジェッターマルス』(1977年)を振り返りましょう
『合身戦隊メカンダーロボ』(1977年)を振り返りましょう
『惑星ロボ ダンガードA』(1977年)を振り返りましょう
『あしたへアタック!』(1977年)を振り返りましょう
『バーバパパ』(1977年)を振り返りましょう
『超合体魔術ロボ ギンガイザー』(1977年)を振り返りましょう
『氷河戦士ガイスラッガー』(1977年)を振り返りましょう
『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)を振り返りましょう
『シートン動物記 くまの子ジャッキー』(1977年)を振り返りましょう
『超人戦隊バラタック』(1977年)を振り返りましょう
『おれは鉄兵』(1977年)を振り返りましょう
『一発貫太くん』(1977年)を振り返りましょう
『アローエンブレム グランプリの鷹』(1977年)を振り返りましょう
『新・巨人の星』(1977年)を振り返りましょう
『風船少女テンプルちゃん』(1977年)を振り返りましょう
『家なき子』(1977年)を振り返りましょう
『ルパン三世(TV第2シリーズ)』(1977年)を振り返りましょう
『超スーパーカー ガッタイガー』(1977年)を振り返りましょう
『とびだせ!マシーン飛竜』(1977年)を振り返りましょう
『まんが日本絵巻』(1977年)を振り返りましょう
『恐竜大戦争アイゼンボーグ』(1977年)を振り返りましょう
『無敵超人ザンボット3』(1977年)を振り返りましょう
『激走!ルーベンカイザー』(1977年)を振り返りましょう
『若草のシャルロット』(1977年)を振り返りましょう
『女王陛下のプティアンジェ』(1977年)を振り返りましょう
『野球狂の詩』(1977年)を振り返りましょう
『ペリーヌ物語』(1978年)を振り返りましょう
『魔女っ子チックル』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙海賊キャプテンハーロック』(1978年)を振り返りましょう
『闘将ダイモス』(1978年)を振り返りましょう
『SF西遊記スタージンガー』(1978年)を振り返りましょう
『未来少年コナン』(1978年)を振り返りましょう
『一球さん』(1978年)を振り返りましょう
『まんがはじめて物語』(1978年)を振り返りましょう
『はいからさんが通る』(1978年)を振り返りましょう
『無敵鋼人ダイターン3』(1978年)を振り返りましょう
『星の王子さま プチ・プランス』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙魔神ダイケンゴー』(1978年)を振り返りましょう
『銀河鉄道999』(1978年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンII』(1978年)を振り返りましょう
『まんがこども文庫』(1978年)を振り返りましょう
『宝島』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト2』(1978年)を振り返りましょう
『新・エースをねらえ!』(1978年)を振り返りましょう
『ピンク・レディー物語 栄光の天使たち』(1978年)を振り返りましょう
『キャプテン・フューチャー』(1978年)を振り返りましょう
『野ばらのジュリー』(1979年)を振り返りましょう
『赤毛のアン』(1979年)を振り返りましょう
『ゼンダマン』(1979年)を振り返りましょう
『赤い鳥のこころ』(1979年)を振り返りましょう
『花の子ルンルン』(1979年)を振り返りましょう
『サイボーグ009(第2作)』(1979年)を振り返りましょう
『未来ロボ ダルタニアス』(1979年)を振り返りましょう
『くじらのホセフィーナ』(1979年)を振り返りましょう
『ドラえもん』(1979年)を振り返りましょう
『ザ☆ウルトラマン』(1979年)を振り返りましょう
『アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険』(1979年)を振り返りましょう
『機動戦士ガンダム』(1979年)を振り返りましょう
『シートン動物記 りすのバナー』(1979年)を振り返りましょう
『新・巨人の星II』(1979年)を振り返りましょう
『巴里のイザベル』(1979年)を振り返りましょう
『金髪のジェニー』(1979年)を振り返りましょう
『科学冒険隊タンサー5』(1979年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(1979年)を振り返りましょう
『海底超特急マリンエクスプレス』(1979年)を振り返りましょう
『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』(1979年)を振り返りましょう
『こぐまのミーシャ』(1979年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンF』(1979年)を振り返りましょう
『闘士ゴーディアン』(1979年)を振り返りましょう
『まんが猿飛佐助』(1979年)を振り返りましょう
『ベルサイユのばら』(1979年)を振り返りましょう
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●登場キャラクター・声優

●猿飛 肉丸(さるとび にくまる)
声優:三ツ矢雄二
物語の中心人物である肉丸は、低身長でふくよかな体型、そして旺盛な食欲と女性への関心を持つユニークなキャラクターです。​一見すると忍者には不向きに思われますが、実は忍術の才能に恵まれており、独自の技を駆使して活躍します。​特に「神風の術」や「胃の笛の術」といった技は、彼の代名詞とも言える存在です。​幼なじみの魔子との関係は深く、彼女のためならどんな困難にも立ち向かう情熱を持っています。​

●霧賀 魔子(きりが まこ)
声優:島津冴子
肉丸の幼なじみであり恋人でもある魔子は、忍ノ者高校の校長の娘として、学業や忍術に秀でた才女です。​彼女の料理の腕前は特筆すべきもので、肉丸のために毎日手作り弁当を用意するほどの愛情深さを持っています。​物語が進むにつれて、魔子は自身の成長や自立について悩み、幻術の才能を開花させるなど、内面的な葛藤と成長が描かれます。​

●石川 美加(いしかわ みか)
声優:三田ゆう子
魔子の親友であり、時には恋のライバルとなる美加は、グラマラスな容姿と強気な性格で知られるキャラクターです。​忍ノ者高校ではスケバン的存在として一目置かれ、石川五右衛門の末裔としての血筋から、盗賊としての才能も持ち合わせています。​彼女の存在は、物語にスパイスを加える重要な役割を果たしています。​

●緒形 剣一郎(おがた けんいちろう)
声優:若本紀昭(現・若本規夫)
忍ノ者高校の教師である緒形は、厳格でありながらもユーモラスな一面を持つキャラクターです。​生徒たちに対しては厳しい指導を行いつつも、彼らの成長を温かく見守る姿勢を持っています。​特に肉丸に対しては、時に厳しく、時に優しく接することで、物語に深みを与えています。​

●猿飛 八宝斎(さるとび はっぽうさい)
声優:八奈見乗児
八宝斎は、主人公・肉丸の祖父であり、忍ノ者高校の創設者でもあります。​彼は、伝説的な忍者として知られ、数々の忍術を極めた達人です。​その風貌は、小柄で白髪の老人ですが、内に秘めたる力は計り知れません。​孫の肉丸に対しては、厳しくも愛情深い指導を行い、彼の成長を見守っています。​また、ユーモラスな一面も持ち合わせており、物語に笑いを提供する存在でもあります。​

●猿飛 かすみ(さるとび かすみ)
声優:増山江威子
かすみは、肉丸の母親であり、八宝斎の娘です。​彼女は、優雅で落ち着いた雰囲気を持つ女性で、家庭を温かく支える存在です。​息子・肉丸の行動に対しては、時に厳しく、時に優しく接し、彼の成長を見守っています。​また、忍者としての素養も持ち合わせており、必要な時にはその力を発揮することもあります。​

●猿飛 小源太(さるとび こげんた)
声優:増岡弘
小源太は、肉丸の父親であり、かすみの夫です。​彼は、温厚でおおらかな性格の持ち主で、家族を大切にする良き父親です。​忍者としての腕前も確かであり、過去には数々の任務を成功させてきました。​現在は、家族を支えるために裏方として活躍しており、肉丸の成長を陰ながら支えています。​

●霧賀 大蔵(きりが たいぞう)
声優:緒方賢一
大蔵は、忍ノ者高校の校長であり、霧賀魔子の父親です。​彼は、厳格でありながらも生徒たちの成長を第一に考える教育者です。​忍者としての経験も豊富で、学校の運営や生徒の指導において、その知識と技術を活かしています。​また、娘・魔子に対しては、父親としての愛情を持ちつつも、彼女の自立を促す姿勢を見せています。

●霧賀 亜子(きりが あこ)
声優:土井美加
霧賀亜子は、霧賀魔子の母親であり、忍ノ者高校の校長・霧賀大蔵の妻です。​彼女は、家族を支えるしっかり者の母親であり、娘の魔子と主人公・肉丸の関係にも関心を寄せています。​物語の中では、家庭内でのエピソードや、娘とのやり取りを通じて、家族の絆や日常の温かさを描き出しています。​

●忍豚(にんとん)
声優:田中真弓
忍豚は、肉丸のペットであり、名前の通り忍者の技を使うことができる豚です。​その愛らしい外見とコミカルな動きで、物語にユーモアを加えています。​また、肉丸とのコンビネーションで、さまざまな場面で活躍し、視聴者に笑いを提供しています。​

●風間 小太郎(かざま こたろう)
声優:田中秀幸
風間小太郎は、忍ノ者高校の生徒であり、肉丸のライバル的存在です。​彼は、冷静沈着で頭脳明晰な性格を持ち、忍術の腕前も優れています。​そのクールな態度と的確な判断力で、仲間たちから信頼を得ています。​物語の中では、肉丸との対立や協力を通じて、友情や成長が描かれています。​

●服部 優一郎(はっとり ゆういちろう)
声優:松野達也
服部優一郎は、忍ノ者高校の生徒であり、肉丸の友人です。​彼は、明るく陽気な性格で、仲間たちのムードメーカー的存在です。​忍術の技術はまだ未熟な部分もありますが、努力家であり、仲間との絆を大切にしています。​物語の中では、コミカルな場面や友情を描くエピソードで活躍しています。​

●出門 虎造(でもん こぞう)
声優:寺田誠
出門虎造は、忍ノ者高校の教師であり、厳格な指導者として知られています。​彼は、伝統的な忍者の教えを重んじ、生徒たちに対して厳しい訓練を課すことで知られています。​その厳しさの裏には、生徒たちへの深い愛情と、彼らの成長を願う思いが込められています。​

●出門 葉子(でもん ようこ)
声優:井上瑤
出門葉子は、虎造の娘であり、忍ノ者高校の生徒です。​彼女は、父親譲りの真面目さと責任感を持ち合わせており、学業や忍術の修行に励んでいます。​また、同級生たちとの交流を通じて、友情や恋愛など、さまざまな感情を経験し、成長していきます。​

●00893(ヤクちゃん)
声優:千葉繁
00893は、忍ノ者高校に所属する生徒であり、コードネームで呼ばれることが多いキャラクターです。​彼は、ユニークな発想と行動力を持ち、仲間たちとのチームワークを大切にしています。​また、時には予想外の行動で周囲を驚かせることもありますが、その行動の裏には、仲間を思う優しさが隠されています。​

●004989(シックちゃん)
声優:間嶋里美
004989は、00893と同様にコードネームで呼ばれるキャラクターであり、忍ノ者高校の生徒です。​彼女は、冷静沈着な性格でありながら、時には大胆な行動をとることもあります。​また、仲間たちとの信頼関係を大切にし、困難な状況でも冷静に対処する姿勢が印象的です。

1963年に放送開始の『鉄腕アトム』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『鉄人28号』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『エイトマン』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『狼少年ケン』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『0戦はやと』を振り返りましょう
1964年に放送開始した『少年忍者風のフジ丸』を振り返りましょう
1964年に放送開始した『ビッグX』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『スーパージェッター』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『宇宙パトロールホッパ』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『宇宙少年ソラン』
1965年に放送開始した『宇宙エース』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『遊星少年パピイ』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ワンダースリー』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『オバケのQ太郎』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ジャングル大帝』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ハッスルパンチ』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『戦え!オスパー』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『おそ松くん(第1作)』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『レインボー戦隊ロビン』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『海賊王子』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ハリスの旋風』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『遊星仮面』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『ロボタン(第1作)』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『とびだせ!バッチリ』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『魔法使いサリー(第1作)』を振り返りましょう
1966年に放送開始した『新ジャングル大帝 進めレオ!』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『悟空の大冒険』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『黄金バット』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『かみなり坊やピッカリ・ビー』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『パーマン』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『マッハGoGoGo(第1作)』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『リボンの騎士』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『冒険ガボテン島』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『001 7親指トム』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『ピュンピュン丸』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『ドンキッコ』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『冒険少年シャダー』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『ちびっこ怪獣ヤダモン』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『スカイヤーズ5』を振り返りましょう
1967年に放送開始した『おらぁグズラだど(第1作)』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『ゲゲゲの鬼太郎(第1作)』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『大魔王シャザーン』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『わんぱく探偵団』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『巨人の星』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『アニマル1』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『サイボーグ009(第1作)』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『あかねちゃん』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『ファイトだ!!ピュー太』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『怪物くん』を振り返りましょう
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1968年に放送開始した『夕やけ番長』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『ドカチン』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『佐武と市捕物控』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『バンパイヤ』を振り返りましょう
1968年に放送開始した『妖怪人間ベム』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『ひみつのアッコちゃん(第1作)』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『海底少年マリン』を振り返りましょう
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1969年に放送開始した『ウメ星デンカ』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『紅三四郎』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『もーれつア太郎(第1作)』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『どろろ(第1作)』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『忍風カムイ外伝』を振り返りましょう
1969年に放送開始した『男一匹ガキ大将』を振り返りましょう
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1969年に放送開始した『ムーミン(第1作)』を振り返りましょう
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1963年に放送開始した『鉄人28号』を振り返りましょう
1963年に放送開始した『エイトマン』を振り返りましょう
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1965年に放送開始した『宇宙エース』を振り返りましょう
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1965年に放送開始した『ワンダースリー』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『オバケのQ太郎』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ジャングル大帝』を振り返りましょう
1965年に放送開始した『ハッスルパンチ』を振り返りましょう
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●主題歌・挿入歌・キャラソン・イメージソング

●オープニング曲
曲名:「恋の呪文はスキトキメキトキス」
歌手:伊藤さやか
作詞:康珍化
作曲・編曲:小林泉美
■ 曲のイメージ――キュートで弾ける青春のきらめき
『恋の呪文はスキトキメキトキス』は、まるでポップキャンディのように甘く弾ける恋のときめきを、リズミカルに表現した一曲です。アニメ『さすがの猿飛』の賑やかでハチャメチャな世界観と、主人公たちの若々しいエネルギーを鮮やかに彩る、きわめてキャッチーなナンバーとなっています。
アップテンポなサウンドに乗せて、少女のまっすぐな恋心が一気に駆け抜けるような疾走感。タイトルにもなっている「スキトキメキトキス」というフレーズが持つ軽快なリズム感が、そのまま作品全体の”明るさ”と”ドタバタ感”を象徴しているといえるでしょう。
■ 歌詞の概要――呪文のように願う恋の成就
康珍化による歌詞は、恋する少女のピュアな想いを、呪文に例えてポップに表現しています。
「好き、トキメキ、トキス(キス)」という言葉を並べたタイトルそのものが、まるで恋を叶える魔法の言葉のようであり、歌詞全体も”恋する気持ち”が自然にあふれ出す様子を、生き生きと描き出しています。
気になる人への想いをうまく言葉にできないもどかしさ、胸の高鳴りを抑えきれない喜び、そしてちょっとした勇気――こうした恋愛初期の繊細な感情を、ポップで親しみやすい表現に落とし込んでいるのが印象的です。
■ 歌手・伊藤さやかの歌い方――明るさと素直さを武器に
伊藤さやかの歌唱は、透明感と無邪気さが溶け合った絶妙なバランス感覚を持っています。
特にこの曲では、決して技巧に走ることなく、ナチュラルな口調と微妙な甘さを大切にしながら、恋に戸惑う少女の心情を丁寧に表現しています。
高めのキーを軽やかに駆け抜けるそのボーカルは、リスナーに元気と勇気を与えてくれる存在でした。特にサビの「スキトキメキトキス~!」という部分では、思わず一緒に口ずさみたくなるような可愛らしさが全開。アニメソングとしてはもちろん、アイドルポップスとしても非常に完成度の高い仕上がりとなっています。
■ 視聴者の感想――耳に残る魔法のフレーズ
放送当時から、『恋の呪文はスキトキメキトキス』はアニメファンのみならず、一般の若者たちの間でも広く親しまれました。
「耳にこびりつく!」
「思わず真似して口ずさんでしまう!」
「明るい気分になれる曲!」
そんな声が多く寄せられ、作品の人気を後押しする大きな力となりました。特に、オープニング映像と一体化したこの楽曲は、『さすがの猿飛』といえばこの曲!と真っ先に思い出すファンも多い名曲となっています。
後年になっても、懐かしのアニメ特集やカバーアルバムなどで取り上げられ、今なお幅広い世代に愛され続けているのが、この曲のすごさを物語っています。

●エンディング曲
曲名:「恋のB級アクション」
歌手:伊藤さやか
作詞:康珍化
作曲・編曲:小林泉美
■ 曲のイメージ――恋のドタバタ劇をコミカルに描く青春ソング
『恋のB級アクション』は、どこか肩の力が抜けた、コミカルなムード漂うラブソングです。
タイトルにある「B級アクション」という言葉が象徴する通り、完璧な恋愛劇ではなく、むしろ失敗だらけでちぐはぐな、それでも一生懸命な恋模様を、ポップなサウンドに乗せて描いています。
舞台はまるで、ちょっとチープなアクション映画。恋の駆け引きも、ヒーローもヒロインも、どこか不器用で、間が抜けている。でもそこがまた愛おしい――そんな”青春のドタバタ感”を、明るいメロディーとユーモラスな歌詞で表現している曲です。
エンディングにこの曲が流れることで、視聴者はアニメ本編のドタバタ劇を微笑ましく思い返しながら、自然と笑顔になれたことでしょう。
■ 歌詞の概要――恋は計算通りにいかない!?
康珍化が手がけたこの歌詞は、恋愛を”アクション映画”に例えるというユニークな発想で構成されています。
ヒーローのように格好良く決めたい。
ドラマティックに愛を伝えたい。
でも現実は、つまずいたり、空回ったり、全然カッコよくいかない……。
そんな不器用な恋の現実を、飾らずに、むしろ楽しく描き出しているのが特徴です。
「好き」という気持ちだけは誰にも負けないけれど、行動が全部裏目に出てしまう。そのもどかしさや愛らしさを、軽快なリズムに乗せて明るく歌い上げています。
歌詞全体から感じられるのは、「それでもいいじゃない、恋なんてそんなものだもの!」というポジティブなメッセージ。失敗も含めて楽しもうという、青春讃歌でもあります。
■ 歌手・伊藤さやかの歌い方――”可愛らしいドジ”を体現
伊藤さやかは、この『恋のB級アクション』で、明るく元気なだけではない、ちょっとドジっ子なニュアンスを絶妙に表現しています。
彼女の歌声は、無理に上手くまとめようとせず、どこか素朴な感情のままに弾むように進んでいきます。そのため、”計算外の恋”を歌うこの曲にはぴったりの雰囲気が漂います。
特にサビ部分での、リズムに乗って跳ねるような歌い回しが印象的。まるで恋に夢中になっている女の子が、転びながらも笑って立ち上がる――そんな微笑ましいシーンが自然に目に浮かぶ歌唱スタイルです。
この曲で伊藤さやかは、単なるアイドルシンガーの枠を超え、”等身大の青春”を歌い上げる表現者としての魅力を大いに発揮しています。
■ 視聴者の感想――笑顔になれるエンディング
当時この曲を聴いた視聴者たちからは、次のような声が多く寄せられました。
「アニメのバタバタ感とピッタリで、毎週楽しみにしてた!」
「元気をもらえるエンディング曲だった」
「恋愛ってうまくいかないものだよなって、なんか妙に納得した」
「最後にこれを聴くと、今日も明るく終われる気分になった」
また、「B級アクション」というタイトルのユーモアに惹かれた人も多く、子供ながらに「なんか変なタイトルだけど楽しい!」と感じていたファンもいたようです。
エンディングとして、ただ余韻に浸らせるだけでなく、「明日も頑張ろう!」と思わせる軽やかなポジティブエネルギーを送ってくれたこの曲は、視聴者の記憶に今も強く残っています。

●エンディング曲
曲名:「忍豚レゲエ」
歌手:田中真弓
作詞:ひのこういち
作曲・編曲:久石譲
■ 曲のイメージ――異色の「レゲエ」スタイル、ゆるっと響くエンディング
『忍豚レゲエ』は、アニメ『さすがの猿飛』の数ある楽曲の中でも異彩を放つ存在です。
作品全体のにぎやかでハイテンションな雰囲気とはひと味違い、この曲はレゲエ独特のゆったりとしたリズムに乗せて、肩の力を抜いたナンバーに仕上がっています。
まるで南国の海辺で寝転がっているような、リラックスムード満点のこの曲。
本編のドタバタ騒ぎを見届けた後、エンディングでこの”脱力系レゲエ”が流れることで、視聴者の気持ちをふわりとクールダウンさせる役割を果たしていました。
主役は、アニメオリジナル要素として人気者になったキャラクター・忍豚(にんとん)。そのマイペースぶりを見事に音楽で表現した1曲です。
■ 歌詞の概要――「忍者も肩の力を抜こうぜ」的メッセージ
ひのこういちによる作詞は、全体的にコミカルかつのんびりした雰囲気でまとめられています。
「忍者たるもの、真剣に頑張るのはいいけど、たまにはのんびりしてもいいんじゃない?」
そんなユルさ満点の哲学が、脱力感あふれる言葉で綴られています。
歌詞には、忍豚のような”のんきでドジな忍者”が描かれており、深刻さゼロ。
忍術の練習に失敗しても、スパイ活動でドジっても、本人はどこ吹く風。
そんなお気楽な姿を、レゲエのリズムに乗せておおらかに歌い上げるスタイルは、他のアニメソングにはない独特の味わいを醸し出しています。
■ 歌手・田中真弓の歌い方――親しみやすさ満点の”忍豚ボイス”
『忍豚レゲエ』を歌うのは、当時から声優・歌手として活躍していた田中真弓。
彼女の軽妙なボーカルは、まさに忍豚というキャラクターにぴったり寄り添ったものでした。
田中真弓は、少年役やコメディキャラを得意とする声優ですが、この曲では「素のまま」のような気さくさを前面に出しています。飾らない、力みのない、自然体の歌唱。まるで、聴く人に「まあまあ、細かいことは気にすんなよ」と微笑みかけるような温かさが漂っています。
音程をきっちりキープするというよりも、リズムにゆられながら自由に歌う――そんなレゲエらしい歌い回しを見事に自分のものにしており、聴いている側も肩の力が抜けてしまう癒し系ボーカルです。
■ 作曲・編曲・久石譲による音楽世界――驚きの”レゲエ久石譲”
作曲・編曲を担当したのは、のちに『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』などで名を馳せる久石譲。
久石作品といえば壮大なオーケストレーションのイメージが強いですが、この『忍豚レゲエ』では、初期の多彩な音楽性が存分に発揮されています。
シンプルながら心地よいベースライン、陽気なスカスカ感のギター、控えめながら味のあるパーカッション――これらが絡み合い、まさにレゲエらしい「のんびり、けれどグルーヴィー」なサウンドを生み出しています。
久石譲の音楽センスが、ここでも確かに息づいており、改めて聴き直すと「これが久石譲なの!?」と驚かされる隠れた名曲と言えるでしょう。
■ 視聴者の感想――「なんかクセになる!」不思議な人気
当時、『忍豚レゲエ』は一部のファンの間でちょっとした”クセになる”曲として愛されました。
「アニメなのにレゲエ!?って思ったけど、聴くと癖になる!」
「忍豚が可愛くて、曲聴くだけで笑っちゃう」
「終わった後、ぼーっとこの歌が頭に残るのがいい」
「田中真弓さんの声が親しみやすくて、すごく癒される」
そんな声が多く寄せられ、エンディングで流れるたびに、ちょっと力の抜けた笑顔になってしまう――そんな不思議な魅力を持ったエンディングテーマでした。
また、今になって振り返ると、子ども向けアニメの主題歌で本格レゲエを取り入れるという大胆な試みは非常に珍しく、音楽的にも再評価されるべき一曲だといえるでしょう。

●挿入歌
曲名:「アナタトOVER-HEATシタイ」
歌手:早田亜紀(声 – 伊藤さやか)
作詞:Heart Box
作曲:Keith Brown
編曲:大村憲司
■ 曲のイメージ――情熱的な恋の火花をポップに描く
『アナタトOVER-HEATシタイ』は、直訳すると「あなたと燃え上がりたい」という意味のタイトルが示す通り、恋に燃える心をまっすぐに歌った情熱的なナンバーです。
アニメ本編の中では、特に肉丸と魔子の微妙な恋愛感情を暗示するような場面で挿入され、物語のムードを盛り上げる役割を果たしていました。
サウンドは80年代らしいダンサブルなポップス調で、弾むようなビートとキラキラしたシンセサウンドが特徴。情熱と切なさが絶妙に入り混じったメロディラインが、恋する少女の熱い想いを鮮やかに彩っています。
■ 歌詞の概要――恋の高まりをストレートに表現
Heart Boxによる歌詞は、恋に突き動かされる気持ちを抑えきれない少女の心を、ストレートかつ生き生きと描き出しています。
「あなたと一緒にいたい」
「心が熱く燃えている」
「止められない、この気持ち」
そんなダイレクトな感情を、リズミカルなフレーズで次々と畳みかけるように綴り、聴く者に”恋するエネルギー”をダイレクトに伝えてきます。
また、サビ部分では「OVER-HEAT」という言葉を繰り返すことで、燃え上がるような情熱を視覚的・聴覚的に印象づける工夫も施されています。
恋に恋する年頃の微熱感、焦がれる想い、そして少しの不安。それらが瑞々しく表現された、まさに青春のど真ん中を突く歌詞です。
■ 歌手・早田亜紀(伊藤さやか)の歌い方――情熱と可憐さの絶妙なバランス
この曲を歌う早田亜紀(演じたのは伊藤さやか)は、普段の明るく弾けたイメージとはまた違う、やや大人びたニュアンスを歌声に込めています。
特に低音域では、艶やかな響きがあり、恋の情熱を秘めた少女らしさを強く感じさせます。一方で、高音部にかけては彼女らしい透明感が際立ち、恋の高まりと無邪気さを同時に表現しています。
ビートに乗りながらも、どこか浮ついた感じではなく、しっかりと想いを届けようとする真剣さが伝わってくる歌い方。それが、この『アナタトOVER-HEATシタイ』を、ただのアイドルソングではなく、”本気の青春歌”へと昇華させています。
■ 編曲・大村憲司によるサウンド――本格派ポップ・グルーヴ
編曲を担当した大村憲司は、日本を代表するギタリストでもあり、多くのアーティストのサポートも務めた音楽職人。
そんな彼が手がけただけあって、この曲のサウンドは非常に完成度が高く、ベースラインやリズムセクションの作り込みが非常に緻密です。
80年代の洋楽ポップを思わせる軽快なリズムと、ギターカッティングの絶妙な間合いが、恋に揺れる心を巧みに表現しています。背景に控えめに流れるシンセも、キラリとしたアクセントになり、全体を明るく華やかに彩っています。
■ 視聴者の感想――「さすがの猿飛にこんなカッコいい曲が!」
放送当時、『アナタトOVER-HEATシタイ』は、単なるアニメ挿入歌の域を超えた”本格派ポップソング”として、高い評価を受けました。
「意外とガチでいい曲!」
「これ、普通にラジオで流れててもおかしくないレベル」
「魔子の気持ちを代弁してるみたいで、胸がキュンとした」
などの声が多く、特に恋愛描写に敏感な年代の視聴者に強く刺さったようです。
また、伊藤さやかの歌唱力に驚いたという声もあり、彼女がただのアイドルではない、確かな表現力を持ったシンガーであることを再認識させた一曲でもありました。

●挿入歌
曲名:「忍の者高校校歌」
歌手:忍の者高校生徒一同、三ツ矢雄二
作詞:望田市郎
作曲・編曲:久石譲
■ 曲のイメージ――ユーモアあふれる”真面目な顔の”パロディ賛歌
『忍の者高校校歌』は、『さすがの猿飛』の舞台である私立忍ノ者高校の”校歌”という体裁をとったユニークな挿入歌です。
一見、厳かな雰囲気を醸し出しながら、その実、中身は完全なギャグ――という絶妙なバランスで作られており、本編のコメディ色と見事にマッチした名曲となっています。
荘厳なメロディーラインと、重厚感のあるコーラスが特徴ですが、その歌詞内容やテンションは限りなくコミカル。真剣に歌えば歌うほど、そのギャップが笑いを誘う、巧妙な”校歌パロディ”作品です。
■ 歌詞の概要――忍者魂を讃える?シュールな内容
望田市郎が手がけた歌詞は、表向きは伝統ある学校の精神を讃えるもの。しかし、よく聴いてみると、”忍者であることの宿命”や”影で生きることの美学”を、やや大げさなまでに、かつシュールに歌い上げています。
「日陰を歩む誇り高き我ら」
「隠れて咲かせる勇気の花」
「昼も夜も、任務に生きる」
といったフレーズが登場し、まるで本当に古式ゆかしい学校の校歌かと錯覚させられます。
しかしその一方で、あまりにも仰々しい表現や、忍者であることを無理に美化しすぎている節があり、それが逆にコミカルな味わいとなって視聴者の笑いを誘いました。
■ 歌手・三ツ矢雄二らによる歌い方――全力の”真剣ギャグ”
この校歌をリードボーカルとして歌ったのは、声優・三ツ矢雄二。さらに忍ノ者高校の生徒たち(劇中キャラクター)が合唱に加わっています。
三ツ矢雄二は、普段は明るく快活なキャラクターを演じることで知られていますが、この曲では一転して、真面目一辺倒のトーンでリードを務めています。
その”ふざけない演技”が、むしろ曲全体のシュールさを際立たせる結果になっており、ギャグとしての完成度を高めています。
生徒たちの合唱部分も、やや堅苦しく、”軍歌風”とも取れる重厚なハーモニーを意図的に採用しており、あまりにも真剣な合唱が逆に笑いを誘うという高度な演出がなされています。
■ 作曲・編曲・久石譲のアプローチ――荘厳とコメディの融合
この『忍の者高校校歌』の作曲・編曲を手がけたのは、名匠・久石譲。
久石譲といえば壮大なオーケストラサウンドが得意ですが、ここでもその才能が遺憾なく発揮されています。
低音域を効かせた堂々たるメロディーライン、厳かに流れるホルンやストリングスのアレンジ。
それらが絶妙に”本気の校歌”感を演出しつつ、実際の歌詞内容とのギャップで自然と笑いが生まれる構造を作り出しています。
単なるギャグソングではなく、音楽的にも非常にしっかり作られているところが、久石譲ならではの職人芸です。
■ 視聴者の感想――「じわじわくる」校歌の破壊力
この『忍の者高校校歌』を聴いた視聴者からは、次のような感想が寄せられています。
「最初は普通の校歌かと思ったら、内容が面白すぎる!」
「あまりにも真面目すぎて逆に笑った」
「クセになって、つい一緒に歌っちゃう」
「意外とメロディーがカッコよくて、妙に耳に残る」
中には、「卒業式にこれを流したら絶対ウケる」と冗談めかして語るファンもおり、その”じわじわ笑える”破壊力は長く語り草となっています。
また、「久石譲が手がけた”最もふざけた曲”かもしれない」と冗談半分で絶賛する人も多く、知る人ぞ知る名(迷?)曲として今も根強い人気を誇っています。

●挿入歌
曲名:「I am 八宝斉」
歌手:八奈見乗児
作詞:望田市郎
作曲・編曲:久石譲
■ 曲のイメージ――破天荒キャラをそのまま音楽にした痛快ソング
『I am 八宝斉』は、『さすがの猿飛』に登場する型破りなキャラクター・八宝斉(はっぽうさい)のために作られたキャラクターソングです。
この曲は、八宝斉という存在そのもの――破天荒、マイペース、そして妙に愛嬌のあるキャラ性――を、ストレートかつパワフルに音楽へと落とし込んだ痛快な一曲となっています。
曲調は、威勢よく弾けるマーチ風ロックナンバー。
威張り散らすような勢いと、どこか憎めないコミカルさが絶妙にブレンドされており、聴く人を自然と笑顔にさせるエネルギッシュな楽曲です。
■ 歌詞の概要――自信満々、でもどこかズレてる自己紹介
望田市郎が手がけた歌詞は、八宝斉のキャラクターを余すところなく表現しています。
自己紹介をテーマにしつつ、延々と自分の偉業や素晴らしさを自画自賛するスタイル。
ただし、その”偉業”の内容がズレていたり、どこかコミカルだったりするため、聞いていて思わずクスリと笑ってしまう作りになっています。
たとえば、
「俺様はすごいんだぜ!」
「世界一の忍者だ!」
「みんな俺にひれ伏せ!」
といった威勢のいいフレーズが並ぶ一方で、現実の八宝斉の情けない一面を知っている視聴者にとっては、その自慢話自体がすでにギャグになっている、という構造です。
また、終盤にはやや脱線し、食べ物の話や女の子への憧れなど、八宝斉らしい”本音”がポロポロ漏れてくるため、そのギャップも笑いを誘います。
■ 歌手・八奈見乗児の歌い方――完璧なキャラ憑依型パフォーマンス
この曲の最大の魅力は、なんといっても八奈見乗児の”演じながら歌う”抜群の表現力にあります。
八奈見乗児といえば、『ヤッターマン』のボヤッキー役などで知られる、コミカルな演技を極めた声優ですが、この『I am 八宝斉』でもその真骨頂を存分に発揮しています。
彼の歌い方は、単なるメロディラインのなぞりではありません。
歌詞の一語一語に感情を込め、八宝斉が本当に自慢げに、そしてちょっとトボけた調子で歌っているように聞こえるのです。
自信満々に胸を張る部分では声がドヤ顔風に膨らみ、
ボケた内容に差しかかると、わざと鼻にかかったような間抜け声に変わる。
そして最後は「まあ、そんなもんさ」と笑い飛ばすような締め。
まさに、キャラクターと声優の完全な一体化。八奈見乗児ならではの絶妙な間と声色の変化が、この曲をただのキャラソン以上の名演に仕上げています。
■ 作曲・編曲・久石譲の音楽づくり――笑いと迫力の絶妙ミックス
この曲も、作曲・編曲を手がけたのは久石譲。
『さすがの猿飛』の楽曲群において、久石譲は荘厳な校歌から脱力系レゲエまで幅広く手がけていますが、『I am 八宝斉』ではまた新たな一面を見せています。
力強いドラムとブラスセクションがリードするマーチ風ロックのアレンジは、八宝斉の”虚勢”と”豪快さ”を見事に表現。
テンポ感の良いリズムと、勢いで押し切るようなコード進行が、曲全体を突き進ませる原動力になっています。
しかも、よく聴くとバックにコミカルな効果音や、わざとズレたタイミングで入るコーラスが仕込まれており、細かな遊び心にも溢れています。
■ 視聴者の感想――「笑いながら元気が出る!」パワーソング
放送当時、この『I am 八宝斉』に対するファンの反応は非常に好意的でした。
「八宝斉が歌ってるだけでもう笑う!」
「無駄にカッコいいアレンジが逆に面白い」
「八奈見さんの歌い方が最高すぎる!」
「聴くと元気になれる、なぜか中毒性がある」
そんな感想が多く寄せられ、ギャグソングでありながら”聴くと元気が出る曲”として愛されました。
また、普段はサブキャラクターとして登場する八宝斉に、ここまでガッツリとしたテーマソングが用意されたことに驚き、喜ぶファンも多かったようです。
アニメ本編でも、彼の登場シーンとこの曲がリンクして流れると、視聴者のテンションが一気に爆上がりする、そんな”お祭り感”を演出していました。

●挿入歌
曲名:「フレンズ」
歌手:島津冴子
作詞:康珍化
作曲:小林泉美
編曲:久石譲
■ 曲のイメージ――静かに胸を打つ、絆のバラード
『フレンズ』は、『さすがの猿飛』の作中でも、友情や心のつながりをテーマにした静かなシーンで使用された挿入歌です。
ドタバタとした本編の雰囲気とは一線を画し、しっとりとしたバラード調で、心に温かく染み入るような響きを持った楽曲になっています。
明るさと賑やかさが前面に出る作品の中で、ふと訪れる”静かな時間”を優しく包み込む役割を果たし、登場人物たちの”本音”や”弱さ”に寄り添う重要な存在でした。
■ 歌詞の概要――信じる心と優しさを描く詩
康珍化による歌詞は、「友達」という存在へのまっすぐな感謝と信頼を描いています。
「いつでもそばにいてくれる存在」
「言葉にしなくても伝わる心」
「傷ついたとき、ただ微笑んでくれる優しさ」
そんなテーマが、控えめながらも深い感情を込めて歌い上げられており、聴く者にそっと寄り添うような温かみを持っています。
特に、友情を恋愛感情とは違った”無償の絆”として描いている点が印象的であり、子供から大人まで幅広い層の心に響く内容となっています。
■ 歌手・島津冴子の歌い方――繊細な感情をそっと紡ぐボーカル
島津冴子は、声優としてだけでなく、歌手としても繊細な表現力を持つアーティスト。
この『フレンズ』では、その魅力が余すところなく発揮されています。
彼女のボーカルは、決して押し付けがましくなく、どこまでも優しく、丁寧。
息づかいひとつひとつに、そっと寄り添うような優しさが感じられ、聴いているだけで自然と心が解けていくような温かさがあります。
高音部も張り上げることなく、やや細く、でも確かな芯をもって伸びる歌声が、「本当の友情」の儚さと強さを同時に表現しており、聴く人の胸に深く残ります。
■ 作曲・編曲――小林泉美と久石譲の織りなす繊細な音世界
小林泉美による作曲は、きらめくようなメロディーラインが印象的。
軽やかながらも切なさを秘めたメロディが、友情というテーマにぴったりと寄り添っています。
そして編曲を手がけた久石譲は、アコースティックギターや優しいシンセサウンドを中心に据え、派手さを抑えたシンプルなアレンジで、歌詞の世界観を丁寧に支えています。
特に間奏部分の繊細なピアノや、バックに流れる柔らかなストリングスの響きが、曲全体にふんわりとした温もりを加え、聴き手をそっと優しく包み込むような効果を生んでいます。
■ 視聴者の感想――「心がホッとする」癒しのバラード
放送当時、この『フレンズ』は多くの視聴者から高く評価されました。
「ドタバタだけじゃない『さすがの猿飛』の良さを感じた」
「聴いていると不思議と涙が出そうになる」
「友情ってこういうものだよな、と改めて思わされた」
そんな声が多く寄せられ、特にストーリー後半の感動的な場面で流れた際には、涙腺を刺激された視聴者が続出しました。
また、近年になっても懐かしのアニメソング特集などで紹介されることがあり、「改めて聴くと胸に沁みる」と再評価されている一曲です。

●挿入歌
曲名:「食いMONOソング」
歌手:三ツ矢雄二
作詞:望田市郎
作曲・編曲:久石譲
■ 曲のイメージ――食への愛を全力で歌い上げた陽気な賛歌
『食いMONOソング』は、アニメ『さすがの猿飛』に登場する数あるコミカルな楽曲の中でも、特に陽気でハチャメチャなナンバーです。
この曲は、文字通り”食べること”への熱い情熱を、明るくポップなリズムに乗せて大真面目に歌い上げた、極上のバカソングとなっています。
コミカルで元気いっぱいのサウンドと、奔放なリリック。聴いているだけで自然と笑顔になってしまうような、多幸感あふれる楽曲です。
食欲をここまで真剣に、そして楽しく讃えたアニメソングは、80年代でも非常に珍しい存在だったといえるでしょう。
■ 歌詞の概要――「食べることは生きること!」を大真面目に宣言
望田市郎が手がけた歌詞は、とにかく”食べること”への賛歌です。
しかも、その対象は豪華な料理だけにとどまらず、庶民的な食べ物からB級グルメ、はたまたお菓子に至るまで、ありとあらゆる「食」を愛する気持ちが全面に押し出されています。
「腹が減っては忍びになれぬ!」
「ラーメン! カレー! おにぎり最高!」
「食べる喜びが元気をくれる!」
といったフレーズが次々に飛び出し、聴いているうちにお腹が空いてくること間違いなしの内容となっています。
単なるふざけた歌詞ではなく、「食べることは生きること」という、極めて普遍的なメッセージを、軽快なユーモアで包んでいる点がこの曲の魅力です。
■ 歌手・三ツ矢雄二の歌い方――弾けるテンションと愛嬌たっぷり
『食いMONOソング』を歌うのは、声優・三ツ矢雄二。
普段から明るくハイテンションな役柄を得意とする彼ですが、この曲ではさらにその個性が爆発しています。
三ツ矢雄二は、食べ物の名前を叫ぶパートでは嬉しそうに、
一息にたたみかける部分では息を弾ませながら、
そして少し間延びするところでは本当に「満腹感」を表現するような声色を使い分け、まるで一つ一つの食べ物に愛を込めるかのように歌っています。
その”食いしん坊キャラ全開”の歌唱は、聴いているだけで楽しくなり、つい一緒に口ずさみたくなる親しみやすさに満ちています。
■ 作曲・編曲・久石譲の手腕――明るくも本格派のサウンド構成
作曲と編曲を手がけたのは、今や世界的に有名な久石譲。
この『食いMONOソング』では、彼の”遊び心満載”な一面が炸裂しています。
テンポよく跳ねるピアノリフ、にぎやかなホーンセクション、思わず踊りだしたくなる軽快なリズム。
すべてが、「食べることの楽しさ」を音楽で具現化しようという意図のもと、丁寧に練られています。
特に間奏部分では、ジャズやブギウギの要素が垣間見え、単なる子供向けソングに留まらない、洗練されたポップミュージックとしての完成度の高さが光ります。
■ 視聴者の感想――「聴くだけで元気100倍!」愛され続けるコミックソング
『食いMONOソング』は、放送当時から視聴者の間で大人気となりました。
「アニメ見てるとき、これが流れるとテンション爆上がりだった!」
「学校で友達と一緒に食べ物のところを叫んでた(笑)」
「三ツ矢さんの歌が楽しすぎて何回もリピートしてた」
「ただのギャグソングだと思ってたけど、改めて聴くと演奏もすごくちゃんとしてる」
そんな感想が多く、特に子どもたちの間では”みんなで歌える楽しい歌”として親しまれていました。
また、今聴いても古さを感じさせず、むしろ「こういうバカバカしい曲こそ元気が出る」と再評価する声も少なくありません。

●挿入歌
曲名:「さすがの忍豚音頭」
歌手:田中真弓、SARUTOBI CHORUS
作詞:ひのこういち
作曲:久石譲
編曲:高田弘
■ 曲のイメージ――にぎやかで脱力系、踊りたくなる忍者盆踊り!
『さすがの忍豚音頭』は、『さすがの猿飛』の世界観をそのまま音楽に落とし込んだような、愉快で愛嬌たっぷりの音頭スタイルの楽曲です。
伝統的な日本の盆踊りのリズムをベースにしながら、忍者、豚、ドタバタコメディといった本作ならではの要素を全力で詰め込み、聴くだけで自然に体が動き出すような一曲に仕上がっています。
暑い夏の夜、盆踊り会場で流れていそうな、そんな親しみやすさと、思わず吹き出してしまう可笑しみが絶妙に同居した楽曲です。
■ 歌詞の概要――忍者?豚?何でもアリの痛快ワールド
ひのこういちによる歌詞は、忍者と豚という異色の組み合わせをベースに、完全にハチャメチャな世界観を展開しています。
「忍豚が飛び跳ねる」
「忍法くるくる回転だ!」
「踊れば誰でも忍者気分!」
といったコミカルなフレーズが連発し、内容自体はかなりふざけているのですが、そのふざけ具合が絶妙で、聴いているだけで楽しい気分に引き込まれます。
また、歌詞には盆踊りらしい「輪になって踊ろう」という呼びかけもあり、まさに「みんなで楽しもう」という空気を一体感たっぷりに演出してくれる構成になっています。
■ 歌手・田中真弓とSARUTOBI CHORUSの歌い方――元気いっぱいの大騒ぎ
田中真弓がリードボーカルを担当し、SARUTOBI CHORUS(劇中キャストによるコーラス隊)が賑やかに加わるこの曲は、歌唱スタイルも徹底的に「陽気さ」にこだわっています。
田中真弓は、元々コミカルな声質と抜群の表現力を持つ声優ですが、この『さすがの忍豚音頭』では、その特技を最大限に発揮。
掛け声を交えながら、ノリノリで、時にわざと息を弾ませたり、リズムを外したりする”わざと下手風”の演出も絶妙で、聴く者をくすぐります。
コーラス隊も、きっちり歌うというよりは、みんなでワイワイ盛り上がるお祭りのような一体感を重視。結果として、まるで本当に盆踊りの輪の中にいるような錯覚に陥る、楽しい音空間が作り上げられています。
■ 作曲・編曲――久石譲と高田弘の二人三脚で生まれた”盆踊り革命”
この曲の作曲は久石譲、編曲は高田弘。
通常のアニメソングとは違い、今回はあえて日本の伝統音楽である「音頭」をベースに、遊び心たっぷりのアレンジが施されています。
三味線風のギター、威勢の良い太鼓、そして笛の音色が、にぎやかでありながらどこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。
そこにポップス的なノリの良さを融合させることで、子どもから大人まで親しめる「新感覚の盆踊りソング」として仕上がっているのです。
特に間奏部分では、リズムが一瞬変化し、またすぐに音頭に戻るなど、細かな遊びが散りばめられており、音楽的にも飽きさせない工夫が施されています。
■ 視聴者の感想――「踊りたくなる!」「忍豚かわいい!」絶賛の嵐
『さすがの忍豚音頭』は、放送当時から子どもたちを中心に大人気となりました。
「これ流れると自然に体が動く!」
「盆踊りで流してほしいレベル(笑)」
「忍豚が頭から離れない!」
「田中真弓さんの元気な声が最高!」
など、楽しく盛り上がれる曲として非常に高い評価を受けています。
また、大人になった今聴き直すと、「あの頃、何も考えずに踊りまくった記憶がよみがえる」といったノスタルジックな感想を持つ人も多く、子ども時代の楽しい思い出と直結する”記憶に残る一曲”となっています。

『野ばらのジュリー』(1979年)を振り返りましょう
『赤毛のアン』(1979年)を振り返りましょう
『ゼンダマン』(1979年)を振り返りましょう
『赤い鳥のこころ』(1979年)を振り返りましょう
『花の子ルンルン』(1979年)を振り返りましょう
『サイボーグ009(第2作)』(1979年)を振り返りましょう
『未来ロボ ダルタニアス』(1979年)を振り返りましょう
『くじらのホセフィーナ』(1979年)を振り返りましょう
『ドラえもん』(1979年)を振り返りましょう
『ザ☆ウルトラマン』(1979年)を振り返りましょう
『アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険』(1979年)を振り返りましょう
『機動戦士ガンダム』(1979年)を振り返りましょう
『シートン動物記 りすのバナー』(1979年)を振り返りましょう
『新・巨人の星II』(1979年)を振り返りましょう
『巴里のイザベル』(1979年)を振り返りましょう
『金髪のジェニー』(1979年)を振り返りましょう
『科学冒険隊タンサー5』(1979年)を振り返りましょう
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(1979年)を振り返りましょう
『海底超特急マリンエクスプレス』(1979年)を振り返りましょう
『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』(1979年)を振り返りましょう
『こぐまのミーシャ』(1979年)を振り返りましょう
『科学忍者隊ガッチャマンF』(1979年)を振り返りましょう
『闘士ゴーディアン』(1979年)を振り返りましょう
『まんが猿飛佐助』(1979年)を振り返りましょう
『ベルサイユのばら』(1979年)を振り返りましょう
『宇宙空母ブルーノア』(1979年)を振り返りましょう
『さすらいの少女ネル』(1979年)を振り返りましょう
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●アニメの魅力とは?

■ 猿飛肉丸の圧倒的な存在感
本作の主人公・猿飛肉丸は、まさに作品の顔だった。天真爛漫で健康優良児、悪ふざけが大好きというキャラクターながらも、いざというときには見事な忍術を披露する。特に有名なのが、”神風の術”によって女の子のスカートをまくり上げるという悪戯。これがコメディ要素として見事に機能し、当時の子どもたちに爆笑を誘った。

■ 魔子をはじめとするヒロインたち
肉丸の恋の相手であり、学園のアイドル的存在だった霧賀魔子は、ツンデレ気質を持ち合わせたヒロイン像の元祖的存在といえる。普段は厳しく肉丸をたしなめるものの、時折見せる優しさが視聴者の心を掴んだ。そのほか、個性豊かな女子キャラたちも登場し、作品に華を添えた。

■ 忍ノ者高校という舞台装置の妙
物語の舞台である私立忍ノ者高校は、一見普通の高校ながら、実は国際的スパイを育成するための秘密教育機関。この奇抜な設定が視聴者の好奇心を刺激した。普通科目の授業の中に忍術訓練が混ざっているという世界観は、当時としても斬新で、アニメにおける学園ものの枠を超える存在感を放っていた。

■ ギャグとアクションの絶妙なコンビネーション
一話完結形式で繰り広げられるドタバタ劇は、ギャグセンスに富み、シリアスになりすぎない絶妙なさじ加減が魅力だった。また、時には本格的な忍者アクションが描かれ、緊張感と笑いのコントラストが視聴者を惹きつけた。

■ 主題歌・挿入歌の存在感
アニメのオープニング、エンディング、そして挿入歌は、作品の世界観をさらに盛り上げる役割を果たした。明るくポップな楽曲群が、作品のコメディテイストとマッチしており、特にエンディングテーマは耳に残る軽快なメロディで親しまれた。

■ 演出面の軽やかさ
スピーディーなカット割りや、コミカルなリアクション演技が目立った『さすがの猿飛』。1話20分という枠の中で、テンポよく物語が進むため、飽きさせない工夫が随所に光っていた。視聴者は肩の力を抜いて、安心して楽しめる作品だった。

■ 視聴者からの反応と当時の評判
子どもたちを中心に高い人気を獲得
放送当時、子どもたちの間では肉丸の忍術ごっこが流行するほどの人気ぶりだった。特に男子児童には、肉丸の悪戯心やおバカな行動が大受けし、”あんな風に自由に生きたい”という憧れの対象にもなった。
保護者層からも意外な支持
一方で、保護者世代からも、過剰に暴力的だったり過激だったりしない点が評価され、安心して子どもに見せられる作品として支持を得ていた。ギャグも下品になりすぎず、どこか品のある可笑しさが感じられた点が、幅広い世代に受け入れられた要因である。

■ メディア・雑誌での評価
当時のアニメ雑誌やテレビ情報誌でも、『さすがの猿飛』は注目作として取り上げられた。特に、細野不二彦の原作漫画との比較記事や、オリジナル回のユニークさを称える声が多かった。また、ライバル校”蛇ノ目高校”との対決エピソードなど、アニメオリジナルの要素も高く評価され、”漫画原作アニメの成功例”の一つとして位置づけられていた。

■ 時代を超える普遍的な楽しさ
『さすがの猿飛』が今なお懐かしのアニメ特集で語られるのは、ただの懐古趣味だけではない。この作品が持つ”屈託のない笑い”、”わかりやすい人間関係”、そして”観終わった後に心が軽くなる感覚”は、どんな時代の視聴者にも訴えかける普遍的な力を持っているからだ。

■ キャラクターたちの愛嬌
肉丸、魔子、そして忍豚(にんとん)をはじめとするキャラクターたちのユーモラスな魅力は色あせない。特に忍豚は、原作では一度きりの登場だったにもかかわらず、アニメでは準レギュラー化され、視聴者から絶大な人気を博した。こうした柔軟なキャラクター運用も、作品寿命を伸ばした要因といえる。

■ 結び――『さすがの猿飛』が残したもの
『さすがの猿飛』は、ただ笑えるだけのアニメではなかった。ドタバタ劇の裏には、友情、恋心、努力といった青春のエッセンスが織り込まれており、だからこそ心に残る作品となったのである。1980年代アニメブームの中でも、独自の光を放ったこの作品は、今後も語り継がれるべき貴重な一本だ。

『ペリーヌ物語』(1978年)を振り返りましょう
『魔女っ子チックル』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙海賊キャプテンハーロック』(1978年)を振り返りましょう
『闘将ダイモス』(1978年)を振り返りましょう
『SF西遊記スタージンガー』(1978年)を振り返りましょう
『未来少年コナン』(1978年)を振り返りましょう
『一球さん』(1978年)を振り返りましょう
『まんがはじめて物語』(1978年)を振り返りましょう
『はいからさんが通る』(1978年)を振り返りましょう
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『星の王子さま プチ・プランス』(1978年)を振り返りましょう
『宇宙魔神ダイケンゴー』(1978年)を振り返りましょう
『銀河鉄道999』(1978年)を振り返りましょう
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『ピンク・レディー物語 栄光の天使たち』(1978年)を振り返りましょう
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●当時の視聴者の反応

■ 放送開始当初に広がった驚きと好奇心
1982年秋、突如としてフジテレビのゴールデン枠に登場した『さすがの猿飛』は、視聴者たちの間に「異色作」としての強烈な印象を与えました。
忍者学校を舞台にしたコメディ色の強いアニメという設定自体が当時としては新鮮であり、従来の「忍者=ハードな戦闘もの」という固定観念を大きく覆したため、当初は戸惑う声も少なくなかったのです。
特にアニメ誌『アニメディア』の読者投稿欄では、「主人公がスカートめくりに情熱を注ぐという発想が斬新すぎる」「いったい誰に向けた作品なのか?」といった疑問交じりの感想が目立ちました。一方で、「こういうハジけた世界観、嫌いじゃない!」と支持する若者層も確実に存在し、賛否が鋭く分かれるスタートとなりました。

■ 肉丸のキャラクターに対する賛否両論
主人公・猿飛肉丸の「憎めないバカさ加減」が最大の話題となったことは間違いありません。
当時小学生~中学生だった視聴者からは「肉丸が毎回くだらないけど面白い」という感想が多く寄せられ、一部の学校では「今日の肉丸」の行動を翌日語り合うのが流行ったというエピソードも伝わっています。
しかし一方で、大人世代の感想は厳しいものでした。
とくに新聞のテレビ欄評(当時の『読売新聞』『朝日新聞』など)では「教育的配慮に欠ける」「女性蔑視を助長しかねない内容」といった否定的な論評も見られ、PTA団体からの抗議文がテレビ局に届いたという記録も残っています。

■ アニメ雑誌による特集と「忍者コメディ」の新潮流
アニメ情報誌『OUT』や『アニメージュ』では、『さすがの猿飛』が新たな「ギャグアニメの潮流」として特集されました。
『アニメージュ』1983年1月号では、「時代はシリアスよりもライトな笑いへ」と題された特集記事が組まれ、『Dr.スランプ アラレちゃん』『じゃりン子チエ』などと並べて『さすがの猿飛』も紹介されました。

特に評価されたのは、肉丸と魔子のラブコメ要素を下敷きにしながらも、どこまでも肩の力を抜いたドタバタ展開でした。
ある評論家は「本作は忍者をモチーフにしながら、恋と友情をおバカに描く『陽気な青春グラフィティ』だ」と絶賛しています。

■ 魔子人気と女性ファン層の広がり
もうひとつ見逃せないのが、霧賀魔子というヒロインキャラクターへの人気の高まりです。
彼女のクールさと、肉丸に対するツンデレ的な態度が当時の若い女性層に受け、「魔子ちゃんみたいな強い女の子になりたい」といったファンレターが製作会社へ大量に寄せられました。
アニメ雑誌の人気投票コーナーでも、魔子は連続して上位入りを果たしており、とくに『アニメック』誌では、1983年上半期の「ベストヒロインランキング」で堂々の第5位にランクインしたという記録も残っています。

■ 忍豚(にんとん)ブームとマスコット人気
また、原作ではわずか1回しか登場しなかった「忍豚」が、アニメ版でレギュラー化されたことが予想外のヒットとなりました。
忍豚のマスコット人形がバンダイから発売され、子どもたちの間で空前の「忍豚ブーム」が発生。
実際に『コロコロコミック』では「忍豚ぬいぐるみプレゼント企画」が組まれ、10万件を超える応募が殺到するほどの人気ぶりを見せました。
この現象はテレビ業界でも話題となり、『週刊TVガイド』では「忍豚が起こした小さな奇跡」という特集記事が組まれたほどです。

■ 書籍化・ファンブック展開と熱心なファンたち
1983年以降、アニメ人気を受けて公式ガイドブックやファンブックも続々登場しました。
中でも『さすがの猿飛大全』(小学館刊)は、肉丸たちの設定資料、未公開エピソード原案、声優インタビューなどを網羅し、アニメファンの間でバイブル的存在となりました。
このファンブックの発売イベントでは、声優の田中真弓さん(土井美加さんらと共に)がサイン会を開き、当日は2時間以上の長蛇の列ができたと報じられています。

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●声優について

■ 猿飛肉丸(声:三ツ矢雄二)
主人公の猿飛肉丸は、忍ノ者高校に通う高校生で、食いしん坊でお調子者ながら、忍術の腕は一流。​三ツ矢雄二さんは、肉丸の明るく元気な性格を見事に表現し、視聴者に親しまれるキャラクターに仕上げました。​特に、肉丸が繰り出す「神風の術」や、霧賀魔子への一途な想いを描いたシーンでは、三ツ矢さんのコミカルでありながらも繊細な演技が光りました。​

■ 霧賀魔子(声:島津冴子)
ヒロインの霧賀魔子は、クールで知的な美少女忍者。​島津冴子さんは、魔子の冷静さと内に秘めた情熱を巧みに演じ、キャラクターに深みを与えました。​特に、肉丸との恋愛模様では、ツンデレ的な要素を含んだ演技が視聴者の心を掴みました。​
島津さんは、当時のインタビューで「魔子のようなキャラクターは初めてで、演じるのが楽しかった」と語っており、その楽しさが演技にも表れていたことが伺えます。​

■ 石川美加(声:三田ゆう子)
石川美加は、魔子の親友でありライバルのスケバン忍者。​三田ゆう子さんは、美加の強気で男勝りな性格を力強く演じ、女性キャラクターの中でも特に印象的な存在となりました。​美加の得意技「忍法投げキッス」や「もろ肌くずし」など、ユニークな忍術を披露するシーンでは、三田さんのコミカルな演技が光りました。​
また、三田さんは本作のアニメセル画に直筆サインを入れるなど、ファンとの交流も大切にしており、その姿勢が多くの支持を集めました。​

■ 緒形剣一郎(声:若本紀昭)
緒形剣一郎は、忍ノ者高校の教師で、厳格ながらも生徒思いの人物。​若本紀昭(現・若本規夫)さんは、緒形先生の威厳とユーモアを兼ね備えたキャラクターを、独特の低音ボイスで魅力的に演じました。​特に、怒鳴るシーンやコミカルなやり取りでは、若本さんの演技力が存分に発揮されています。​
若本さんは、声優になる前に警視庁機動隊に勤務していたという異色の経歴を持ち、その経験が演技にも活かされていると語っています。

■ 猿飛八宝斎(声:八奈見乗児)
猿飛八宝斎は、主人公・肉丸の祖父であり、忍ノ者高校の創設者でもあります。​彼は、厳格ながらもユーモアを忘れない人物で、物語の中で重要な役割を果たします。​八奈見乗児さんは、その独特の声質と演技力で、八宝斎のキャラクターに深みを与えました。​
八奈見さんは、他にも『ヤッターマン』のボヤッキー役などで知られ、コミカルなキャラクターを得意とする声優です。​八宝斎のシーンでは、彼のユーモラスな演技が光り、視聴者に笑いを提供しました。​

■ 猿飛かすみ(声:増山江威子)
猿飛かすみは、肉丸の母親であり、家庭的で優しい性格の持ち主です。​彼女は、家族を支える存在として、物語の中で温かみを提供します。​増山江威子さんは、かすみの穏やかで包容力のある性格を見事に演じました。​
増山さんは、『ルパン三世』の峰不二子役などで知られ、セクシーなキャラクターから母性的な役まで幅広く演じる実力派声優です。​かすみのシーンでは、彼女の柔らかな声が、視聴者に安心感を与えました。​

■ 猿飛小源太(声:増岡弘)
猿飛小源太は、肉丸の父親であり、家族思いの優しい人物です。​彼は、家庭内でのユーモラスなやり取りや、時には厳しい一面も見せるなど、多面的なキャラクターです。​増岡弘さんは、小源太の温かみとユーモアを巧みに表現しました。​
増岡さんは、『サザエさん』のフグ田マスオ役や『それいけ!アンパンマン』のジャムおじさん役などで知られ、穏やかで親しみやすい声が特徴です。​小源太のシーンでは、彼の演技が家族の絆を感じさせました。​

■ 霧賀大蔵(声:緒方賢一)
霧賀大蔵は、霧賀魔子の父親であり、忍ノ者高校の校長を務める人物です。​彼は、厳格な教育者でありながら、娘への愛情も深いキャラクターです。​緒方賢一さんは、大蔵の威厳とユーモアをバランスよく演じました。​
緒方さんは、『名探偵コナン』の阿笠博士役などで知られ、幅広い役柄をこなすベテラン声優です。​大蔵のシーンでは、彼の演技がキャラクターの奥行きを感じさせました。

■ 霧賀亜子(声:土井美加)
霧賀亜子は、霧賀魔子の母親であり、忍ノ者高校の理事長を務める人物です。​彼女は、気性が激しく、関西弁で捲くし立てるように喋る性格で、物語に独特の緊張感とユーモアをもたらします。​亜子は、娘の魔子と肉丸の交際に反対し、二人を引き離そうと様々な手段を講じます土井美加さんは、亜子の強烈な個性を見事に演じ、キャラクターに深みを与えました。​彼女の演技は、亜子の厳しさの中にも母親としての優しさや愛情を感じさせ、視聴者の心に残るものとなりました。

■ 忍豚(声:田中真弓)
忍豚は、肉丸のペットであり、忍術を使うことができる不思議な豚です。​彼は、肉丸の良き相棒として、数々の騒動に巻き込まれながらも、物語にユーモアと癒しを提供します。​田中真弓さんは、忍豚のコミカルで愛らしいキャラクターを巧みに演じ、視聴者に笑いを届けました。​田中真弓さんは、忍豚のコミカルで愛らしいキャラクターを巧みに演じ、視聴者に笑いを届けました。​彼女の演技は、忍豚の魅力を最大限に引き出し、作品に欠かせない存在として印象づけました。

■ 風間小太郎(声:田中秀幸)
風間小太郎は、忍ノ者高校の生徒であり、肉丸のライバル的存在です。​彼は、冷静沈着で頭脳明晰なキャラクターとして描かれ、物語に緊張感を与える役割を担います。​田中秀幸さんは、小太郎のクールで知的な性格を見事に演じ、視聴者に強い印象を残しました。​

■ 服部優一郎(声:松野達也)
服部優一郎は、忍ノ者高校の新入生であり、肉丸に憧れて弟子入りを志願する少年です。​彼は、純粋で一生懸命な性格で、物語に新たな風を吹き込む存在です。​松野達也さんは、当時14歳の実年齢で優一郎を演じ、その初々しい演技が視聴者の心を掴みました。​

■ 出門虎造(声:寺田誠)
出門虎造は、私立忍ノ者高校の教頭であり、厳格な性格と独特の存在感で生徒たちを指導するキャラクターです。​彼の厳しさの中にも時折見せるユーモアや人情味が、視聴者の心をつかみました。​寺田誠(現・麦人)氏は、本作では「寺田誠」名義で出演しており、彼の低く渋い声が虎造のキャラクターに深みを与えています。​

■ 出門葉子(声:井上瑤)
出門葉子は、出門虎造の娘であり、明るく活発な性格で物語に華を添える存在です。​彼女の行動力と純粋さが、しばしば物語のキーとなる場面を生み出します。​井上瑤さんは、葉子の元気さと可愛らしさを見事に表現し、視聴者に強い印象を残しました。

■ 00893(声:千葉繁)
00893は、アニメオリジナルキャラクターで、ライバル校「スパイナー高校」の生徒として登場します。​彼の登場により、物語は新たな展開を見せ、忍ノ者高校との対立や協力といったドラマが生まれました。​千葉繁さんは、00893のエネルギッシュでコミカルな性格を、独特のテンションと声色で表現し、キャラクターに命を吹き込みました。​

■ 004989(声:間嶋里美)
004989も、00893と同じくスパイナー高校の生徒で、アニメオリジナルキャラクターです。​彼女の登場により、物語に新たな視点やエピソードが加わり、作品の世界観が広がりました。​間嶋里美さんは、004989のクールで知的な一面と、時折見せるユーモラスな側面を巧みに演じ分け、キャラクターに深みを持たせました。

『ハックルベリィの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『母をたずねて三千里』(1976年)を振り返りましょう
『大空魔竜ガイキング』(1976年)を振り返りましょう
『妖怪伝 猫目小僧』(1976年)を振り返りましょう
『マシンハヤブサ』(1976年)を振り返りましょう
『ゴワッパー5 ゴーダム』(1976年)を振り返りましょう
『UFO戦士ダイアポロン』(1976年)を振り返りましょう
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)を振り返りましょう
『ピコリーノの冒険』(1976年)を振り返りましょう
『グロイザーX』(1976年)を振り返りましょう
『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』(1976年)を振り返りましょう
『まんがふるさと昔話』(1976年)を振り返りましょう
『マグネロボ ガ・キーン』(1976年)を振り返りましょう
『キャンディ・キャンディ』(1976年)を振り返りましょう
『恐竜探険隊ボーンフリー』(1976年)を振り返りましょう
『ほかほか家族』(1976年)を振り返りましょう
『まんが 花の係長』(1976年)を振り返りましょう
『ポールのミラクル大作戦』(1976年)を振り返りましょう
『リトル・ルルとちっちゃい仲間』(1976年)を振り返りましょう
『ドカベン』(1976年)を振り返りましょう
『まんが世界昔ばなし』(1976年)を振り返りましょう
『ろぼっ子ビートン』(1976年)を振り返りましょう
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●イベントやメディア展開など

■ アニメ雑誌とのタイアップ展開──連続インタビューと特集記事
『さすがの猿飛』はアニメ放送と同時期に、『アニメディア』『アニメージュ』『OUT』など主要アニメ誌とも積極的にタイアップを展開しました。
とくに『アニメディア』誌では連載インタビュー企画が組まれ、田中真弓さん、島津冴子さん、三ツ矢雄二さんらメインキャストが持ち回りで毎月登場。作品にまつわる裏話や、自身の演技へのアプローチについて語りました。
また『アニメージュ』1982年12月号では、「肉丸と魔子の恋はどこへ向かう?」という煽り文句と共に、大々的な巻頭特集が組まれ、作画スタッフ座談会や未公開設定画も初公開されました。
これらの企画により、作品世界へのファンの理解と関心がより深まっていきます。

■ 特別番組「さすがの猿飛 春の忍者まつり」放送
1983年3月には、通常放送とは別枠で、特別編成番組『さすがの猿飛 春の忍者まつり』が放送されました。
この番組は通常エピソードの総集編に加え、キャストによる座談会形式のトークコーナーや、未公開カット紹介コーナーなど盛りだくさんの内容で構成されました。
司会進行は田中真弓さんと島津冴子さんが務め、当時まだ珍しかった「声優が顔出し出演する特別番組」として注目を集めました。
視聴率も通常回を大きく上回る結果となり、フジテレビ内部でも「やはりキャラクター人気が高い」と再認識され、後のイベント展開にも弾みをつけることになります。

■ ファンミーティング&ライブトークイベント開催
1983年夏には、東京・中野サンプラザにて「さすがの猿飛 ファンミーティング&ライブトークショー」が開催されました。
このイベントには、田中真弓さん、三ツ矢雄二さん、土井美加さんら主要キャストが出演。アフレコ現場での裏話、即興コント、そして肉丸と魔子の”生・掛け合い”劇が繰り広げられ、会場は爆笑の渦に包まれました。
また、来場者限定で「忍ノ者高校特製生徒手帳」(簡易設定資料冊子)がプレゼントされ、大きな話題を呼びました。
イベント終了後には、『月刊OUT』が密着レポート記事を掲載し、特に「生トーク中、田中真弓が三ツ矢雄二に蹴りを入れる即興ギャグ」がファンの間で語り草になりました。

■ オリジナルグッズ展開──玩具メーカーとの連携
放送と連動して、玩具メーカー・バンダイからは多彩な『さすがの猿飛』関連商品が発売されました。
とりわけ人気だったのは、「忍豚ぬいぐるみ」シリーズと「肉丸変装セット(ゴーグル付き)」です。
忍豚ぬいぐるみは特に爆発的に売れ、一時期在庫切れが続き、追加生産が決定するほどの人気となりました。
また、子ども向けファッション誌『マイバースデイ』では、肉丸や魔子をイメージしたコスプレ企画も組まれ、女の子たちの間で「魔子ちゃんコス」が密かなブームになったというエピソードもあります。

■ ラジオ番組との連携プロジェクト
『さすがの猿飛』はテレビだけにとどまらず、ラジオ番組とも連携を図りました。
ニッポン放送では、『オールナイトニッポン』内で田中真弓さんがゲストパーソナリティを務める特別回が放送され、肉丸になりきったトークを披露しリスナーを爆笑させました。
この回は特に反響が大きく、ハガキ投稿数が通常の3倍に達したとニッポン放送スタッフが後年語っています。
さらに、文化放送のアニメ情報番組『アニメトピア』内でも連続5回にわたり特集コーナーが組まれ、アニメ主題歌「恋の呪文はスキトキメキトキス」のオンエアリクエストが殺到。
ラジオ業界でも確かな存在感を示しました。

■ 書籍展開と限定出版物
1983年には、講談社より『さすがの猿飛 アニメストーリーブック』が刊行されました。
本書は、肉丸・魔子を中心に、テレビ放送分をストーリー仕立てで再構成したビジュアルガイドとなっており、購入者特典として「特製ポストカードセット」も付属。
また、アニメージュ編集部監修による限定書籍『さすがの猿飛 キャラクター大全』も制作され、初版限定5000部というレアアイテムながら即完売。
これらの出版物は、現在でもオークションサイトなどで高値で取引される人気アイテムとなっています。

『フランダースの犬』(1975年)を振り返りましょう
『まんが日本昔ばなし』(1975年)を振り返りましょう
『みつばちマーヤの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『勇者ライディーン』(1975年)を振り返りましょう
『ラ・セーヌの星』(1975年)を振り返りましょう
『ドン・チャック物語』(1975年)を振り返りましょう
『ガンバの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『少年徳川家康』(1975年)を振り返りましょう
『ゲッターロボG』(1975年)を振り返りましょう
『宇宙の騎士テッカマン』(1975年)を振り返りましょう
『イルカと少年』(1975年)を振り返りましょう
『アラビアンナイト シンドバットの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『わんぱく大昔クムクム』(1975年)を振り返りましょう
『タイムボカン』(1975年)を振り返りましょう
『鋼鉄ジーグ』(1975年)を振り返りましょう
『UFOロボ グレンダイザー』(1975年)を振り返りましょう
『アンデス少年ペペロの冒険』(1975年)を振り返りましょう
『元祖天才バカボン』(1975年)を振り返りましょう
『草原の少女ローラ』(1975年)を振り返りましょう
『一休さん』(1975年)を振り返りましょう
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●関連商品のまとめ

■ 忍者アニメならではの玩具展開──手裏剣・忍具グッズのラインアップ
『さすがの猿飛』放送当時、最も勢いがあったのはやはり玩具系商品でした。
特に目立ったのが、忍者グッズを模したアイテム群です。
バンダイやタカトクトイスをはじめとするメーカーが、「肉丸セット」「忍ノ者必須アイテム」などの名目で、以下のような商品を展開しました。
★肉丸手裏剣セット(安全素材のプラスチック手裏剣+腰巻きホルダー)
★忍ノ者特製スモーク爆弾(パフッと白煙を出す安全花火仕様)
★肉丸の変装キット(サングラス・マント・頭巾のセット)
★忍ノ者忍法帳(ステッカーと小道具図鑑が一体になった子供向け本)
これらのグッズは、特に小学生男子の間で爆発的な人気を博し、当時のクリスマス商戦では「忍ノ者手裏剣セット」が多くの売り場で品薄となったという記録も残っています。

■ キャラクター人気を活かしたぬいぐるみ・マスコット商品
肉丸、魔子、そしてとりわけ忍豚のキャラクター人気に支えられて、ぬいぐるみ商品も豊富に展開されました。
バンダイの公式ぬいぐるみシリーズには以下のラインアップがありました。
★忍豚ふわふわぬいぐるみ(小サイズ、中サイズ、大サイズの3展開)
★肉丸ぬいぐるみ(バンダナ付き仕様)
★魔子ぬいぐるみ(制服・忍者衣装の2パターン)
特に忍豚は、どこか間抜けな愛嬌ある表情が人気となり、女児層にも多く支持されました。
当時の雑誌『マイバースデイ』には、「忍豚ぬいぐるみと一緒にお出かけしよう!」という投稿コーナーまで登場し、子供たちが忍豚との日常写真を送り合うブームも巻き起こっています。

■ 文房具・日用品アイテムで日常をジャック
さらに、日常使いできる文房具や日用品への展開も活発でした。
小学館プロダクションを中心に、多種多様なアイテムがリリースされています。
★肉丸鉛筆・消しゴム・ノートセット
★忍豚クリアファイル(授業用プリント収納に大活躍)
★魔子特製シールブック(200種以上のシールを収録)
★忍ノ者高校通学バッグ風ショルダーバッグ
★さすがの猿飛 カレンダー(アニメの名シーンを各月ごとに収録)
これらの商品は、子供たちが学校生活に忍者要素を取り込む手段として非常に人気で、特に「肉丸消しゴム」は全国の文房具屋で早期完売するなど、販売店を驚かせました。

■ カセットブック・ドラマレコードという音声メディア展開
『さすがの猿飛』は、当時隆盛していたカセットブックやドラマレコードというメディア商品にも積極展開しました。
ポニーキャニオンやキングレコードから発売された主な音声商品は次の通りです。
★『さすがの猿飛 忍ノ者高校放送部』ドラマカセット
★『肉丸&魔子 ラブラブ忍法帖』ドラマアルバム
★『恋の呪文はスキトキメキトキス』シングルレコード
★『さすがの猿飛 音楽編』BGM集
これらの音声商品では、アニメ本編では描かれなかった肉丸と魔子のプライベートトークや、忍豚の一人語りコーナーなど、ファンにはたまらないオリジナルエピソードが満載でした。
とくに『忍ノ者高校放送部』は異例の再プレス版が出たほどのヒットとなっています。

■ ファンクラブグッズと会員限定アイテム
公式ファンクラブ「忍ノ者同盟」に入会すると、限定グッズが配布される特典も用意されていました。
そのラインアップには、以下のようなものが含まれていました。
★忍ノ者認定証(プラスチックカード仕様)
★肉丸特製バッジ
★忍ノ者新聞(会報誌)
★魔子ポスター(B2判サイズ)
★会員限定オリジナルカセットテープ(録り下ろしボイスメッセージ収録)
このファンクラブは当時としては非常に充実した内容で、会員数は1万人を突破。
特に中高生女子の入会率が高く、当時のアニメファンクラブとしては異例のバランス型人気を誇っていました。

■ 食玩・カプセルトイの展開
さらに、子供向け菓子市場やカプセルトイ市場でも、『さすがの猿飛』は存在感を発揮しました。
森永製菓とコラボした食玩「忍ノ者おみくじチョコ」や、バンダイのカプセルトイ「さすがの猿飛フィギュアシリーズ」などが発売されました。
★忍豚フィギュア(カプセルガチャ版)
★肉丸スカートめくりポーズフィギュア(カプセルガチャ版)
★忍ノ者必勝おみくじ入りチョコ(1個ずつ小吉〜大吉が出る仕様)
これらは低価格帯かつコレクション性が高く、子供たちが小遣いで買いやすかったこともあり、大ヒットを記録しました。

■ コンサート・イベント連動商品
1983年に開催された『さすがの猿飛 ファンミーティング』では、イベント限定グッズも販売されました。
★忍ノ者高校生徒手帳風ノート
★肉丸&魔子直筆風メッセージカード
★限定版ミニドラマカセット(ファンミ限定)
これらの限定グッズは、後にオークション市場でも高値で取引されるレアアイテムとなり、今日に至るまでコレクターたちの間で語り継がれています。

[anime-14]

●現在購入可能な人気売れ筋商品です♪

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コミック文庫(青年) 細野 不二彦 小学館サスガノサルトビ ホソノ フジヒコ 発行年月:2013年08月10日 ページ数:320p サイズ:文庫 ISBN:9784091930798 本 漫画(コミック) 文庫 その他 文庫 漫画(コミック)

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