
【3.スーパーカセットビジョン】 エポック社の野球盤3Dエースオーロラビジョン&カセットビジョンとバーコードバトラー
【メーカー】:エポック社
【発売日】:1984年7月
【メディア】:ROMカセット
【ゲームジャンル】:シューティングゲーム
●概要
1984年7月にエポック社がスーパーカセットビジョン向けにリリースしたシューティングゲームです。本作は、宇宙暦2552年を舞台に、敵対勢力「帝国クロイツ」との戦闘を描いたシリーズ三部作の第1作目に位置づけられています。
ゲームの基本設定
プレイヤーは、地球連邦軍の最新鋭戦闘機「セプター」を操縦し、地球侵略を目論む帝国クロイツのロボット兵士「デスター」と戦います。ゲームは2つのシーンで構成されており、地上戦と宇宙戦が展開されます。
シリーズの特徴
『アストロウォーズ』シリーズは、背景に流れるような星空が特徴的で、宇宙空間の広がりを演出しています。本作は、その緻密なゲームデザインと戦略性で、多くのプレイヤーから高い評価を受けました。
まとめ
『アストロウォーズ』は、1980年代の家庭用ゲーム機市場において、エポック社のスーパーカセットビジョンを代表するタイトルの一つです。その革新的なゲームデザインと深い戦略性は、現在でも多くのゲームファンから支持されています。
●ゲームの魅力とは?
1. ゲームデザインと操作性の革新
『アストロウォーズ』は、プレイヤーが地球連邦軍の最新鋭戦闘機「セプター」を操作し、敵対勢力「帝国クロイツ」のロボット兵士「デスター」と戦う内容となっています。ゲームは地上戦と宇宙戦の2つのシーンで構成されており、それぞれ異なる戦略と操作が求められます。このような多層的なゲームデザインは、プレイヤーに新鮮な体験を提供し、飽きさせない工夫がされています。また、スーパーカセットビジョンのコントローラーは、片手で握りながら人差し指と親指でボタンを操作する独特のデザインであり、これがゲームの操作性と一体感を高めています。
2. 戦略性と緊張感のあるゲームプレイ
地上戦では、8つのシェルターからセプターを出撃させ、隊列を組んで進行してくるデスターI型を迎撃します。シェルターが占領されると出撃が不可能になるため、どのシェルターを守るか、どのタイミングで出撃するかといった戦略性が求められます。また、宇宙戦では、敵母艦「デストロイド」を追撃し、デスターII型の体当たり攻撃を回避しつつ、母艦の発射口を攻撃する必要があります。これらの要素が、プレイヤーに緊張感と達成感を与えています。
3. ビジュアルとサウンドの魅力
『アストロウォーズ』は、背景に流れるような星空を描写することで、宇宙空間の広がりと美しさを表現しています。このビジュアルデザインは、プレイヤーに没入感を与え、ゲームの世界観を深めています。また、当時の技術を駆使したサウンドエフェクトやBGMも、ゲームの雰囲気作りに一役買っています。
4. シリーズ展開と物語性
『アストロウォーズ』は、「帝国クロイツ」との戦争をテーマにした三部作の第1作目として位置づけられています。宇宙暦2552年という設定や、敵勢力との戦いを描く物語性が、プレイヤーの興味を引き、次回作への期待感を高めました。
●感想や評判
1. 初めての宇宙戦闘体験
あるプレイヤーは、初めて『アストロウォーズ』をプレイした際、宇宙空間での戦闘シーンに強い印象を受けたと語っています。背景に流れる星空や、敵母艦「デストロイド」との戦闘は、当時の他のゲームにはない新鮮さを感じさせたとのことです。
2. 戦略性の高さに驚嘆
別のプレイヤーは、地上戦でのシェルター防衛や、どのタイミングでセプターを出撃させるかといった戦略性の高さに感心したと述べています。敵の攻撃パターンを読み、最適な行動を選択する必要がある点が、ゲームの深みを増していたと感じたそうです。
3. 操作性への挑戦
スーパーカセットビジョンの独特なコントローラーに最初は戸惑ったものの、慣れると直感的に操作できるようになり、ゲームへの没入感が高まったと語るプレイヤーもいました。特に、片手での操作が新鮮で、他のゲーム機とは一線を画していたと感じたとのことです。
4. ビジュアルとサウンドの魅力
当時の技術を駆使したビジュアルやサウンドが、ゲームの雰囲気作りに大きく寄与していたと感じたプレイヤーも多かったようです。特に、宇宙空間の描写や効果音が、プレイヤーの没入感を高めていたとのことです。
5. シリーズ展開への期待
『アストロウォーズ』がシリーズ三部作の第1作目であることを知り、今後の展開に期待を寄せたプレイヤーもいました。物語性や世界観がしっかりしていることで、続編への興味が湧いたとのことです。
6. 難易度への挑戦心
ゲームの難易度が高く、何度も挑戦することでクリアしたときの達成感が大きかったと語るプレイヤーもいました。敵の攻撃パターンを覚え、自分なりの攻略法を見つける楽しさがあったとのことです。
●中古市場での現状
中古市場での取引状況
『アストロウォーズ』は、発売から数十年が経過していることもあり、中古市場での流通量は限定的です。主な取引の場としては、Yahoo!オークションやAmazonなどのオンラインプラットフォームが挙げられます。これらのサイトでは、個人間の取引が中心となっており、商品の状態や付属品の有無によって価格が大きく変動します。
オークションサイトでの価格動向
Yahoo!オークションにおける『アストロウォーズ』の過去180日間の落札相場を確認すると、以下のような取引が見られます。
落札価格の範囲: 最低価格は685円、最高価格は12,000円
平均落札価格: 約3,541円
具体的な取引事例
以下に、具体的な取引事例をいくつか紹介します。
スーパーカセットビジョン本体とソフトのセット
商品内容: スーパーカセットビジョン本体とソフト4本(パンチボーイ、アストロウォーズⅡ、スーパー麻雀、ウィリーレーサー)のセット
落札価格: 8,585円
入札件数: 10件
終了日時: 2025年2月20日
アストロウォーズ ソフト単品
商品内容: スーパーカセットビジョン用ソフト『アストロウォーズ』
落札価格: 1,500円
入札件数: 42件
終了日時: 2025年2月16日